アジトへ帰還したミリィ達。しかし、ミリィの心は完全に折れてしまい戦意喪失に追い込まれていた。Uはあくまで彼女に寄り添ってそっとしておく事を考えたのだった………
それから3日程時間が経ち、リヴィスとメイデンのダメージはかなり回復し、2人は現在残っているポイズとアイアンの捜索へと戻る事となった。だが、ミリィは未だ精神的に疲弊したままであり、ソファーの上で絶望を続けるばかりであった。
「………まだミリィは立ち直れていないようね」
メイデンはミリィが絶望したままである事を語る。しかし、リヴィスはめげず………
「ミリィちゃん………もうそろそろ何か食べた方がいいわ………ね?」
ミリィを元気づけようと声をかける。しかし、ミリィは茫然自失の状態から変わらなかった。
「………また懲りずに声をかけてるのか………」
するとUがやってきて、リヴィスの行動に苦言を呈する。
「だって………!! ………このままじゃミリィちゃんが可哀想でしょう………!?」
リヴィスは今のミリィを可哀想と考えていた。だがそれを聞いたUは………
「………自分の心が折れるっていうのは並大抵の事じゃない………そしてミリィちゃんが感じている絶望はそれを遥かに凌駕するものだ………僕達の声があっさり届くほどヤワなものじゃない」
今のミリィの内心を理解するようにリヴィスの言葉に対して厳しい言葉をかける。
「………今の貴方にミリィちゃんの何が分かるの………!?」
それを聞いたリヴィスは思わず心の内に秘めていた想いをぶちまけた。
「分かるさ………過去に同じ目にあった事があるから分かる………! こういう時に立ち直るのは………簡単な事じゃない………!!」
それに対してUは先程までの冷静な様子から一転して感情的になるようにそう言い返した。
「っ………! わ、悪かったわ………」
それを聞いたリヴィスは自身の非を認めて謝罪する。
「いや………悪かった。こっちも大人気なかった」
Uも自身の行動が大人気無い事を謝罪した。
「………取り敢えず彼女の事は僕に任せて欲しい。2人は残っている後2体のメイデンの事を頼むぞ」
Uはそう言うと、残るメイデンの事を任せる言葉をかける。それを聞いたリヴィスはどう反応していいか分からない様子を見せていたが………
「分かったわ………U、ミリィの事は任せる」
メイデンは冷静にミリィの事をUに任せる事に決め、リヴィスの服の首元を引っ張る形で外へ向かった。
「うぐっ!? ちょっ!? 首を引っ張らないでよ!!」
リヴィスは苦しそうな様子で文句を零しながら外へ連れていかれた。2人が外へ出たのを見届けたUは………
「………リヴィスが心配する気持ちはよく分かる………僕も動かないとな………」
そう言って、自身の行動の必要性を感じる様子を見せたのだった………
ミリィは未だ絶望し続けており、リヴィス達の元気付けも効果が無かった。そんな中でメイデン捜索に戻ったリヴィス達。果たしてミリィが立ち直る事は出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ミリィの事が気かがりなリヴィスに対し、メイデンも同じような感情を抱いていた。そんな中で彼女達の前にアイアンが姿を見せ、リヴィス達は戦闘へと突入するのであった………
次回「拭えない不安」