ポイズを殺害するチャンスを得たメイデンだったが、このような勝ち方を嫌うメイデンはこれに反発する。そんな彼女を力で従わせようとするメルヘン総帥だったが、それを止めようとミリィが彼の前へ立ちはだかるのであった………
ミリィの行為を見たメルヘン総帥は鼻で笑う様子を見せると………
「No.2、やはりお前は失敗作だ。私の期待に添えないばかりか私に歯向かう愚かな行動………私の手で廃棄してくれる………!!」
メルヘン総帥はそう言うと、ミリィを失敗作と罵り、彼女の討伐を決定する。しかしミリィは上部に2つのスロットが備えられた大型の鍵を手にすると、これをベルト上部へセットしすかさず回した。
『アーマーオン!! ………シャイニングジャスティスウォーリアー! シャイニングヒーロイック!!』
これにより、ミリィの身体にはヒーロイックフォームから光の意匠が更に強くなった鎧が今の鎧の上から装着された。
「姿が変わろうと同じだ………マスターメルヘンにはどんなメイデンも勝てぬ!!」
メルヘン総帥はそう言って自身の手から青い光弾を無数に放つ。ミリィは手に持ったジャスティングブレードで次々とこれを弾いていくが、少ししてその中の一撃がミリィの身体に直撃し、地面に膝を着く。
「ミリィっ………!!」
これを目にしたメイデンは動揺の声を漏らした。
「ふんっ、他愛も無い」
メルヘン総帥はそのまま自身の勝利を確信し、彼女へ近付く………だが次の瞬間、ミリィは突如として動き出し、メルヘン総帥の身体へ鋭い斬撃を叩き込んだ。
「何っ!? ぐああっ!!」
メルヘン総帥はこの時初めて明確なダメージを受けた。ミリィはゆっくりと身体を起こすと………
「メルヘン総帥………私は確かに貴方に作られたメイデンだよ………でも、リヴィスさんやメイデンちゃん………そしてUさんとの出会いが私を人間にしてくれた………! もう私は迷わない………!!」
そう言って動揺するメルヘン総帥に向けて次々と斬撃を叩き込み、ダメージを与えていく。
「ば、バカな!? 私の支配を離れるメイデンなどいない! あってはならない!!」
メルヘン総帥はミリィに自身の力が通用しない事が信じられない様子だった。その直後にメルヘン総帥は吹っ飛ばされ、ミリィはジャスティングブレードを地面に突き刺すと………
「今ここで………貴方を倒す!!」
ミリィはそう言うと、現在ベルトに装填している鍵の上部のスロットに、大きなボタンが付いた鍵と上部に円状の蓋が付いた鍵をセットする。
『ギガン! ジャスティング! ミックス!!』
そしてミリィはベルトに差さった鍵を立て、すぐさまこれを回した。
『ギガン! ジャスティング! シャイニングミックスバースト!!』
ミリィは大きく跳躍し、右足によるキックを狙う。その際にミリィの右足は肥大化と共に光のエネルギーを纏った。
「そんな攻撃など………跳ね返してくれるわ!!」
しかし、メルヘン総帥はまだミリィの想いや力が認められない様子であり、左手でゼンマイを回すと共に右手にエネルギーを集束させ………
『マスターメルヘンエンド!!』
ミリィのキックに合わせて右拳を突き出す形で抵抗する。だがミリィの力がそれを上回り、メルヘン総帥に必殺のキックを直撃させた。
「ぐああああああっ!?」
メルヘン総帥は悲鳴に近い声を上げながら吹き飛ばされ、そのまま変身解除すると共に地面を大きく転がったのだった………
ミリィの想いと力はメルヘン総帥の支配を乗り越える程に大きなものへと昇華していった。その勢いはメルヘン総帥を変身解除へと追いやるものへと進化しており、今やミリィの力は何倍にもレベルアップした事への照明となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
メルヘン総帥を追い込んだミリィだったが、メルヘン総帥は往生際悪くその場から撤退する。そうしてその場にはミリィ達とポイズが残ったが、メイデンは改めて決着を着けに来ると、なんとその場では見逃す選択を取ったのだった………
次回「決着の保留」