メルヘン総帥を哀れむミリィに対し、怒り混じりの感情を抱くメルヘン総帥。だがミリィは立て続けにメイデンの死についてメルヘン総帥に突き付けるのであった………
メイデンが死んだという現実に改めて直面させられるメルヘン総帥はしばらく口を開かなかった。少ししてメルヘン総帥は笑いを零すと………
「………死んだ? ゴシックが………フハハ………馬鹿言え………あの子は死なん………死ぬはずが………」
そう言ってメイデンの死という現実から目を背けようとしていた。
「………分かってるはずだよ。メイデンシリーズを生み出した貴方なら………メイデンちゃんの死という現実に1番過敏なはずだから………」
しかし、ミリィはその現実を直視させんばかりにそう言い放つ。それを聞いたメルヘン総帥は怒りの声を漏らすと………
「………黙れ!!」
そう言って勢い任せに闇のエネルギーを放出する。しかし、ミリィはこれをかわすと、この隙をついて身体から光を放出させ再びベルトを腰に出現させ、上部に2つのスロットが備えられた大型の鍵をセットする。
『シャイニングヒーロー!』
ミリィはそのまま鍵を回す。そして、右手で力強く拳を握りしめると………
「………変身!!」
一言、それだけを呟いた。
『アーマーオン!! ………シャイニングジャスティスウォーリアー! シャイニングヒーロイック!!』
これにより、ミリィは再度シャイニングヒーロイックフォームへと変身する。ミリィは右手にジャスティングブレードを出現させると、無駄の無い足取りと共にジャスティングブレードを振るう。その攻撃はメルヘン総帥の装着するマスタードライバーへと直撃し………
「ぐああああ!!」
メルヘン総帥の変身するマスターメルヘンのシステムへ影響を及ぼす事態を引き起こした。
「メルヘン総帥………これで終わりにしようよ………こんな馬鹿げた戦いなんか………!!」
ミリィはそう言って、これを今度こそ最後の戦いにして終わらせる決意を固める。それを聞いたメルヘン総帥は引き摺った笑い声を漏らすと………
「お前などに何が出来る………? マスターは………支配者は私だ!! 人形如きに私の崇高な未来は止められん!!」
そう言って、ミリィに向けて走り出そうとする。しかし、ベルトから電流が走ると、先程までの無敵とも言える出力が制御出来ておらず、不完全な力へと落ちていた。
「もうさっきみたいな力は使えないはずだよ………!! それでも私に勝てるって言うなら………やって見せてよ!!」
ミリィはそんなメルヘン総帥に向け、力強く宣言するのであった………
メイデンの死という現実から目を背けるメルヘン総帥の隙を突き、再度変身を遂げたミリィ。果たして、ミリィは今度こそメルヘン総帥の野望を打ち砕く事は出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
弱体化したメルヘン総帥と互角以上に渡り合うミリィは、フォームを変えながら応戦していく。この最後の戦いは、ミリィとメルヘン総帥が互いに勝利を譲らない戦いを見せたのであった………
次回「勝利を譲らない熱戦」