メルヘン総帥に着いて行ったメイデンは、自身がかつて持っていた記憶がメルヘン総帥の娘のものであり、元々はメルヘン総帥の娘であった事が明らかとなる。彼から協力を依頼される中で、メイデンはやり残した事を先に終わらせる事を願い出るのであった………
それから少し経った頃、Uの機転でミリィ達はなんとか『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへと戻れたが、ミリィとリヴィスは絶望を隠せない様子だった。Uは2人よりは冷静で居られたが、2人の気持ちを察しており、声をかけられずにいた。
「(メイデンの裏切りは2人にとって相当深刻だ………2人が落ち込むのも無理は無い………)」
Uはどうしたものかと言わんばかりの様子で2人をみていた。近くで様子を見ていたブラック達『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』の面々も声をかけられずにいる中、Uの持つ無線機に突如として連絡が入った。
「………ちょっと外に出てくる」
Uはそう言うと、無線機を手にアジトの外へ出る。しかし、ショックを受け続けているミリィ達は彼の様子を気にかける事も無かったのであった………
そして外に出たUは無線機を左耳に付けると………
「………何の用だ」
冷たい声と共に連絡してきた人物へそう問いかける。
「貴方に話すべき事がある。今から私の元まで1人で来て欲しい。私が持つ無線機のGPSの地点で待ってる………」
その人物はそれだけを告げて無線を切った。
「………何を考えている」
Uは無銭を切った後にただ一言、そう呟いたのだった………
そしてUは、無線をかけてきた人物の無線機のGPSを頼りに指定された地点へ赴いた。するとそこにはメイデンが立っていた。
「来たわね、U」
メイデンはUと顔を合わせるなりただ一言そう呟いた。
「メイデン………僕をこんな所に呼び出して何のつもりだ………!!」
Uは怒りを交えながらそう詰め寄るが、メイデンは白い鍵を取り出しUに投げ渡す。
「これは………?」
Uはメイデンから突然渡された鍵に驚く様子を見せる。するとメイデンはUの前へ立ち………
「………いつだったか、私が貴方達とメイデンゲームを制した時、なんでも願いを叶える話をしたわよね?」
メイデンは、ミリィ達と手を組んだ時の約束事を思い出すように口にした。
「………そんな事もあったな」
Uはメイデンと手を組んだ際の約束事を思い出していた。そしてメイデンはUへ人差し指を向けると………
「この約束を今果たさせてもらうわ。U、貴方には私と最後の決着を付ける………!!」
そう言って、その権利をUとの決着に使う事を宣言するのであった………
裏切ったメイデンがUを呼び出し、彼女はUとの決着を望む様子を見せた。果たして、これを聞いたUは彼女の望みを引き受けるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
メイデンとの戦いをしている場合では無いと説得しようとするUだが、メイデンは自身を倒す事はメルヘン総帥の野望を挫く事になる事を伝える。それと同時にメイデンは敵でありながらメルヘン総帥が最悪不利になりかねない行動を取ったのであった………
次回「不可解な動向」