メルヘン総帥はミリィを相手に力の差を見せ付け、彼女を変身解除へ追い込む。だがミリィからは哀れられる事態となり、メルヘン総帥はとてつもない屈辱を浴びせられたのだった………
メルヘン総帥は感情任せに攻撃を仕掛ける。しかし、攻撃が大雑把になってしまっており、ミリィからは次々と攻撃がかわされてしまっていた。
「………そんな攻撃当たらないよ」
ミリィはメルヘン総帥に向けてそう言い放つ。それはメルヘン総帥へますますの屈辱を与える結果となり………
「黙れ黙れ!! お前に私の何が分かる!!」
メルヘン総帥はそう言って、感情任せに攻撃を仕掛け続けた。だがそんな攻撃など当たるはずもなく………
「分からないよ。けど今の貴方からは何も響いてこない。私達を作った人間とは思えないよ」
ミリィは皮肉交じりにそう呟いた。尤も、本人は皮肉を呟いている様子は無かったのだが………
「うるさい!! 貴様などゴシックの為に作り出されただけのガラクタの存在に過ぎないのだ!!」
メルヘン総帥はこの期に及んでも騒ぎ立てる様子を見せた。それを聞いたミリィは呆れ混じりに溜息を漏らすと………
「………私がメイデンちゃんの為に作り出された? ………それはそうかもしれないけど………だとしたら貴方にとってその人形から反逆されるなんて想定していなかったの? ………だとしたら悲しいよ………」
そう言って、メルヘン総帥の見落としていた部分について彼の事を哀れみながら指摘した。それを聞いたメルヘン総帥は尚も暴論を吐き返そうとするが………
「………それに、メイデンちゃんはもういない………Uさんが倒しちゃったから………そんな現実の中で生きる私は………貴方にとって何の為に居るの?」
ミリィはそう言って、メイデンが死んでしまった事による現状の自身の存在意義について問いかける。
「………何?」
メルヘン総帥は困惑した様子でそう呟いた。
「………貴方にとって私は………」
ミリィは同じ会話をしようと口を開くが………
「その前だ。ゴシックが………なんだと言った?」
メルヘン総帥はメイデンの事について問いかける。ミリィは少し口を閉じていたが………
「………死んだよ。Uさんによって」
ミリィは改めてメイデンの死を突きつける。それを聞いたメルヘン総帥は………
「馬鹿な………あの子が死ぬはずがない………!」
そう言ってミリィの言葉を信じられない様子を見せた。だがミリィは顔を俯かせると………
「本当だよ………Uさんがあれだけ悲しんでいたのが………私にとっての信用を強めていたから………」
そう言ってそれが嘘とは言えない現状に思わずそう呟いたのだった………
動揺によって攻撃が散漫になるメルヘン総帥。ミリィはそんな彼を哀れみ、まだメルヘン総帥が知らなかった………いや、知らないと思い込もうとしていたのか………メイデンの死を話題に上げ、多大な絶望を与える事となったのだった……
To Be Continued………
次回予告
メイデンの死を信じようとしないメルヘン総帥はミリィへの殺意を強めるものの、ミリィは隙を突いて再度変身。メルヘン総帥との最後の戦いに挑むのであった………
次回「真の最終戦」