鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

62 / 201
前回までのあらすじ
ミリィとメイデンの連携が取れない中、Uが加勢を行うと共に2人へ思いやる事の大切さを説いた。それを聞いたミリィとメイデンは連携による策を提案するのだった………


第61話 時間制限姫と巨人の連携

ミリィとメイデンの策が決まった直後、メイデンは別のゼンマイを取り出し、これをセットした直後に回した。

 

『マジックタイムレジェンド! シンデレラヒストリー!!』

 

それにより、ベルトから球体のエネルギーが放出され、メイデンの身体に直撃。その直後にエネルギーは、シンデレラを模した鎧を生成し、メイデンの身体に装備される。

 

「それじゃあ、頼んだわよ」

 

メイデンはそう言うと、怪人と同等以上のスピードを見せると、素早い速度で格闘戦に持ち込む。怪人は素早い動きで逃げようとするものの、メイデンは素早い動きで逃がさずに怪人の身体を掴み、近くの木に向けて投げ飛ばすと、すぐさま素早い動きで怪人の後を追いかけた。

 

「よーし、メイデンちゃんが上手く動いてくれている間に………!」

 

ミリィはメイデンが上手く立ち回っているこの時間を使って、大きなボタンが付いた鍵を取り出すとベルト上部にセットする。

 

『ギガン!』 

 

待機音が鳴る中、ミリィはすかさず鍵を捻った。

 

『アーマーオン!! ………ジャイアントウォーリアー! ギガン!!』 

 

すると、ミリィの身体からエネルギーが生成。そのままミリィを覆い隠す程の巨大な鎧を生成しミリィの身体に装着された。そして彼女はすぐさまベルト上部の鍵に着いたボタンを押し込む。

 

『ギガンチャージ!』

 

ミリィは巨大な右拳にエネルギーを集束させる。それを見たメイデンは、ミリィが必殺技の待機に入った事を察知すると、すぐさまベルト左部のゼンマイを回し、右拳にエネルギーを集束させ………

 

『シンデレラメルヘンエンド!!』

 

そのまま必殺のパンチを叩き込んで怪人を打ち上げる。そしてミリィもそれを目にしたタイミングにおいてベルト上部に刺さった鍵のボタンを押し込む。

 

『ギガンティックエンド!!』

 

そうして、エネルギーが最大限までチャージされた拳がミリィの右拳からエネルギーとなって放たれる。とてつもない威力のエネルギーパンチは怪人の身体を貫き、取り憑かれていた人間の排出と怪人の身体が爆発。マテリアルとなってミリィの手元へ落下すると、マテリアルは走っているのをイメージした靴のアクリルが付いた鍵へと変化した。直後にミリィは変身を解除。メイデンもゼンマイを外して変身を解除すると、ミリィの前へ近付き………

 

「………やるじゃない」

 

そう言って、ミリィに対して小さく微笑みを見せながら彼女の横を通り過ぎた。それを聞いたミリィもまた、満更でもない様子を見せていた。そんな彼女とすれ違うようにUがミリィの横へ立つと………

 

「やったな、ミリィ」

 

そう言って、彼女を褒める様子を見せた。

 

「………Uさんやメイデンちゃんのお陰だよ。2人がいなかったら勝てなかった」

 

しかしミリィは、Uやメイデンの2人がいた故の勝利である事を口にした。それを聞いたUは………

 

「少しは仲間意識ってものが分かってきたみたいで安心したよ。少しずつでもいいからこれからも頑張りな」

 

そう言って、彼女の背中を押す言葉をかけると共に、先程倒した怪人のマテリアルを彼女の手元に置いて、メイデンの後を追いかける。直後、Uから渡されたマテリアルは光をイメージしたアクリルが付いた鍵へと変化した。少しして、ミリィはUとメイデンの後ろ姿を目にすると………

 

「(………一緒に戦う事の良さ、少しは分かったかもしれない………かな)」

 

そう言って、共闘の良さに気付き始めていたのであった………

 

 

 

メイデンとの共闘を経て、仲間と戦う事の意義を見つけるミリィ。そしてメイデンもまた、この頃からミリィの事を仲間として認め始めていたのだが、メイデンもまた、そんな彼女を仲間として認め始める事となり、互いに良い結果へと繋がったのであった………

To Be Continued………




次回予告
それからまたメイデンの捜索を行う最中、リヴィスと顔を合わせる事となるミリィ達。リヴィスは、メイデンとも手を組むミリィに対して行き場のない怒りを見せ始めていた。だが、ミリィの事を認め始めていたメイデンは、呆れ混じりに彼女へ苦言を呈するのであった………
次回「メイデンの仲間意識」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。