ビリジアンを媒体とした怪人の強さはこれまでの怪人とは比較にならないレベルであった。リヴィスはミリィを先へ行かせる為に、怪人の相手を引き受けるのであった………
リヴィスはすぐに体勢を立て直すが、直後に怪人がリヴィスに向けて接近。素早い剣術でリヴィスを圧倒し、リヴィスはロクに銃撃もできずに一方的に押されていた。
「うああっ!?」
リヴィスは何度目かの斬撃で大きく吹き飛ばされる。リヴィスはこの時に生まれた距離を利用して狙撃を行うが、怪人は刀で銃弾を叩き落としてしまった。
「そんなっ………!?」
リヴィスは怪人に自身の攻撃が止められてしまった事への動揺の声を漏らす。だがリヴィスは諦めず、すぐさまシャドーガンスターへセットされた鍵を立てては再び回し、狙いを定めてトリガーを引いた。
『ガンスターバースト!!』
これにより無数の光の弾丸が放たれるが、怪人は素早い動きでこれをかわすと、リヴィスの背後へと回り込んでくると、鋭い斬撃を彼女の身体へ放つ。
「うあああっ!!」
リヴィスはまたしても大きく吹き飛ばされてしまった。そして怪人は刀を構えると、再び素早い太刀捌きで竜巻を作り出し、その竜巻をリヴィスへ向けて飛ばした。体勢を立て直している最中のリヴィスでは到底太刀打ちできず、リヴィスは竜巻へ巻き込まれてしまった。
「うわあああああっ!!」
リヴィスは悲鳴を上げながら吹き飛ばされてしまい、地面に倒れる。その直後にリヴィスの変身が解除されてしまい、リヴィスは絶体絶命の危機を迎えていた。
「ううっ………! ぐうっ………!」
リヴィスは身体を動かす形で足掻こうとするが、怪人の動きは素早く、気がついた時にはリヴィスに向けて接近しており、刀を振り上げていた………
「ぐっ………!!」
リヴィスは死を覚悟する様子で目を閉じる。だが次の瞬間、ビリジアンが振り下ろした刀からは人に当たったとは到底思えない音が響いた。
「え………?」
これにはリヴィスも驚いていた。そして彼女が顔を上げた次の瞬間、そこにはセイバーで怪人の刀を受け止めたUが立っており………
「必死こいて走ってきたらこうなってたとは………見ていられないぞ、リヴィス………!!」
Uはリヴィスに対して揶揄うようにそう言った。
「ゆ………U………!!」
リヴィスはUの登場に驚きつつも、その表情はどこか安堵を隠しきれない様子だった。Uは怪人を蹴り飛ばすと………
「君程の人物が苦戦するなんてな………媒体はどういう奴なんだ?」
そう言って、リヴィスの苦戦を疑問視し、同時にそう問いかけた。
「確か………ビリジアンって名前の人よ………」
リヴィスは、怪人の媒体がビリジアンである事を伝える。それを聞いたUは………
「ビリジアン………そうか、ここでしくじってたか………だがまあいい………助けてやるから少し待ってろ………!!」
そう言って、ビリジアンが任務で失敗した事についてを咎める事はせず、寧ろ助ける事を口にするのであった………
ビリジアンを媒体とした怪人の強さに追い込まれてしまうリヴィス。しかし、Uが咄嗟に間に合った為に窮地を脱する事に成功する。果たして、2人はビリジアンを救う事が出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
Uが援護役に回る形で共闘し、怪人の相手をする事となったリヴィス。怪人の強さについていけるUの協力を得たリヴィスは、ビリジアンを救う為の一撃に賭けるのだった………
次回「仲間を救う賭け撃」