U達は捜索の中で雪を見たい少女と出会った。雪は時期が違うため、叶わない願いであり、Uは叶える術を持っているようだったが、その話をしていた直後、少女の向かった方から悲鳴が聞こえたのであった………
U達が悲鳴の聞こえた方へ向かうと、そこには怪人と見慣れた女性が立っていた。
「あら………丁度会えるとは思って無かったわ」
その人物はU達を目にするなりそう語った。U達はその人物が誰であるかなどすぐに分かり………
「エレガン………」
メイデンはその人物の名を口にした。一方、Uはエレガンの近くにいた目を向けると………
「………あの怪人、お前が今さっき生み出した奴じゃないだろうな………?」
静かな怒りを見せながらエレガンに対しそう問いかけた。
「………そうよ。貴方を倒す為の駒は必要でしょう?」
エレガンはそう言って悪びれる事なくそう言い放った。それを聞いたUは………
「そうか………なら死ね」
そう言って、インベーダードライバーを取り出し、これを腰に装着する。
「私も前回の屈辱を返させてもらおうかしらね」
エレガンはUの言葉に対してそう言い返すと、メルヘンドライバーを腰に装着する。2人はそれぞれ変身用のアイテムをセットする。
「「変身………!」」
その言葉の直後にUは鍵を、エレガンはゼンマイを回す。
『ホワイトソードインベーダー! ソードマン!!』
『ソーンヒロインレジェンド! イバラヒメヒストリー!!』
2人の身体を鎧が覆い、変身が完了すると、エレガンは両手から棘の鞭をUに向けて伸ばした。Uは超速移動でこれを回避するが、エレガンはすぐさまUに向けて鞭を伸ばして追撃をかけてきた。一方、メイデンはエレガンがメイデンゲームそっちのけでUを狙っている事に驚く様子を見せており………
「(………彼女はゲームに積極的な方だったはず………それすら忘れる程にUへの意識が強まっているのかしら………?)」
エレガンの性格に反するこの行為に疑問を抱いていた。だがその直後、怪人がメイデンの方へ飛んできたため………
「………考えるのは後にしましょう………変身」
腰にメルヘンドライバーを装着し、ゼンマイを回して変身する。
『ドリームレジェンド! アリスヒストリー!!』
身体に鎧が装着されたと同時に、飛び込んできた怪人を軽くいなすと、刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵を取り出し、ベルト右部に差し込み、これを回す。
『キー、オン』
するとメイデンの右手にエレトリックブレードが生成されると、怪人の対処に向かうであった………
U達の前に現れたエレガンは、メイデンゲームそっちのけでUと対峙する事を選んできた。果たして、エレガンの復讐心はどこまで強くなっているのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
エレガンはUに一度敗れた屈辱から、今回の事を仕込んだ事を語る。しかし、そんな理由で勝負を仕込んだUの怒りはまた深まり、それはUの所持していたブランクキーへも変化を与える事となったのだった………
次回「怒りの氷戦士」