鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
遂にメイデンと対決する事となる中、彼女の真意を理解出来ないU。だが会話の中でメイデン本人の事情と彼女の望みを叶える事を決意したUは、メイデンとの決戦に挑もうとしていた………


第172話 英雄の隙を突く戦術

互いに顔を合わせる中でUが先に攻撃を仕掛けるべく接近する。だがメイデンは冷静に狙撃を行い、Uを簡単に近づけないようにする。

 

「くっ………!」

 

メイデンの正確無比な狙撃を目にしたUは、リボルバー拳銃の形をしたアクリル付きの鍵を取り出すと、ベルト右部にセットしこれを回した。

 

『キー、オン』

 

これによりUの右手にブラーストマグナムが生成され、Uは接近しながらメイデンを狙撃する。

 

「ぐっ!?」

 

メイデンはUの対抗策に驚いていたが、すぐさまゼンマイを取り出すとこれをメルヘンボウにセットする。

 

『オノオノ!』

 

メイデンはそのままメルヘンボウの弦を引き………

 

「アイアン、貴女の力を借りるわ………!」

 

狙いを定めると、そう言ってそのまま弦を手放した。

 

『オノオノメルヘンシュート!!』

 

これによりオノの形をイメージしたエネルギーが放出する。だがUは冷静に銀色の鉱石のアクリルが付いた鍵をブラーストマグナムへセットする。

 

『エネルギーチャージ!!』

 

これにより、ブラーストマグナムの銃口に銀色の鉱石を模したエネルギーが集束する。Uは狙いを定め、そのままトリガーを引いた。

 

『メタルブラスト!!』

 

これによってUも巨大なエネルギーによる弾丸でメイデンの放った必殺技を相殺する。これにより、巨大な土煙が発生するが、メイデンはこの土煙によって視界が機能しなくなるこの状況を利用し、Uの目の前へ接近。更にベルト右部へドリルのアクリルが付いた鍵をセットし、これを回した。

 

『キー、オン』

 

するとメイデンの左手にドリルの形をした籠手が装備され、メイデンは装備して間もなく、Uの身に纏う鎧へドリルによる刺突を放った。

 

「うわあああっ!!」

 

Uはこの不意討ちに大きく吹き飛ばされる。

 

「………この攻撃は読んでいなかったでしょう? ………でも御生憎様、私が接近戦も得意としているのは貴方だって覚えているはず………」

 

メイデンはそう言って、Uの隙を突いた一撃について自慢気にそう言い放つ。

 

「………しかし、こんな真似は出来なかったはずだ………よくもまあ強くなってるじゃないか、メイデン」

 

Uはメイデンが敵である事を忘れているかのように彼女の腕を褒める言葉をかけた。

 

「ふふっ………まだまだ行くわよ!」

 

メイデンは思わず笑いを零すと、ドリルによる追撃を狙う。しかし、Uは冷静にこれをかわすと、ブラーストマグナムを投げ捨て、ハンマーのアクリルが付いた鍵をベルト右部にセットし、これを回した。

 

『キー、オン』

 

するとUの右手にハンマーが出現。Uはこれによってメイデンの左腕にあるドリルの籠手を攻撃し、そのまま破壊した。

 

「ぐっ………!?」

 

メイデンはUがすぐさま手を変えてきた事に驚きの声を漏らすが………

 

「そっちこそ忘れてないか………? 僕はこう見えて戦ってきた経験値は君よりもずっと上だという事を………!!」

 

Uは煽り返すようにそう言い放つのであった………

 

 

 

Uvsメイデンの戦いにおいて、Uに善戦する強さと成長を見せつけるメイデン。だがそれでもUは圧倒的な経験値で適応しており、2人は互角の死闘を演じて見せていたのであった………

To Be Continued………




次回予告
Uとメイデンによる、鍵の力を使った接戦が続く展開となる。だがそんな中で、2人は殺し合いであるにも関わらず、どこか楽しげな様子を見せていたのだった………
次回「楽しき死闘」
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