アイアンを殺した際に、それを悲しい事だと考えたとUに心の内を明かすミリィ。しかし、それでもメイデンゲームを終わらせる決意を固めたミリィを見たUは、彼女の成長を感じていたのだった………
第152話 最後の1人を決める争い
それから数日、ミリィはリヴィス、メイデンと共にメイデンゲームで現状残っているポイズの捜索に動いていた。
「現在残っているメイデンシリーズは最早私とポイズだけ………いつの間にか数もここまで減ってしまうとはね………」
メイデンはこれまで倒してきたメイデン達の使用するゼンマイを手にそう呟いた。現状メイデンが所持するゼンマイは自身の強化用の物も含めて8個。その内2つはメルヘン総帥がメイデンに肩入れして作った物と、Uとピンクの2人が関与して完成したゼンマイの為、メイデンが所持する物の内、メイデンゲームそのものに関与しているゼンマイは6個であった。
「恐らくあの人はメイデンちゃんが持ってるゼンマイを奪って最後の1人になろうとしている………何としても止めないとだね………」
ミリィはメイデンの所持するゼンマイに目を向けながらそう呟いた。そんな中、ミリィ達は正面から禍々しい気配を感じた。
「………そんな話をしている内に現れたようね、ポイズ」
ミリィ達が感じた気配は疑いようのないものであった。事実、ミリィ達の向く方向にはポイズが立っていた。
「ゴシック………最早残っているメイデンは私と貴女だけ………メイデンが残り2人となった今、私達に出来るのはどちらが最強のメイデンであるかを決める事だけ………分かってるわよね?」
ポイズはそう言うと、メルヘンドライバーを取り出し腰に装着する。
「そうね………私もいい加減貴女と決着をつけるべきだと考えてたわ………行くわよ、ミリィ、リヴィス」
メイデンもポイズとの決着を望んでいる様子を見せると、メルヘンドライバーを取り出し腰に装着する。ミリィとリヴィスもメイデンの言葉に頷くと、ミリィは身体から光を放出し、リヴィスはシャドーガンスターを装備する。そして2人のメイデンはそれぞれゼンマイを、ミリィとリヴィスはそれぞれ変身用の鍵を取り出し、これをセットする。
「「「「変身………!」」」」
『アーマーオン!! ………フォーティチュードウォーリアー! ジャスティング!!』
『ガンスターオン! ガンスター!!』
『ミラクルレジェンド! ライトニングアリスヒストリー!!』
『プリンセスレジェンド! シラユキヒメヒストリー!!』
そしてそれぞれ変身アイテムを操作し、全員が鎧を身に纏う形で変身を完了させる。その直後、ミリィ達はそれぞれ武器を手にするとポイズへと向かい走り出す。そしてその近くにある木の陰から、ローブを身に纏った人物が姿を見せると………
「残るメイデンはゴシックとNo.9………これでいよいよ私の目的も果たされる時が来る………ふっふっふっ………」
そう言って、果たされようとしている自身の野望に笑いを漏らすのであった………
残るメイデンが2人となったこの状況でメイデンとポイズが最後の1人を賭けて激突する事となった。果たして、この勝負に勝つのはどちらのメイデンとなるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ポイズは新たに2体の怪人を呼び出し、3vs3の構図となる。しかし、ミリィ達は分担する形で1vs1の状況へと持ち込む動きを見せたのだった………
次回「最後の勝者を決める戦い」