メイデンとポイズの対決が始まり、メイデンの最強形態と互角の強さを得たポイズはそれに狂気じみた様子で笑っていたものの、メイデンはそんな強さの意味は無いと吐き捨てたのだった………
メイデンの言葉を聞いたポイズは多少思考に時間を奪われたものの、少ししてポイズは鼻で笑うと………
「想い? そんなものいらないわよ………力さえあればそれが正義なのよ!!」
そう言ってメイデンに向けて拳を突き出し、メイデンの頬を殴り返した。メイデンはこれに少したじろいだが、メイデンはすぐさま彼女の顔面を殴り返した。その際に彼女が身に着けていた兜を破損させ、ポイズの表情を露出させる。
「ぐあああっ!! あああっ!!」
ポイズは狂気じみた叫び声を漏らした。しかし、メイデンは拳を震わせると………
「悪いけど、貴女の気持ちは何も響いてこない………そんなもので私の拳は止められない!!」
そう言って素早いスピードでポイズへ接近すると、連続でパンチ攻撃を放つ。メイデンの拳の威力は凄まじく、ポイズへのダメージは恐ろしい程に蓄積していた。
「ゴシックの分際で………私の邪魔をするなぁ!!」
だがポイズはそれ以上に自身の苦戦を信じられない様子でそう返し、同時に勢い任せで殴り返した。
「うあっ! ………こんな拳………私には通用しない!!」
だがメイデンもそう呟いた直後に彼女を再び殴った。2人の対決は最早メイデンゲームと言っていいのか分からないものであった。
「(この2人の殴り合いは最早姉妹喧嘩だな………これをゲームと言っていいのか………?)」
2人の殴り合いはUすらそう考える程に苛烈を極めていた。そして、2人が息を上げる中、何度目かのメイデンの拳がポイズを吹き飛ばし、ポイズを再び転倒させた。ポイズの身体には相変わらず紫色の電流が走っており、疲労も相まって全く動けない様子だった。
「はあっ、はあっ………まだ………まだ………!!」
ポイズはボロボロの様子で身体を起こそうとする。だがポイズの意識は遂に消えかけていた。メイデンはゆっくりとポイズに向けて歩き出し、ベルト左部のゼンマイを回し始める。
「………私を殺しても貴女の思い通りには行かない………お父様は間違いなく貴女を利用する………先にあるのは貴女の望まない結末だけなのよ………あは、あはははは!!」
ポイズは意味深な言葉と共にメイデンへそう言い返してきた。メイデンはその言葉を聞き一瞬手を止めるが………
「………分かってる。だからこそ私は止まる訳には行かない………!」
メイデンはそう呟くと共にゼンマイのエネルギーを右拳に集中させる。
「………はああああああっ!!」
メイデンは声を荒らげながら拳を振るいあげ、振り下ろした。
『アリスライトニングエンド!!』
メイデンの渾身のパンチはポイズの顔面に直撃。これによって、ポイズへ致命的なダメージを与え………
「うあああっ!!」
ポイズの悲鳴と共に大きな爆発が起きたのであった………
メイデンとポイズの対決は遂に殴り合いとなり、喧嘩とも言える光景となっていた。そしてこの殴り合いの末、メイデンによる攻撃が遂にポイズへ致命的なダメージを与える結果となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
ポイズに致命的ダメージを与えた事でポイズが脱落し、ミリィがポイズを撃破した。しかし、メイデンゲームの勝者となったメイデンは思わぬ行動に出てしまうのだった………
次回「メイデンゲームの勝者」