新たな力に覚醒したミリィは、ジュノの幻影すら迷いなく振り解く覚悟を見せ、ジュノを撃破する。しかし、メイデンでなければ殺せないはずのジュノがミリィによって倒された事から、U達はミリィに対して疑いを見せたのだった………
ジュノを倒してからしばらく経った頃。ミリィ達が『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへ戻った後、Uとメイデンはピンクの元を訪れた。
「………頼みがある、博士」
Uはピンクの元を訪れるなり、ピンクに対して依頼を口にすると共に、ジュノから奪取していたメルヘンドライバーを机の上に置いた。
「帰ってきて早々何かあったそうだね………そのベルトの研究?」
ピンクはベルトの研究を依頼されると見越していたが………
「違う。ミリィの身体の事だ」
Uはミリィの事についての依頼を口にした。
「ミリィちゃんのこと………? 何かあったの?」
ピンクは首を傾げる様子を見せる。
「前に渡した資料の中に、メイデンはメイデンにしか殺せないっていうルールが書いてあっただろう?」
Uはピンクに対し、以前Uが作成した資料の事を思い出すよう口にする。
「ああ………そういえばあったね」
ピンクは近くに置いてあった資料を手にし、その文章を確認する。
「………ミリィがメイデンの1人を倒した………」
Uはミリィがメイデンの1人を倒した事を語る。それを聞いたピンクは驚く様子を見せ………
「ええっ………? いきなりルールが崩壊してるね………? もしくは………」
思わずルール崩壊の可能性を語る………それと同時にあるパターンも。
「………そのもしくが無いが調べて欲しいんだよ。単にメイデンがルールを解釈し間違えてるとかならまだ喜べる事だが………正直その可能性は低いと見てる。元々、彼女だけは変身する時に使うアイテムが装着型じゃ無かった事を踏まえると………ありそうなのが怖くてな………」
Uはピンクが想像したとあるパターンの可能性を恐れていたが、その真実を明らかとする為にも事実を明らかにする覚悟を決め、ピンクに対してミリィの事を調査する意思を決めたのだった。
「………分かった、他ならぬUくんの頼みだもん、受けてあげる………でもそのベルトの調査もさせてくれないかな? 今後新しい事が分かりそうだし」
ピンクはUの頼みを引き受けると共に、ベルトの調査もさせて欲しい依頼を口にする。
「それは全然構わない、好きにしてくれ」
ピンク側の申し出については、Uも普通に受け入れ、そのままベルトをピンクへ譲渡した。そして、Uはメイデンと共に部屋を出る時………
「………頼むぞ、博士」
そう言って、ピンクに事を任せる言葉を語るのであった………
ミリィがジュノを殺せた謎について首を傾げるU達は、ピンクを使ってその理由を調べる事となった。果たして、U達が感じている予感とはいったいどのようなものなのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
それから数日、ミリィの事について調査を続ける傍らで、新たなブランクキーを開発したピンク。ピンクはUならこれが使いこなせると考えて彼に手渡す事を選ぶのであった………
次回「リバーシブルの鍵」