鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uvsメイデンの対決は激化し、互いに鍵の力を行使する2人は互角以上の死闘を繰り広げると共に、興が乗ったかのようにバトルを楽しんでいたのであった………


第174話 純粋な快楽

Uとメイデンが対決に快楽を覚える中、メイデンはバイクのアクリルが付いた鍵をベルト右部にセットし回す。

 

『キー、オン』

 

これにより、メルヘンドライバーからエネルギーが放出しバイクを作りだすと、メイデンは初めて乗るにも関わらず、バイクを乗りこなす様子を見せた。

 

「ぐっ………! だったら………!!」

 

Uは近くで停めていたバイクに乗ると、華麗なドライビングテクニックでメイデンの横へ接近し、片手で運転しながらソードマンセイバーを振る。メイデンは姿勢を低くする事でこれをかわすと、そのままベルト右部に煙から姿を現す人を模したアクリルが付いた鍵をセットし回す。

 

『キー、オン』

 

これによりメイデンの姿が消え、更にバイクの操作を止めて飛び降りたのか、バイクがUの乗るバイクの進行方向へ突っ込んできた。

 

「何っ!?」

 

Uはメイデンの戦術に動揺を漏らしたが直後にこれを停める形で回避する。だがその直後にメイデンのものと思われる攻撃がUの身体に直撃した。

 

「うわあああああっ!!」

 

Uはバイクを降ろされる形で大きく吹き飛ばされた。

 

「くそっ………! ならこれだ!」

 

Uは炎のアクリルが付いた鍵をソードマンセイバーにセットすると、そのままトリガーを引く。

 

『バーニングセイバー!!』

 

Uはセイバーを地面に突き刺す。すると周囲に膨大な炎が迅速に広がった。

 

「熱っ!?」

 

これを受けたメイデンはダメージを受けていた。どうやら視覚を騙す事は出来ても透明となっている訳ではないようだ。これによりメイデンの透明化は解除された。Uはすかさずハサミのアクリルが付いた鍵をベルトにセットし、これを回した。

 

『キー、オン』

 

これにより、Uの左腕にハサミ型の武器が出現すると、Uは突きによる攻撃を行うが、メイデンも直前に盾のアクリルが付いた鍵をベルトにセットする。

 

『キー、オン』

 

これによりメイデンは左手に盾を召喚し、Uの攻撃を防ぐと右拳でUの左腕の武器を破壊する。そしてメイデンは立て続けに竜巻のようなアクリルが付いた鍵をベルトにセットする。

 

『キー、オン』

 

これによりメイデンの周囲に膨大な嵐を出現させる。Uは直後に水のアクリルが付いた鍵をベルトにセットする。

 

『キー、オン』

 

Uは自身の足元を起点に膨大な水を出現させると、流される形でこれを回避する。だがUは勿論回避するだけで終わらず、驚かせようとする人の姿を模したアクリルが付いた鍵をベルトへセットする。

 

『キー、オン』

 

Uはメイデンの前から素早い動きで姿を消すと、そのまま彼女の背後から奇襲をかける。

 

「(さっきからUが使っている鍵は彼にとって初見のものが多いはず………なのにこれを使いこなすのは流石と言うべきね………ならば………!!)」

 

メイデンはUの実力を改めて認識すると、ベルト左部へゼンマイをセット。これを回すと………

 

『マジックタイムレジェンド! シンデレラヒストリー!!』

 

メイデンはシンデレラヒストリーへと変身。Uの攻撃が当たるこの一瞬のフォームチェンジにより、メイデンはUの攻撃を素早い反射神経でかわすばかりか、Uの身体へ反撃の一撃を叩き込む。

 

「ぐあっ!? (くそっ………! 鍵の能力を使った戦術では無理があるか………!?)」

 

今の一撃を受けたUはメイデンの強さを肌で感じていた。メイデンは素早い動きで追撃をかけてくるが、Uは左腕でメイデンの右拳を抑え込む。メイデンはUの動きに動揺の声を漏らしたが、直後に彼のベルトに視線を向けると、持ち手が水色一色の大型の鍵がセットされており、Uはそのまま鍵を回した。

 

『ブリザードソードマスター! ブリザードソードマン!!』

 

これによりUはブリザードフォームへと変身。Uはすかさずベルトにセットされた鍵を2回操作する。

 

『ブリザードフィニッシュ!!』

 

これによって右腕に集束した氷の拳によるパンチをメイデンのボディへ叩き込み、メイデンを吹き飛ばした。

 

「うわあああっ!! ………やるわね、U………!!」

 

メイデンはUの反撃に感心の声を漏らす。Uは右拳を上へ挙げると………

 

「お前もな、メイデン………!!」

 

そう言って彼もまたメイデンの強さに賞賛の声を漏らすのだった………

 

 

 

Uvsメイデンの対決はいよいよフォームチェンジを挟む展開へと動いた。一進一退の攻防が続くと共に、Uとメイデンの戦闘への快楽もまた強まっていくのであった………

To Be Continued………




次回予告
Uはブリザードフォームとディメンションフォームの2形態を駆使する戦法へと切替える。しかしメイデンもそんな彼に対応する戦術を展開するのであった………
次回「背を追いかけた末の対策」
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