鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
シャイニングヒーロイックフォームに覚醒したミリィは、鍵の力を2つ同時に合わせて引き出せる能力を駆使する事によって、アイアンを追い詰めるのであった………


第150話 全てを終わらせる為の覚悟

ミリィの力に動揺を隠しきれないアイアン。しかし、近くの地面に刺さっていた銀の斧を地面から抜くと………

 

「まだだ………私はお前に負ける訳にはいかない………私はメイデンゲームを勝たなきゃならねぇんだよ………!!」

 

そう言って、銀の斧を手にすると共に、ベルト左部のゼンマイを回し………

 

『オノオノメルヘンエンド!!』

 

必殺技によってエネルギーを増強させた一撃を狙う。

 

「私だって負けない………! こんな戦いを絶対に終わらせる為にも………ここで負ける訳にはいかないのはこっちも同じだよ!!」

 

だがミリィもこの戦いに負けるつもりは毛頭なく、ベルト上部にセットされた鍵に差してあった鍵を外すと、そのまま鍵を立てる。

 

『フィニッシュモード!!』

 

これにより必殺待機状態となり、ミリィの右足にエネルギーが集束する。そして、アイアンが自身の目の前に立つ瞬間、ミリィはベルトの鍵を立てた。

 

『シャイニングストライク!!』

 

ミリィはタイミングを合わせる形で回し蹴りを放つ。アイアンはそれと同タイミングで斧を振り回してくるが、ミリィのキックの威力の方が上であり、アイアンの銀の斧を破壊する。

 

「な、何っ!? 」

 

これにはアイアンも動揺の声を漏らす。その直後にミリィはそのままその場で跳躍し、ベルト上部の鍵を立てる。そして空中でアイアンに向けてどこか悲しげな視線を向けると………

 

「(メイデン同士で殺し合うなんてこんな悲しい事………なんでやらなきゃいけないんだろうね………ごめんね、私も同じような存在なのに………)」

 

心の中でメイデン同士の殺し合いを快く思っておらず、何なら自分もメイデンである事から、アイアンを殺す事を申し訳無く感じていた。だが、ここで立ち止まる訳にもいかないミリィは、鍵を1度回した後、再び鍵を立てる。

 

『ファイナルフィニッシュモード!!』

 

これにより、再びミリィの右足にエネルギーが集束。それにより虹色のエネルギーへと変色し、ミリィは再び鍵を回す。

 

『シャイニングヒーローエンディング!!』

 

ミリィは必殺のエネルギーを纏った飛び蹴りをアイアンの身体に直撃させる。

 

「ぐああああああ!!」

 

アイアンは悲鳴をあげる形で身体を貫かれ、そのまま大爆発を起こし果てた。その際の衝撃で彼女のベルトからゼンマイが外れ、これがアイアンの足元へと転がった。これによりアイアンはメイデンゲームから脱落し、残るメイデンは後2体となった。しかし、ミリィの心は晴れやかでは無く………

 

「(自分がメイデンだと自覚出来る今なら分かる気がする………メイデンを殺す事って………こんなに悲しい事なんだね………)」

 

心の中でメイデンを殺す事の悲しさを感じていたのだった………

 

 

 

ミリィのシャイニングヒーローイックフォームの力でアイアンを撃破し、メイデンゲームはいよいよポイズを倒すのみとなった。しかし、ミリィはこのタイミングになって、メイデンゲームで他のメイデンを殺す事の虚無感に襲われる事となったのであった………

To Be Continued………




次回予告
アジトへ戻った後、ミリィはUに対しメイデンゲームは悲劇のものである事を感じた旨を明かす。それを聞いたUは、それでもミリィが終わらせる意志を示した事から、ミリィの成長を感じていたのだった………
次回「悲しみの連鎖を止める道」
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