ミリィ達の前に再び現れたリヴィス。リヴィスはミリィに対して行き場のない怒りをぶつけていたが、メイデンはこれに苦言を呈する。それを聞いてもなお変わらずに実力行使に出るリヴィス。これにはミリィが怒りを顕にするのだった………
リヴィスはミリィが変身してきた事は想定外だったのか、動揺の声を漏らした。その直後、ミリィは右拳による一撃をリヴィスの身体に叩き込んだ。
「うわああっ!?」
リヴィスは驚きながら近くの木に激突した。
「な、なんで………!?」
リヴィスは動揺した様子を見せていた。しかしミリィはゆっくりとリヴィスへ接近すると、鋭いパンチで追撃をかける。リヴィスは反射的にこれをかわしたが、拳が激突した木はへし折れた。
「な、なんで………!? なんでどうして!?」
リヴィスは困惑する様子を見せていた。
「………これ以上はもう容赦しない。私の仲間を傷付けるなら………貴女を倒す事だって躊躇う気は無いよ………!!」
そんなリヴィスに対して、ミリィは容赦の無い言葉を言い放つ。それを聞いたリヴィスは困惑する様子を見せていたが、ミリィはリヴィスの身体を掴むと、そのまま連続でパンチを叩き込んだ。
「うあああっ!? うわああああっ!!」
リヴィスは悲鳴混じりの声を漏らしていた。リヴィスは困惑の声を漏らしながら大きく吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた。
「うあっ!?」
リヴィスは訳が分からない様子を見せていたが、ミリィは無言でベルト上部の鍵を立てる。
「ちょ、ちょっと待ってミリィちゃん!! 私は貴方の事を思って………!!」
ミリィは慌てる様子を見せていた。だが、ミリィは全く言葉を発さずに鍵を再度捻った。
『ギガンストライク!!』
ミリィは右拳にエネルギーを集束させ、強烈なパンチを叩き込んだ。
「うわああああっ!!」
リヴィスは大きく吹き飛ばされ、そのまま変身を解除させた。その光景を見たUとメイデンはミリィの情け容赦無い戦闘スタイルに驚いており………
「………容赦ないわね。まさかミリィにあんな戦い方ができるなんて驚かされたわ………」
メイデンが思わずそう呟くと、Uもそれに頷き………
「そうだな………僕達3人の中では穏やかそうに見えて、意外と芯はしっかりしているというか………1番怒ってたな………」
ミリィの怒りを強く感じ取っていたのだった。一方、ミリィはボロボロになって倒れるリヴィスを見下すような視線を向けており………
「………今はまだ許してあげる。次も同じ事しか言わないなら………殺す事も厭わないよ」
そう言って彼女に情けをかけると共に、次も同じままなら殺しも考える事を突き付けると………
「………行こう、2人とも」
そう言って、Uとメイデンへその場を離れる事を促す。それを聞いた2人は無言でミリィと共にその場を離れた。一方、ただ1人、ボロボロの姿で心をへし折られるリヴィス。そんな中、彼女に近付く足音が聞こえた。リヴィスが足音の方へ視線を向けると、そこにはローブの人物が立っており………
「………あの少女を取り戻したいか?」
その人物は一部始終を見ていたのか、リヴィスに対してそう問いかけた。それを聞いたリヴィスは驚く様子を見せていたが………
「………取り戻したいわよ。あんな2人すら負けない力が欲しい………ミリィちゃんには私だけを見て欲しい………!!」
リヴィスはミリィへの執着の意思を改めて示した。それを聞いたローブの人物は笑いを零すと………
「ならばこれを使え………最も、安全性は保証出来んがね」
そう言って、ローブの中から真っ黒なガトリングのアクリルが付いた鍵をリヴィスの側へ落とした。
「これは………!?」
リヴィスは困惑の声を漏らしながらその鍵を手にする。ローブの人物はその場から歩き出すと………
「頑張る事だな、若いヒーロー」
そう言って、その場を去った。リヴィスは困惑しつつと、新たな鍵を目にし………
「この鍵が………私を強くしてくれるはず………」
そう言って、新たな鍵のオーラに惹き込まれるかのような様子を見せていたのだった………
容赦ない戦闘スタイルでリヴィスを撃破し、警告に近い言葉を言い放つミリィ。心をへし折られたリヴィスの元に新たな鍵を渡してくる謎の人物。果たして、その人物は何を思ってリヴィスに新たな鍵を渡したのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
リヴィスの事が気がかりになりつつも、捜索を続けるミリィ達の前に新たなメイデンが出現する。そのメイデンもまたメルヘンの力を持つ少女であったのだった………
次回「幼き性格のメイデン」