鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

85 / 201
前回までのあらすじ
エレガンは黒い鍵を使い、自身の身を犠牲にする形でUに匹敵する力を獲得する。だが、押されているUの感情は、劣勢になりつつあることへの怒りとは無縁の感情であった………


第84話 奥の手の次元

エレガンはUに向けて追撃のパンチを放つが、Uは左手でこれを止めると………

 

「リヴィスにしろ、お前にしろ………何か1つ勘違いしているようだから教えてやる………!」

 

Uはそう言うと、ブリザードガンを持った右手によるパンチをエレガンの顔面にくらわせ、エレガンを大きく吹き飛ばす。

 

「うあっ!?」

 

エレガンは咄嗟に受け身を取る事でこの場を凌いだが………

 

「………力ってのは狂ったままに使うもんじゃねえ。そんなもので振るう力程虚しいものは無いし………見てて腹が立つ………!!」

 

Uはリヴィスやエレガンの力の振るい方に不満を抱き、思わずそう言い放った。それを聞いたエレガンは狂ったような笑いを零すと………

 

「だから何よ………! 力ってのは相手を滅ぼす為に使うものでしょう………!? その為に使い方なんて関係は無いのよ………あははは!!」

 

そう言って、Uの言葉が響いていない様子を見せる。それを聞いたUは無言でベルトから鍵を取り外すと………

 

「………そうか。ならもうくたばってくれ。お前か生きているだけ、お前は狂う………その前にこれで決着してやる。これはメイデンゲーム攻略云々じゃない………僕とお前の決着だ」

 

そう言って一度鍵のカバーを元に戻す。そして、紫と水色のカバーの鍵に戻った直後、Uは水色のカバーを起こす。水色のカバーの裏側は紫色であり、持ち手が紫一色の鍵をUはベルトにセットする。

 

『ディメンション!』

 

Uはそのままベルトにセットされた鍵を左手で回す。

 

『ディメンションソードマスター! ディメンションソードマン!!』

 

すると変身音と同時に、Uの水色の鎧がガラスのように崩壊。するとその下に隠れていた紫の軽量な鎧が出現した。メイデンはUの鎧の変わりように驚いており………

 

「紫色のソードマン………! (あれが真子って女が示唆していた………もう1つの力………!!)」

 

それが、以前に示唆されていたUのもう1つの姿である事を察知した。その直後、Uの右手にあったブリザードガンのグリップが動き、ブリザードガンは直線状の形へ変形。その直後に銃口から鋭い刃が出現。ディメンションソードと呼ばれる剣へと変化した。

 

「エレガン………行くぞ、お前の狂気の連鎖、ここで終わらせてやる………!!」

 

そしてUは、エレガンをここで完全に撃破する決意を固め、ディメンションソードを構えるのであった………

 

 

 

エレガンの狂いように思わず怒りを覚えるUだったが、エレガンはその姿勢を変えようとはしなかった。Uはもう1つの力、ディメンションフォームを解禁し、エレガントの最後の決着を着けようとしていた。果たして、対決の行方は………?

To Be Continued………




次回予告
Uのもう1つの力は、これまで以上のスピードと次元を操る力を持っていた。Uはエレガンを一方的に蹂躙する強さを見せると共に、必殺の一撃をエレガンへ叩き込むのであった………
次回「狂った人形劇の終演」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。