ミリィvsメイデンの喧嘩は、ミリィが一方的に圧倒する展開となった。しかし、ミリィの懸命な怒りを聞いたメイデンは落ち着きを取り戻し、ミリィと和解する事が出来たのであった………
ミリィとメイデンの和解を密かに見届けたU達は、ピンクの部屋へ戻った。
「メイデンちゃん、落ち着いてよかったね」
ピンクは、メイデンが落ち着いた事に喜ぶ様子を見せた。
「だな………ミリィのお陰だ」
Uはピンクの言葉に頷くように語った。直後にピンクは近くに置いてあった弓らしきものを手に取る。
「………そういえば、それは何だ?」
そんな中、Uはピンクが手に取った弓らしきものに疑問を向ける。
「これはメイデンちゃん用の強化武器だよ。メイデンちゃんの変身するメルヘンの強化アイテムは結局作れなかったんだ。出来たのはガワだけ。でも、武器くらいなら力になれる気がするんだ」
ピンクは、メルヘンの強化フォーム用アイテムの制作は挫折に終わった事を語り、その代わりとして武器の開発に臨んだ事を語る。それを聞いたUは、ピンクの上に置かれたブランクのゼンマイを手に取る。それを見たUは………
「………そうだな、僕もメイデンの為に出来る事をするつもりだ。それと、コイツは貰っていいか?」
そう言ってメイデンの為に出来る事をやると語り、同時にブランクのゼンマイを欲する言葉をかけた。
「好きにしていいよ、私にはどう頑張ってもそれ以上は進まないし………」
ピンクはブランクのゼンマイをあっさりUへ譲る事に了承した。それを聞いたUは………
「分かった。ありがたく頂戴するよ」
そう言って、ブランクの鍵を持ってピンクの部屋を出たのであった………
その後自室へ戻ったUは、ブランクの鍵に目を向けると………
「(メイデンの為に出来る事か………そうだな、技術者ではない僕に出来る事は決まってる………本当はこんな事の為に僕の力を分け与えたくは無いんだけど………彼女の強くなりたい願いを叶えてやりたい………強くなる事の意義を知った今のメイデンなら………)」
そう言って、メイデンの為の行動に出た。Uは身体から光を放出すると同時に、手にしたブランクのゼンマイにエネルギーを注入する。
「(………この膨大な力をベルトが耐えられるギリギリに抑える………前に変身しながら力を使ったからどのラインならギリ耐えられるかは把握済み………使いこなせるかどうかは………メイデン次第ではあるけどな………!!)」
Uが自身の力をゼンマイに込めた事でゼンマイは形状を変化。ゼンマイの上パーツに追加のスイッチパーツが出現するのであった………
Uとピンクは、メイデンの為の新たな力の開発に密かに動いていた。果たして、2人の行動はどのような形でメイデンの為となるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
数日後、再びメイデン捜索に動く事となるミリィとメイデン。その出掛ける際に、Uとピンクはそれぞれメイデンの為に用意したアイテムを渡すのであった………
次回「2人からの贈り物」