3日経っても絶望が拭えないミリィ。リヴィス達の言葉も届かない事態である中、リヴィス達はメイデン捜索に戻る事となったのであった………
それから少し経ち、メイデンの捜索に動いていたリヴィス達。だがリヴィスの様子は落ち着かず、メイデンもその様子を目にしており………
「………落ち着きなさいよリヴィス。貴女がその調子じゃ調子が狂うわ」
思わずリヴィスに向けてそう語った。
「メイデン………私不安なのよ。ミリィちゃんがあそこまで絶望する様子なんて初めて見たし………」
リヴィスはミリィの絶望に心が締め付けられる気分を感じていた。
「それは………そうね………ミリィは明るい子だと感じていたけど………あそこまで絶望するとは思ってもいなかったわ………」
メイデンも今回の事態にはかなり驚いているようであり、リヴィスと同じくミリィを心配する様子を隠せていなかった。
「やっぱりメイデンもミリィちゃんを心配していたのね………」
リヴィスはメイデンも自身と同じでミリィを不安視していた事を語る。
「………昔の私なら思わなかったでしょうね。けれど、今は不思議………ミリィの事が心配で仕方ないと思ってる」
メイデンは今自身が明確にミリィを心配している事を自覚しながらそう語った。過去の自身なら感じなかったであろう事も付け加えて。
「そう………」
メイデンの言葉に対して無言ながらも同調するように頷くリヴィス。そんな中、近くの草木が揺れる音が聞こえた。ミリィ達が音のした方は視線を向けると、そこにはメルヘンドライバーを腰に装着したアイアンが立っていた。
「おっと………やっとここでお前達と会えたな………なんか1人足りねぇ気がするけど………ゴシックがいるなら別に問題は無いか」
アイアンはリヴィス達との再戦を望んでいたかのような様子でそう呟いた。アイアンはミリィがいない事を疑問に感じたものの、メイデンを倒せばメイデンゲームの勝者に王手がかかる事からさほど気にせず、ゼンマイを取り出し、ベルト左部にセットする。
「………変身」
アイアンはそう言いながらゼンマイを回す。
『トゥルーオアライレジェンド! オノオノヒストリー!!』
直後に金の斧銀の斧に登場する斧の意匠を想起させる鎧を生成され、アイアンの身体に装備された。
「………心配している暇は無さそうね………リヴィス、行くわよ」
今は戦うしかないと考えたメイデンは、メルヘンドライバーを取り出して腰に装着。同時にリヴィスと共に戦う為に声をかける。
「仕方ないわね………」
それを聞いたリヴィスはシャドーガンスターと鍵を取り出すと、鍵をセットしこれを回す。メイデンもベルト左部にゼンマイをセットすると………
「「変身!」」
リヴィスはシャドーガンスターのトリガーを、メイデンはゼンマイを回した。
『ガンスターオン! コマンディック!!』
『マジックタイムレジェンド! シンデレラヒストリー!!』
これにより、2人はそれぞれ変身を完了させたのであった………
ミリィの事が気がかりなリヴィス達の前に再び現れるアイアン。ミリィへの不安が拭えない中で、果たしてアイアンを倒す事は出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
一方その頃、未だ絶望の雲が消えないミリィは抜け殻のような状況だった。そんな彼女に対し、Uは自らがかつて経験した過去の話を語り始めるのであった………
次回「乗り越えるべき絶望」