ポイズがメイデンゲームから脱落した事で、ミリィがメイデンゲームの勝者となった。これによりメルヘン総帥の野望が進む事となり、ミリィ達は彼の野望を阻止しようとするものの、突如としてメイデンがミリィ達を裏切る事態となってしまったのであった………
第164話 苦痛の裏切り
メイデンの様子を見たミリィ達は、自分達に攻撃をしようとしている彼女の裏切りが本気のものである事を察知。
「アンタ………私達を裏切るなんて許せない! 変身!!」
その中でリヴィスは怒りを交えながら鍵をシャドーガンスターにセットし、これを回すとすかさずトリガーを引いた。
『ガンスターオン! ガンスター!!』
リヴィスはガンスターフォームへの変身と同時にメイデンへ狙撃を行うが、メイデンは冷静にメルヘンボウでリヴィスの放った弾丸を撃ち落としていく。2人が早速激しい激突を繰り広げる中、ミリィは手が震えている様子を見せた。しかし、彼女を放って置く事も出来ない為、ミリィは大きなボタンが付いた鍵をベルト上部にセットする。
「変身………!」
ミリィは声を震わせながら鍵を回す。
『アーマーオン!! ………ジャイアントウォーリアー! ギガン!!』
ミリィは巨大な姿へと変身すると、困惑を交えながら2人の戦いへと乱入する。そしてUもまたインベーダードライバーを手に戦いへ入ろうとするが………
「メイデンちゃん! どうして急に裏切ったの!?」
その直後、ミリィがメイデンへ声をかける様子を見て手が止まった。
「裏切る………? 元々私達はメイデンゲームを攻略するまでの共同関係だったはず………! 私は………これまで死んでいったメイデン達の為にも………ただ勝者として終わる気は無い………!!」
その直後にメイデンは裏切りの理由を口にする。言葉や声量こそ強いものであったが、同時にどこか声は震えており、それを聞いたUはメイデンがただ裏切った訳では無い事を察知してしまう。
「(メイデン………)」
それを聞いたUは、思わず手に持ったドライバーを下ろしてしまった。そしてその直後にリヴィスはシャドーガンスターに差さった鍵を立て、再びこれを回す。
「この分からず屋!!」
リヴィスはメイデンに向けてそう言い放つと、直後にシャドーガンスターのトリガーを引いた。
『ガンスターバースト!!』
これにより無数の光の弾丸が放たれる。だがメイデンは大きく跳躍する事でこれをかわすと、メルヘンボウへゼンマイをセットする。
『シラユキヒメ!』
メイデンは弦を引き、空中で視点を構える。
「………ポイズ、貴女の力を使わせてもらうわ………!」
メイデンはそう言うと共に狙いを定めると、弦を手放した。
『シラユキヒメメルヘンシュート!!』
これにより地面にいるリヴィスの身体を正確に射抜いてしまった。
「うわあああ!!」
これによりリヴィスは変身解除へと追いやられてしまった。
「リヴィスさん!」
ミリィは動揺しながらもリヴィスへと駆け寄る。そして空中から落下してきたメイデンは地面に着地すると………
「………次は貴女よ、ミリィ」
そう言って、ミリィにも牙を剥くのであった………
ミリィ達を裏切ったメイデンは、圧倒的な力でリヴィスを戦闘不能へ追い込んでしまった。果たして、ミリィ達はこのままメイデンによって全滅してしまうのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
メイデンの前に戦意の無いミリィもまた追い込まれてしまう。だがこれ以上ミリィ達を傷付ける事を良しとしないUは、彼女の前へと立つのだった………
次回「白髪剣士の選択」