ミリィがリヴィスに怒りを露わにした理由は、Uの事を仲間だと思ってのものであった。それを聞いたUはミリィに感謝を伝え、2人の関係は真の意味で仲間と言えるものへ変化したのであった………
その後、『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへ戻ったUは、ミリィを自室に招待した。Uが与えられている部屋は12畳の空間であり、ベッドが2つあると共に、中央にはちゃぶ台が置いてあったりなど、普通に生活空間として成立したものであった。ミリィは部屋の広さに驚いていたが、Uがちゃぶ台に緑茶の入ったコップをミリィの前に置き、U自身も湯飲みに緑茶を入れ、これをちゃぶ台に置いた直後、Uは懐から2本鍵を取り出し、ちゃぶ台の上に置いた。この時、Uが置いた鍵は変身時に使う鍵を除いた鍵であり………以前にミリィから奪取したものでもあった。
「ミリィ、君と完全に協力関係になった訳だし………君にこの鍵は返す。このまま借りパク状態なのはこっちとしても気分が悪いだろうし………トラブルになっても困るし」
Uはそう言って、トラブルを避ける為に彼女へ鍵を返却しようとしていた。しかしミリィは鍵を手にするなり、Uの手前へ鍵を置き………
「あげるよ。Uさんになら悪い事に使わないって信じられるし」
彼を信用して、鍵をそのまま譲渡する事を語った。
「………いいのか?」
Uはこれに驚く様子を見せていたが………
「足りないならこの鍵もあげるよ」
ミリィは更に盾のアクリルが付いた鍵をUの手前まで置いた。
「いやいや………! 流石にこんなに貰えないよ………!!」
Uもこれには慌てる様子を見せていたが………
「逆にUさんに鍵1本で戦わせる方が申し訳ないし………それに、鍵の力を引き出すのはUさんの方が上手だから、もっと使って欲しいよ」
ミリィは、Uに鍵1本で戦わせる事の申し訳なさ、そしてUの方が鍵の力を引き出せる事を理由に彼へ鍵を譲渡する意思を明かした。それを聞いたUは少し考える様子を見せたが………
「………分かった、これは素直に受け取る」
結局鍵を受け取る事に決めた。最初こそ元々奪取していた鍵のみ貰うつもりだったが、盾のアクリルが付いた鍵についてもミリィは最初からあげるつもりだったのか、結局Uが所持する形となった。
「けどタダで貰うのも嫌なものだ。何か君にお返しが出来ないだろうか?」
しかし、Uはそう言って、どうにかお返しが出来ないかを考えていた。それを聞いたミリィは少し考える様子を見せると………
「………なら特訓相手になって欲しいな。私1人じゃまだ強くなる必要があるみたいだから………」
そう言って、特訓の相手になるよう依頼した。それを聞いたUは………
「それなら幾らでも付き合ってやるさ」
そう言って、それを代わりとする事を語るのだった………
真の意味で仲間となったミリィとUは、それぞれ鍵の所在や更に強くなる為の方法について話し合った。そしてこの日から、2人は今後の戦いを見据えた日々を過ごす事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
ミリィはUに特訓を付き合ってもらい、更に強くなる事を目指していた。2人が特訓をする中、『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のリーダーであるブラックが、ミリィの様子を見にきたのであった………
次回「総帥の観察」