鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』に加わったミリィ。そして、最後の仲間であるビリジアンニンジャという人物の調査により、メイデンがメルヘン財団なる組織と繋がっていた事が明らかとなったのだった………


第4章 幻想戦士の真意と銃戦士の挫折編
第42話 反撃のコマンディック


メルヘン財団の存在発覚から数日、一方で1人森の中を彷徨うリヴィスは、ミリィが落としていた鍵を目にし、1人悩みながら歩いていた。

 

「ミリィちゃんの力になれればいいと思っていたのに、現実はそう甘くは無いよね、とほほ………」

 

リヴィスは、仲間になる事を拒否されたあの日からずっとどうすればいいか悩み続けていた。そんな最中、突如として真横から怪人が飛び出し、リヴィスの前に現れた。

 

「怪人………! 丁度いいわ、ミリィちゃんの仲間に慣れる何かをアンタで探させてもらうわ!」

 

リヴィスはそう言ってシャドーガンスターを取り出すと共に、ガトリングのアクリルが付いた鍵を取り出し、鍵をシャドーガンスターの鍵穴にセット。すぐさま鍵を捻った。 

 

『ガンマス!』 

 

それにより待機音が起動。リヴィスは左腕を前に伸ばし、左手首の上にシャドーガンスターを持った右手首を乗せると………

 

「変身!」 

 

そのままシャドーガンスターのトリガーを引いた。これによりシャドーガンスターの銃口部分からエネルギーが発射すると共に軌道がUターンし、リヴィスへ直撃。これによりリヴィスの身体に黒い鎧が形成され、リヴィスの全身を覆った。

 

『ガンスターオン! ガンマス!!』

 

モンスターウォーリアーの姿となったミリィは、怪人に対してシャドーガンスターの銃撃を行う。しかし怪人は左手に装備した盾のようなもので攻撃を防いだ。

 

「攻撃が通らない!?」

 

これにはリヴィスも大きく動揺していた。怪人はすぐに体当たりを仕掛けてきた為、リヴィスはなんとかこれをかわし、再び銃撃を行うが、盾で防がれてしまう為、あまり効果が無さそうであった。

 

「攻撃が止められるのは厄介ね。どうしたら………?」

 

リヴィスは攻略方法を探る様子を見せていた。そんな中、リヴィスはミリィが落としたのを拾った戦車のアクリルが付いた鍵に目を向けると………

 

「そう言えば………ミリィちゃんは鍵を変えながら戦っていたっけ………なら、私も使わせてもらうわ!!」

 

ミリィが鍵を切り替えながら戦っていた時の事を思い出すと、既にシャドーガンスターに刺さっていた鍵を外し、戦車のアクリルが付いた鍵をセットする。

 

『コマンディック!』

 

リヴィスはそのままシャドーガンスターのトリガーを引いた。

 

『ガンスターオン! コマンディック!!』

 

これにより、銃口からエネルギーが放出。現在の鎧から更に戦車をイメージした装甲が装着された。

 

「力が漲る………これなら行ける………!」

 

リヴィスはシャドーガンスターによる狙撃を行う。怪人は盾で防御しようとするが、弾丸の威力は怪人の盾を貫く形で吹き飛ばした。

 

「やった………! よーし、一気に決める!」

 

リヴィスはそう言うと、シャドーガンスターに差してあった鍵を立て、すぐに鍵を捻った。

 

『フィニッシュコマンド!』

 

シャドーガンスターにエネルギーが集束し、リヴィスは銃口を怪人に向けた後にトリガーを引いた。

 

『コマンディックバースト!!』

 

これにより、高威力の弾丸が無数に放出される。怪人は腕の盾で防ごうとするが、蜂の巣の如く貫通し、怪人は無数の弾丸を受けると同時に身体が崩れ、取り憑かれていた人間の放出と共に宙に浮いたマテリアルが爆発。地面へと転がり、リヴィスはこれを拾った。

 

「やった………!」

 

リヴィスは嬉しそうな様子を見せていた。だがその直後、リヴィスは足音が聞こえてくるのを耳にし、思わず身構えた。

 

「新しい力を手に入れたって事か………でも、まだまだ見掛け倒しね」

 

リヴィスに対して、辛辣な言葉をかける少女の声が聞こえた。すると、すぐさま近くの木から金髪の人形のような見た目をした少女、メイデンが姿を見せた。

 

「メルヘン………!」

 

リヴィスは変身後のメイデンの名を口にしながら身構える。

 

「果たして前回よりも強くなったのか………試させてもらうわ」

 

メイデンはそう言うと、メルヘンドライバーを腰に装着。ゼンマイをベルト左部にセットする。

 

『アリス!』

 

そしてメイデンは右手の指を銃のような形へと変え………

 

「………変身」

 

メイデンはセットしたゼンマイを左手で回す。 

 

『ドリームレジェンド! アリスヒストリー!!』

 

これにより、メイデンの身体にはベルトから放出されたトランプ型のエネルギーが直撃し、不思議の国のアリスの主人公、アリスを模した鎧が生成・装備される。リヴィスはメイデンとの再度の対決に思わず身構えるが………

 

「………絶対倒す」

 

そう言って、メイデンに対して銃口を向けたのだった………

 

 

 

新たな力を使ったリヴィスは、無事に怪人を撃破する。しかし、直後にメイデンが姿を見せる。果たして、今のリヴィスはメイデンに及ぶだけの力があるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
リヴィスは強化されたスペックを持って挑むが、メイデンは戦闘経験を武器にリヴィスを押していく。リヴィスにとって苦しい展開が続く中、リヴィスの身体に突如として異変が起きるのだった………
次回「コマンディックの異変」
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