鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
2人の対決はフォームチェンジを行う展開へと変化し、2人は姿と様々な力を使いながら戦術を展開する。そして互いに強化形態へと変化し、戦いの流れは変化したのであった………


第176話 同等の域

Uの高速移動を冷静に分析するメイデン。そしてメイデンはそれと同時にゼンマイを取り出すと、これを手に持ったメルヘンボウへセットする。

 

『マッチウリ!』

 

メイデンは素早くメルヘンボウの弦を引くと………

 

「ここはジュノの力を借してもらうわ………!」

 

そう言って、弦から手を離した。

 

『マッチウリメルヘンシュート!!』

 

これにより、鏃から煙のエネルギーが放出する。すると煙は人の姿へと変化し、やがてライトニングアリスフォームのメイデンが3人となった。

 

「(分身戦術か………!)」

 

Uはメイデンの分身の生成を目にすると共に、3人のメイデンを次々と攻撃する方向にシフトし、ゲートを通る形で3人の内2人を攻撃するが、2人は煙となって消滅した。

 

「(どっちも偽物か………!?)」

 

Uが攻撃した方は全て偽物である事から思わず足を止めてしまった。だがその隙にメイデンはゼンマイをセットすると共にメルヘンボウの弦を引いた。

 

「………その隙を待っていた」

 

メイデンはそう言うと、メルヘンボウの弦から手を離した。

 

『イバラヒメメルヘンシュート!!』

 

これにより、鏃からUの方へ茨の鞭が飛び出し、彼の左腕を拘束する。

 

「ぐっ………!? しまった!!」

 

Uはメイデンの策に対して動揺の声を漏らした。直後にメイデンは別のゼンマイを取り出し、これをメルヘンボウをセットする。

 

『シラユキヒメ!』

 

メイデンはゆっくりと弦を引く。Uはディメンションソードを手に拘束を解こうと足掻き、鞭を切断する。だがそれと同時にメイデンは狙いを定め、弓の弦を手放した。

 

『シラユキヒメメルヘンシュート!!』

 

これによりメイデンの放った白い光の矢がUに向けて放たれる。メイデンからの拘束を逃れようとしていた為に回避する暇はなく、Uは白い光の矢を直接受けてしまった。

 

「うわあああああっ!!」

 

Uは大きく吹き飛ばされると共に、地面を大きく転がった。Uはメイデンが自身を出し抜く戦術を見せた事に驚かされていたが、少しして笑い出すと………

 

「(ここまでの強さを見せつけるなんてね………強くなったな、メイデン………最早君は僕の域まで登ってきたのかもな………)」

 

心の中でメイデンの実力が自身の域まで来ている事を察知する様子を見せたのであった………

 

 

 

メイデンのUを出し抜かんとする戦術を身に受けたUは、メイデンの強さが自身の域に来てしまった事を察知する。果たして、メイデンはこのままUを倒してしまうのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
メイデンの強さを認めながらも、Uは諦めるつもりもなかった。そんな彼の想いと力が、メイデンから譲られていた鍵の形を変化させる。これによってUは自身の力を混ぜ合わせたソードマンへと変身するのであった………
次回「黄金のソードマン」
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