ミリィ達3人は他のメイデンを捜索する中、2体の怪人と遭遇する。しかしミリィとメイデンの2人が連携を取れず、Uも呆れを隠せない様子を見せていたのであった………
ミリィとメイデンがロクに連携を取れない中、素早い動きで怪人はミリィとメイデンの2人を翻弄する。そんな2人の苦戦する光景にUは思わず溜息を漏らすと………
「………やれやれ、怪人の特性が厄介なのは確かだが、あの2人ならもっとやれるはずだ………成長に繋がらない事はあんまりしたくないが………」
そう呟くと共に、目の前で戦っていた怪人を蹴っ飛ばすと、Uは装備していた盾を、ミリィ達2人が相手取る怪人に向けて投げて直撃させる。
「………!? U………!?」
この行動にはミリィ達2人も驚いていた。
「見てられないよ、君達の戦い。ミリィは遠慮し過ぎ、メイデンはしなさすぎ」
Uは苦言を呈する様子を見せる。
「で、でも………!」
これにはメイデンが反論しようとしていたが………
「利害の一致の関係だとしても今の僕達はチームだ。共闘する時だけでも相手を思いやる事を覚えてくれ。そうじゃないと、個々が強い君達でも綻びが生じる………連携っていうのはな、遠慮する所やサポートする所はそうして、逆に攻めるって時は少し欲を出す………そういうのでいいんだ! 相手がそれを受け止めてくれる………この信頼が何よりも大事なんだ!」
Uはそれを遮るように2人を諭す。直後に、Uに向かって来る怪人が光を放出するものの、Uはお構い無しにソードマンセイバーにビームソードのアクリルが付いた鍵をセットしてこれを回すと、すかさずトリガーを引いた。
『ビームソードセイバー!!』
Uは鋭い突きで怪人の身体を貫くと、取り憑かれていた人間を放出させると共に、怪人の身体を爆発させ、マテリアルの状態へ戻すと共に、これを左手で手にした。
「(色々言ってる中で怪人を倒した………!? やっぱりUさんは凄いな………)」
ミリィはUが片手間で怪人を倒した事に驚いていた。だがUはそんな事など気にしないと言わんばかりの様子を見せながら自身の変身を解くと………
「見せてみろ、君達の連携を! 君達ならそんな奴敵じゃない!」
そう言って、2人を鼓舞する様子を見せた。ミリィとメイデンは驚き、互いに顔を見合わせる。そして、少し経ったタイミングでメイデンはミリィの顔を覗き込むと………
「………あの巨人になる鍵、持ってるわね?」
ミリィに対して、そう問いかけた。
「え? も、持ってるけど………」
ミリィはその回答に頷いた。それを聞いたメイデンは安堵するような声を漏らすと………
「なら、私が奴を押さえる。そしたら一撃で決めなさい」
そう言って、ミリィの力を借りようとする姿勢を見せた。それを聞いたミリィは最初こそ驚いていたものの………
「………! うん!」
少ししてメイデンの策に賛成する様子を見せたのだった………
ミリィとメイデンが連携を取れない中、Uが叱咤激励を飛ばす事によって、2人の中で意識を変えさせる事が出来た。果たして、2人の連携は怪人の撃破へ繋がるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
メイデンはミリィにトドメを任せるべく、自身が怪人の捕獲に奮闘する。そしてミリィは、トドメを撃つ為にフォームチェンジを行う。果たして、2人の連携の行方は………?
次回「時間制限姫と巨人の連携」