Uによってゲームから脱落しかけたエレガンは、様子を見に来たメイデン、ポイズにその無様な姿を嘲笑われる。そして、脱落しかけた事による憎しみをUに向けて増幅させるのであった………
そして視点はU達へ戻り、2人はアジトの近くへと戻ってきた。
「………成程な。メイデンのバイタルサインが10分途絶えたらそのメイデンは死ぬ………そんなルールがあるんだな」
Uはメイデンから新たなルールを聞き、エレガンを意外にも追い詰めていた事を知る。
「メイデンの中にはそうやって勝とうとする子もいないとは限らない………尤も、今の所はまだそういう子は目の前には現れていないからハッキリとは言えないけどね」
メイデンの口からは、このようなゲームの制し方も存在する事が明らかとなった。そしてメイデンは足を止めると………
「………それはそうと………さっきの鍵を生成したのはいったいどういうこと?」
Uが先程リバーシブルの鍵に力を注ぎ込んだ事について問いかける様子を見せる。
「………そういえば、雪を降らせる事にまつわる話を実現させる話はまだ終わってなかったっけ………分かったよ、証明する………ただな、メイデン。1つだけ約束して欲しい」
Uはそれについて真剣に説明をする事を決める。
「約束………?」
メイデンは首を傾げる。
「………何が起きても信用してくれ………いいね?」
Uはメイデンに対してこれから何が起きても信用するよう口にする。それを聞いたメイデンは………
「………分かった」
少し考える素振りを見せると、Uの言葉に頷く様子を見せた。Uはそれを目にすると、紫と水色のリバーシブルの鍵を取り出し、目を閉じる。するとその直後、鍵の中からエネルギーがUの身体へと吸収された。それにより、Uの手に握られた鍵はブランクキーへ戻り………次に目を開いたUの目の色は緑色へ変色していた。
「………はあ、久しぶりにお父さんが私を必要としてくれると思ったら………まさかこういう形で呼び出されるなんてね………」
少ししてUは口を開く。声色こそUのものであったが、雰囲気や喋り方はUとはまるで異なるものであり、メイデンも思わず驚いていた。
「………貴女がメイデンちゃん………でしょ? お父さんの頭脳にある知識を見てすぐ分かったよ」
U………ではない謎の人物はメイデンに対しそう問いかけた。メイデンは、Uでは無い謎の人物に対して疑いの目を向けると………
「………貴方は誰なの?」
そう言って、目の前の人物の正体を問いかける。
「私は白三谷真子………お父さんの娘に似てるだけの存在………と言うべきかな」
その人物は、Uの娘に似てる事を自称する人物、真子であった。
「………? どういう事なの………?」
しかしメイデンは、話の意味が全く理解出来ない様子を見せたのであった………
Uが新たな鍵を生み出せた理由とされている、真子と名乗る謎の人物。果たして、真子は何者なのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
白三谷真子は、先のUの戦いでUと協力すると同時に殺し合った、パラレルワールドのUの娘であった。そして、鍵に宿った力の本来の持ち主こそが、この白三谷真子である事が明らかとなるのであった………
次回「新たな力の根源」