鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uに牙を向けるリヴィスだったが、実力差から返り討ちに遭ってしまう。そして、Uからシャドーガンスターを奪取した記憶を消されてしまったが、Uはリヴィスに僅かな期待を感じたのか、シャドーガンスターはそのまま彼女に譲ってしまう選択をしたのだった………


第14話 モンスターウォーリアーの共闘

それから数日、初めて変身した事についての記憶が一部抜け落ちたままのリヴィスは、当初の目的であった恩人の捜索に戻っていた。

 

「はあっ、結局あの日から何も手がかりがないか………」

 

リヴィスは溜息をつきながら周囲を歩いていた。すると、その直後、近くからなにか鈍い音が聞こえた。

 

「っ………!?」

 

リヴィスは反射的に、シャドーガンスターを取り出して構えた。リヴィスがゆっくりと音の聞こえた方に向かうと、そこには変身後のミリィと、新たな怪人が戦っている姿が映った。

 

「あれは怪人と………私を助けてくれた………!?」

 

リヴィスは、自身を助けてくれた恩人の姿に驚く様子を見せた。

 

「………とにかく加勢しなきゃ………!」

 

リヴィスは服の中からガトリングのアクリルが付いた鍵を取り出すと、シャドーガンスターの鍵穴にセットし、すぐさま鍵を捻った。

 

『ガンマス!』

 

それにより待機音が起動。リヴィスは左腕を前に伸ばし、左手首の上にシャドーガンスターを持った右手首を乗せると………

 

「変身!」

 

そのままシャドーガンスターのトリガーを引いた。これによりシャドーガンスターの銃口部分からエネルギーが発射すると共に軌道がUターンし、リヴィスへ直撃。これによりリヴィスの身体に黒い鎧が形成され、リヴィスの全身を覆った。

 

『ガンスターオン! ガンマス!!』

 

リヴィスはモンスターウォーリアーの姿へと変身すると、ミリィと怪人の前へ走り出して乱入。リヴィスはシャドーガンスターの銃口を怪人の方に向け、狙撃を行ってダメージを与える。

 

「えっ………誰………!?」

 

しかし、リヴィスの登場に驚きを隠せない様子を見せるミリィ。リヴィスは目の前の戦士がミリィだと気付かないまま彼女に視線を向け………

 

「貴方の新しい仲間よ………!」

 

自身がミリィの味方である事を語った。

 

「新しい仲間………うーん、私に仲間はいないはずなんだけど………」

 

しかし、ミリィは仲間がいた試しが無いのか、思わずそう呟いた。だが、その直後に怪人が2人に向かって走り出してきたのを目にすると………

 

「とにかく、目の前のマテリアルビーストをなんとかしないと………!!」

 

気持ちを再び戦闘へ切り替え、刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵を取り出したミリィは、これをベルトへセットする。

 

『エレトリック!』

 

これによってベルトから音声が鳴り、ミリィはすかさず鍵を回す。

 

『アーマーオン!! ………サンダーソードウォーリアー! エレトリック!!』

 

するとミリィの身体を電流が走り、光の鎧が黄色の雷をイメージした鎧に変形すると共に、ミリィの手にエレトリックブレードが出現する。

 

「行くよ! はあっ!!」

 

ミリィはエレトリックブレードによる斬撃で怪人に攻撃。怪人がそのダメージに声を漏らす最中、リヴィスがすかさずシャドーガンスターで怪人を狙撃し、更にダメージを与えた。

 

「(あの人が何者かは分からないけと………敵でないのは間違いなさそうだから………今は信頼してもいいかも………)」

 

ミリィはリヴィスのことを信用していいかは疑問に感じていたものの、彼女の助けを借りる事に決め、素早い動きで怪人に接近し、追加の攻撃を叩き込んで吹き飛ばす。

 

「これで決める!」

 

ミリィはすぐさま、マントのアクリルが付いた鍵をエレトリックブレードにセットする。

 

『エネルギーチャージ!!』

 

これにより、エレトリックブレードの刀身に光のエネルギーが集束する。

 

「必殺技ね………!」

 

ミリィの動きを見たリヴィスは、それが必殺技の動作であると勘づいたようであり、シャドーガンスターに刺さった鍵を一度立てる。

 

『フィニッシュコマンド!』

 

すぐさまリヴィスは鍵を捻り直す。これにより銃口にエネルギーが集束し、リヴィスは怪人へ狙いを定めると、そのままトリガーを引いた。

 

『ガンマスバースト!!』

 

シャドーガンスターから無数の弾丸が放たれ、怪人を蜂の巣にする。その直後にミリィがエレトリックブレードのトリガーを引き………

 

『ヒーロイックエレクト!!』

 

白いエネルギーを纏った斬撃を怪人に直撃させる。これにより、怪人に取り憑かれていた女性が怪人の身体から排出。マテリアルの身体のみとなった怪人は爆発を起こし、地面へ落下するマテリアルはミリィが手に取り、その直後にマテリアルは竜巻のようなアクリルが付いた鍵へと変化した。ミリィがマテリアルを鍵に変化させた光景にはリヴィスも驚いており………

 

「(怪人の石が鍵になった………?)」

 

思わず首を傾げる様子を見せていた。

 

「………あの」

 

リヴィスはこれが気になったのか、ミリィにその事を問いかけようとする。しかしその直後、近くから地響きが起きた。

 

「………え?」

 

これにはミリィ達も思わず驚きの声を漏らした。するとその直後、少し遠くから巨大な怪人がミリィ達の元へ近づいてきた。

 

「えっ………ええっ!?」

 

リヴィスは巨大な怪人の姿に驚きの声を漏らした。ミリィも声を漏らしはしなかったものの、巨大な怪人の姿に驚きを隠せない様子を見せたのだった………

 

 

 

ミリィの仲間を自称するリヴィス。その事に首を傾げながらも連携して怪人の撃破に成功したが、直後に現れた巨大怪人の登場に動揺が隠せなかった。果たして、ミリィ達に倒す術はあるのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
巨大な怪人に近づく事もままならないミリィ達。しかし、リヴィスが持っていたマテリアルの存在が、ミリィ達に起死回生の一手を与える事となったのだった………
次回「体格差を崩すマグナム」
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