鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
絶体絶命の危機的状況に駆け付けたUは、ミリィの真実が露呈した事を改めて認識する。そしてメルヘン総帥の隙を突き、なんとか撤退に成功するのであった………


第142話 立ち上がれない絶望

その後、ゲートの出口は『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへと繋がり、ミリィは落下する形で地面に倒れた。

 

「うわあっ!? また同じ事態が起きてる………!?」

 

その場にいたブラック達はU達が以前と同じ方法で帰還してきた事に驚いていたが………

 

「………非常事態でな、今回ばかりは勘弁してくれ」

 

Uは非常事態によるものと考え、止むを得なかったと口にするのであった………

 

 

 

その後、Uは他のメンバーに事情を説明する。

 

「………つまり? ミリィちゃんがメイデンという事実がそのメルヘン総帥とかいう男から暴露されて………ミリィちゃんがあんな事になっていると………?」

 

そしてそれを聞いたブルーは、状況を確認するようにそう問いかける。

 

「そういう事になる」

 

Uは頷くようにそう口にした。そしてミリィ本人は近くに置かれたソファーに座りながら、魂が抜かれたかのように絶望していた。

 

「ミリィちゃん………」

 

ミリィの事がこの中で特に心配なリヴィスは、どのように声をかけていいか分からずじまいだった。それはメイデンも同じだったが、Uはリヴィスの肩に手を置くと………

 

「………今はそっとしておいてやってくれ。いきなり自分すら知らなかった秘密が露呈したんだ………ショックを受けるのも無理はない………」

 

そう言って、今はミリィをそっとしておくべきであると口にした。リヴィスはUの言葉を聞いて一瞬その提案に疑問を感じたが、Uの何処か含みがある言い方に違和感を感じたリヴィスはら、その場は彼の言葉を受け入れてこの場は何も言わない事にした。

 

「取り敢えずリヴィスとメイデンの2人は休め。さっきの戦いの疲れやダメージが残ってるはずだしな」

 

Uは2人に休息を促す。

 

「今この状況で私達が休む訳には………」

 

メイデンはこの状況での休息の必要性に異を唱えるが………

 

「こういう状況だから休まないとダメだ。何、心配するなよ。ここにいる連中は強いさ」

 

Uは今だからこそ休む必要があると主張。同時に『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のメンバー達は強いと口にして彼女達を励まそうとしていた。

 

「………分かったわ」

 

リヴィス達は一旦これに応じ、休息を取る事となった。しかしUも内心では今の状況はかなり危機的状況である事を理解しており………

 

「(………この状況の打破にはどう考えてもミリィが立ち直る以外に道は無い………かな)」

 

これを乗り越えるにはミリィの復活が必要不可欠であると考える様子を見せたのであった………

 

 

 

メルヘン総帥との対決と自身の正体を知った事で絶望し、戦意喪失に陥るミリィ。果たして、彼女が立ち直る事は不可能なのであろうか………?

To Be Continued………




次回予告
それから3日。相変わらず絶望したままのミリィに対し、リヴィス達は懸命に元気づける動きを見せる。しかし、ミリィはそう簡単に立ち直りそうな様子では無かったのだった………
次回「届かない奮闘」
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