メイデンとの会話中にU達の前に現れたエレガン=メイデン。同じメイデンの名を持つ彼女は、Uに対してメイデンゲームなるものが行われている事をUへと語るのだった………
エレガンが変身したいばら姫を思わせる形態。エレガンはメイデンに向けて、腕に着いた棘の鞭を伸ばした。
「ぐっ! 危ない!!」
Uは反射的にメイデンの方へ飛び込み、彼女を抱えてギリギリ攻撃をかわした。
「………! 貴方、どうして私を………!?」
Uのこの行動にはメイデンも理解が出来ない様子を見せていた。しかし、Uはフッと笑いを零すと………
「………ただのきまぐれだ」
はぐらかすようにそう言って、身構える様子を見せる。
「あくまでも邪魔をするつもりなら………行きなさい、私の駒!」
エレガンはUが邪魔をする敵であると認定し、近くの木々から怪人を呼び出す。それを見たUは驚く様子を見せ………
「………メイデンの時もそうだったが、お前達の呼びかけ1つで怪人というのは現れるらしいな………それに駒とはどういう意味だ」
エレガンに対してそう問いかけた。それを聞いたエレガンは………
「………本当に何も知らないのね。貴方が怪人と称するこの子はメイデンゲーム内における権利………私達はマテリアルを使って人間達を操る事が出来る。ゴシックはマテリアル側から人間に契約を持ちかけるなんて回りくどい事をやっていたみたいだけど、実際はこのマテリアル1つを人間に埋め込めば強制的にこの姿にさせる事が出来るのよ………そんな事も知らないで私達メイデンの駒と戦っていたなんて………愚かね」
そう言って怪人が生み出される原理や、生み出される理由を語った。そして、それを知らないUを愚かと評する彼女だったが、Uは握り拳を作っていた両手を脱力させ、広げた。
「………その様子だと相当効いたようね?」
エレガンはUが恐怖を感じていると考えていた………
「ああ………効いたよ………怒りが湧いてくる程のな………!!」
しかし実際は逆であり、Uはこの上無くキレており、その証拠に彼の身体から膨大な光が放出されていた。
「U………!?」
これにはメイデンも同様を隠せなかった。Uは彼自身の青い目を強く光らせると、次の瞬間にはメイデン達の目に止まらない速度の衝撃波がUの右手から放たれ、エレガンを吹き飛ばした。
「ぐあっ!?」
これにはエレガンも驚きを隠せない様子だった。Uはビームソードのアクリルが付いた鍵を取り出すと………
「………殺す………変身」
彼女を殺害する意思を呟いて鍵をセットし、鍵を回す。
『ホワイトソードインベーダー! ソードマン!!』
これにより、Uの身体や顔を覆う白い鎧がベルトから生成され、彼の身体に装着される。それと同時に鎧背部に白いマントが出現すると共に彼の右手にソードマンセイバーが生成されると、ソードマンセイバーに光のエネルギーを纏わせ、近くにいた怪人に向けて莫大な光を放つと、一瞬にして取り憑かれていた人間と分離させ、マテリアルが爆発を起こした。
「っ………!? (私の駒を一撃で………!?)」
エレガンはUの力に動揺を隠せなかった。Uは左手の人差し指を向け、手前に動かすと………
「………来いよ」
エレガンに向けて挑発を行うのであった………
エレガンから語られた怪人が生み出される原理と理由は、Uの怒りを爆発させる結果となった。果たして、真実を知ったUは宣言通りエレガンを殺害してしまうのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
エレガンが変身するメルヘンを赤子のように圧倒するU。ソードマンとしての力とは明らかに違う彼の力を目にしたメイデンは、光による力こそが、U本来の力である事を察知する様子を見せたのだった………
次回「白髪剣士の本気」