ディメンションフォームの力を解禁したUは、エレガンを一方的に圧倒。エレガンに引導を渡す形で異次元へと送り込んだ。これによりエレガンはメイデンゲームから脱落する事となったのであった………
第86話 メイデンのライバル
エレガンの脱落から数日。ミリィも交えた3人で他のメイデン捜索を再開する事となったが、中々他のメイデンとは邂逅しなかった。そしてこの頃、Uがピンクとの会話をする機会が増えており、捜索はミリィとメイデンの2人が主に仕事へ奔走していた。
「………中々他のメイデン、見つからないね」
ミリィはそう言って、メイデンが見つからない事を呟く。
「こればかりは他の子の様子次第としか言いようが無いわね」
メイデンはそう言って、他のメイデンと遭遇出来ない事については仕方の無い事だと語る。メイデンが表情を変えずに淡々と語った事に疑問を抱いていた。
「………そういえば、メイデンちゃんってメイデンゲームの中で注目している人っているの? 例えば………ライバルみたいな相手とか………」
そんな彼女の様子を変えたかったのか。ミリィは思わずそんな事を問いかける。それを聞いたメイデンは、ミリィの言葉に返答しようか少し考えた後………
「………いるわ。私が特に注目しているのは………メイデンシリーズのNo.9、ポイズ=メイデンよ」
メイデンはミリィの言葉に返答した。彼女がライバル視しているのは、メイデンシリーズのNo.9、ポイズ=メイデンだという。
「ポイズ………メイデン?」
ミリィはこれに首を傾げる様子を見せた。
「メイデンシリーズの中では最新型。メイデンゲームに参加する7人のメイデンシリーズの中では1番の積極派よ………」
メイデンはポイズの事についてミリィへ語る。メイデン曰く、ポイズは好戦的な性格であり、最新のメイデンとの事であった。
「積極派………」
それを聞いたミリィは、そんなメイデンがいる事が信じられない様子を見せていたが………
「………まあ、メイデンゲームに参加し続ける限り、いつかは会えるはずよ」
メイデンは焦る事なく、巡り会う時を待とうとしていた。そんな彼女の様子が腑に落ちないミリィであったが、突如として背後から気配を感じた。
「………! メイデンちゃん、後ろから誰か来てる………!!」
突然の反応にミリィは身構える。メイデンも背後に視線を向けると、メイデンは背後から接近してくる人物の姿を目にする事となるのだが………
「………!! ………最悪、なんでこんな形で会う事になったのかしらね………ポイズ」
背後から接近してきた人物は、なんと話の話題にいたポイズ=メイデンであった………
メイデンに纏わる新たな話が明かされる中、ミリィ達の前に現れたNo.9のメイデン、ポイズ=メイデン。果たして、ポイズと邂逅を遂げたミリィ達の行方はどのようなものとなるのであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ポイズはメイデンとの邂逅に驚きつつも、メイデンゲームを口実にメイデンとの対決を要求する。メイデンはポイズの存在を厄介に感じていた事から、この対決を受け入れるのであった………
次回「因縁のメイデンゲーム」