鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uとメイデンの鍵を駆使した一進一退の攻防戦。遂には2人共フォームチェンジを行う形で相手を追い込んでいくと共に、戦いへの快楽を感じていたのであった………


第175話 背を追いかけた末の対策

Uは拳を身構えつつ、ゆっくりとメイデンへと接近する。だがメイデンはUよりも素早い動きで彼に接近すると、パンチを叩き込んでは一旦距離を取るを繰り返すヒットアンドアウェイ戦術に打って出る。

 

「(ブリザードフォームは機動力がメイデンのものより劣る………だからそう来るよな………!)」

 

だがUは自身の変身するブリザードフォームの弱点を理解した上でメイデンを敢えてその戦術に誘い込むと、ベルトにセットされた鍵を1回操作する。

 

『ブリザードアタック!!』

 

Uは自身の周囲の地面を円状に広げる形で凍結させる。これにより、少し離れた位置にいたメイデンの足元を凍結させる。

 

「ぐっ!? (しまった………!)」

 

メイデンは足が止まった事で声を漏らした。その隙にUは右手にブリザードガンを出現させ、ベルトから鍵を取り外すと、そのままブリザードガンにセットし、これを回した。

 

『ブリザードチャージ!』

 

これにより、銃口に水色のエネルギーが集束。Uは狙いを定めると、ブリザードガンのトリガーを引いた。

 

『ブリザードヘルブラスト!!』

 

これにより膨大な氷のエネルギーがメイデンへ向けて放たれる。メイデンは咄嗟にメルヘンボウを取り出すと、ゼンマイを取り出しメルヘンボウへセットする。

 

『ウサギカメ!』

 

メイデンはすぐさまメルヘンボウの弦を引くと、目の前に飛んできていた氷のエネルギーに向けて狙いを定め………

 

「ミューチュ、力借りるわよ!!」

 

そう言うと同時に弦を手放した。

 

『ウサギカメメルヘンシュート!!』

 

これによって亀の甲羅を模したエネルギーの矢が放たれ、氷のエネルギーを相殺する。だが次の瞬間………

 

『ディメンションソードマスター! ディメンションソードマン!!』

 

ディメンションフォームへと変身したUの姿がメイデンの背後から現れた。どうやらメイデンが氷のエネルギーに対処している隙に水色の鍵のカバーを紫色側へ倒し、それをベルトにセットする事でフォームチェンジしていたようだった。Uはメイデンを上回る高速移動でメイデンを翻弄する。メイデンは次の手に出ようとするが、直後、突如としてメイデンのベルトの方から鐘の音が鳴ると………

 

『タイムオーバー!』

 

時間切れを知らせる音声が聞こえた。

 

「(ちっ、時間切れか………!)」

 

メイデンは時間切れになってしまった事に一瞬動揺していたが、すぐさまベルトのゼンマイを入れ替えこれを回した。

 

『ミラクルレジェンド! ライトニングアリスヒストリー!!』

 

これにより、メイデンは最強形態の姿へと変身。Uは近くの空間を捻じ曲げる形でゲートを出現させると、ゲートからゲートを通して高速移動をしていたが………

 

「(確かに速い………けれど、Uにも隙があるはず………ずっと彼の背を見ていたから分かる………Uは強いけれど………無敵ではない………!!)」

 

メイデンはUの隙を伺う姿勢であり、これまで彼の背を見てきた故に彼に隙がある事を信じて様子を見ていたのであった………

 

 

 

姿を変えながら2人の戦いは激化していく中、強化形態の力でメイデンを翻弄するU。だが、Uの背を見てきたメイデンはUの隙を突く姿勢を見せていた。果たして、メイデンはUの隙を見つけられるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
メイデンはUの様子とゼンマイの力を駆使し、Uの隙を狙う戦術を即興で展開する。それを目にしたUはメイデンの成長の域を実感するのであった………
次回「同等の域」
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