鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uはミリィとメイデンそれぞれに用があり、2人を呼び出し用件を話して去ってしまった。残された2人の関係は気まずいものであったのだった………


第59話 馬の合わない2人

それから数日経ち、ミリィ達は3人で他のメイデン捜索の為に動く事となった。

 

「………ドライバーの修復にあまり時間がかからなかったのは不幸中の幸いだったな。まあ博士はまた別の研究に首を突っ込み始めてしまったけどな」

 

Uは修復されたインベーダードライバーを手にそう呟きながら2人と会話していた。だが、ミリィとメイデンはまだ関係がいいとは言えず、どのように会話するべきか分からない様子を見せていた。

 

「(やっぱりまだ堅苦しいか………無理も無い)」

 

Uもこればかりはどうにもならないと考えていたのか、仕方ないと考えながら打開策を考えていた。そんな中、近くの森から2体の影が現れ、飛び出してきた。その影とは怪人のものであった。

 

「………! マテリアルビーストが2体!?」

 

ミリィは驚きながら怪人へ視線を向けていた。

 

「怯んでる暇は無い、行くわよ」

 

しかし、メイデンは冷静にメルヘンベルトを取り出すと腰に装着する。

 

「そうだな」

 

Uもそれに頷き、インベーダードライバーを腰に装着。ミリィは困惑しつつも身体から光を放出し、腰にベルトを出現させる。その後、ミリィとUはベルトに鍵を、メイデンはゼンマイをベルトへセットする。

 

『ヒーロー!』

 

『ビームソード!』

 

『アリス!』

 

ベルトから待機音が鳴る中、それぞれが身構える姿勢を見せると………

 

「「「変身!」」」

 

3人は同タイミングでそう言ってベルトへセットしたアイテムを操作する。

 

『アーマーオン!! ………ジャスティスウォーリアー! ヒーロイック!!』

 

『ホワイトソードインベーダー! ソードマン!!』

 

『ドリームレジェンド! アリスヒストリー!!』

 

3人の身体にそれぞれ鎧が装着されると、3人は2体の怪人に向けて接近する。だが、その内の1体が自身の両手から光を放出する。

 

「なあっ!?」

 

これにより、ミリィ達は一時的に視覚を奪われた。その隙にもう1体の怪人が素早い動きで3人の背後へ回りこみ、そのまま襲いかかろうとするが、唯一Uだけがこの状況において、目に頼らないままソードマンセイバーを振るって軽く吹き飛ばした。

 

「不意討ちとはつまらん真似をしてくるな………2人とも、僕はこの光野郎を何とかするから、そこの木偶の坊を頼むぞ」

 

Uは視覚が復活して間もなく、先程光を放出する怪人へ視線を向けると、盾のアクリルが付いた鍵を取り出し、ベルト右部にセットして捻った。

 

「キー、オン」

 

するとUの左手に盾が出現し、Uは素早い動きで光を放出する怪人に接近すると、連続でセイバーによる斬撃を叩き込んだ。

 

「仕方ないわね」

 

メイデンはそう言うと、素早い動きでもう1体の怪人の方へ走り込む。だが、怪人も素早い動きを見せると、メイデンの放つパンチやキックに着いてきていた。

 

「………速いわね」

 

メイデンもその速さは素直に認める様子を見せていた。直後にミリィも接近し、パンチを放つが、怪人はこれもかわした。ミリィとメイデンは同タイミングで走り出すが、その際に身体がぶつかってしまい、よろけてしまった。

 

「あっ! ごめん………!」

 

ミリィはこれに対して謝る様子を見せる。しかし、メイデンは特に何も言う事は無く、すぐに怪人の方へと走り出してしまい、怪人に徒手空拳の攻撃を仕掛けてはかわされる光景を見続ける状況となっていた。

 

「ううっ、どうしよう………」

 

ミリィは困った様子を見せながらどう対応しようか考えつつ、再び接近して攻撃を行おうとするものの、メイデンが自分中心に動いてしまっている故に、ミリィは攻められない様子を見せていた。その様子を、光を放出する怪人と戦いながら見ていたUは………

 

「(………ダメだこりゃ、メイデンに連携意識はほぼ無いし、ミリィちゃんはどう動いていいのか分からなそうだし………どうしたもんか………)」

 

2人の馬が合わない状況に思わず呆れを見せていたのであった………

 

 

 

3人で他のメイデンを捜索する中、現れた怪人達と戦う事となったミリィ達。しかし、ミリィとメイデンの連携が会わずにズレ続ける光景は、2人の連携を期待しているUすら呆れていた。果たして、この2人が力を合わせる事など出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
手を組めずに苦戦する2人に痺れを切らしたUは、怪人の相手を片手間としながらサポートをする。その際に、相手を思いやる事の大切さを指摘するのであった………
次回「思いやりの大切さ」
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