メイデンの為にやれる事をやろうと動くUとピンク。それぞれの想いは、違う形でメイデンへ役立つ力を生み出そうとしていたのであった………
それから数日、ミリィとメイデンの2人は再びメイデンの捜索に動く事となった。
「………まあそういう訳で、今日はまた別件で着いてやれない。すまないが頼むぞ」
Uはまた別件があるらしく、着いていけない事を語った。
「………ああそうだ。メイデン、これをあげるよ」
その直後、Uはメイデンに対してとあるものを渡した。それは御守り袋だった。
「………何よこれ?」
メイデンは首を傾げながら御守り袋に目を向ける。
「本当に困った時にこれの中身を使え。君の助けになるはずだ」
Uはそう言って、時が来るまで御守り袋の中身を空けないように語った。それを聞いたメイデンは………
「………分かったわよ」
そう言って、どこか不服そうにそう呟いた。それと同時にピンクが走ってきて………
「メイデンちゃん、私からはこれをあげるよ」
手に持っていた弓らしき物をメイデンに手渡した。
「………弓? これはいったい何に使うのよ?」
メイデンは手渡された弓らしき物に目を向けていた。
「メイデンちゃんが持ってるゼンマイと連動出来るように作った武器、名付けるなら………メルヘンボウかな?」
ピンク曰く、この弓らしき物メルヘンボウは、メイデンが所持するゼンマイとの連動を前提とした武器である事を語った。
「メルヘンボウ………また変わった武器を作ったわね」
メイデンは、ピンクが作り出した武器を目にし、思わずそう呟いた。その直後、メルヘンボウは光へ変化すると共に、メイデンの所持するメルヘンドライバーのプロペラ部分へと吸収された。
「えっ………!? ………あの大きな弓がベルトの中に入っちゃった………!?」
ミリィは、メルヘンボウがメルヘンドライバーへ吸収されてしまった事に驚いていた。
「普段持ち歩くには重いかなと思っての機能だよ。それに………結局メイデンちゃんの要望通りのアイテムにならなかったから………そのお詫びでもあるかな」
ピンクはこの機能について、メイデンの為の強化アイテムを作れなかった事へのお詫びとしてのものである事を語った。
「………ありがとう、ピンク。それに………前はキツく当たって済まなかったわ………」
それを聞いたメイデンはピンクへ感謝の言葉を呟くと共に、先日の事を謝罪した。メイデンから謝罪の言葉を聞いたピンクは驚く様子を見せたが………
「………ううん、気にしてないよ」
特に気にしていないとそれを受け入れる様子を見せたのであった………
再び他のメイデンの捜索に向かう事となったミリィとメイデン。メイデンの為の強化アイテムを制作した2人は、メイデンへ贈り物と称してこれらを譲渡した。果たして、これらのアイテムはメイデンの役に立つのであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
他のメイデンを捜索する過程で、再びポイズと遭遇するミリィ達。冷静さを取り戻したメイデンは、ポイズの挑発に乗らないと同時に、ポイズの撃破を決意するのであった………
次回「因縁対決の再来」