鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uはメイデンとの戦いを終えて間もなく、ミリィ達の元へ加勢する約束をする。Uの精神状態を心配するミリィ達だったが、Uは譲らず、ミリィは、最終的な判断をUへ委ねる事を決意するのだった………


第14章 幻想との最終決戦
第183話 城の中の番人


Uとの無線から少し経ち、2人はUの心配をしつつも、今はメルヘン総帥の野望を止める事を優先すべく、戦いを意識を戻した後に歩き回っていた。

 

「………中は人の気配すら感じないね………」

 

ミリィは城の中からはろくな気配を感じない事を呟いた。

 

「本当にね………けれど、嫌な予感がするわ………」

 

リヴィスもそれには気づいていたが、それは同時に嫌な気配を感じさせるものであった。だが次の瞬間、突如として2人は何かの殺気を感じた。

 

「………! 待って! 何が来るよ………!!」

 

ミリィのこの言葉でリヴィスは足を止める。そして殺気を感じた方へゆっくりと接近すると、そこには顔に仮面を着けさせられた緑のマントを身に付けた女性が立っていた。

 

「メイデン………!?」

 

リヴィスは思わず目の前の人物をメイデンと考えるが………

 

「いや………この人は人間だよ………! でもどこか様子がおかしい………?」

 

ミリィは、目の前の人物が正真正銘の人間である事を察知していた。だが様子がおかしい点が彼女の中で引っかかり、事態を把握しようとする中、ミリィは目の前の女性が身に纏うマントに、組織の模様と思わしきマークがあるのを目にする。そして、そのマークを目にしたミリィは驚く様子を見せ………

 

「あのマント………『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のマークがある………!?」

 

それが『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のものである事を口にした。

 

「気づいたようだな………そうだ、ソイツは貴様達の為に動き回っていたお前達の仲間だ………今は洗脳状態だがな」

 

だがその直後、女性の後ろから男の姿が現れた。

 

「………!! メルヘン総帥………!!」

 

その男はメルヘン総帥であり、ミリィとリヴィスは反射的に身構えた。

 

「という事は………その人はビリジアンさん………!?」

 

そしてミリィは、会話の流れやマントのマークから、目の前の人物がビリジアンニンジャである事を察知した。この時点ではミリィ達とビリジアンは顔を合わせた事は無かったものの、ミリィにとっては確信に足る材料は全て揃っていた。

 

「………丁度いい、コイツを使ってお前達と戦わせるとしようか………」

 

メルヘン総帥はそう言うと、マテリアルを取り出しビリジアンの身体へ押し込んだ。

 

「ぐうっ!? アアッ………ガアアッ………!?」

 

するとビリジアンの身体は瞬く間に変化していき、怪人の姿に変化してしまった。

 

「マリテアルビースト………!?」

 

ミリィ達は、ビリジアンが怪人へと変化した事に動揺を隠せなかった………

 

 

 

城の中へ乗り込んだミリィ達の前に、洗脳されたビリジアンが立ちはだかった。怪人となってしまったビリジアンを、ミリィ達は救う事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
メルヘン総帥が奥へ逃げようとする中、リヴィスはビリジアンを相手取るため変身。彼女はミリィにメルヘン総帥の事を任せる言葉をかけるのだった………
次回「仲間の為の意思」
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