鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

96 / 201
前回までのあらすじ
他のメイデン捜索の過程で、再び対峙する事となったメイデンとポイズ。落ち着きを取り戻したメイデンは冷静を保ちつつも、ポイズを倒す覚悟を決める形で変身するのであった………


第95話 最強メルヘンの降臨

ポイズはメイデンへ接近しようとする。しかし、メイデンはメルヘンボウからエネルギーの矢を放ち、攻撃を放つ。

 

「ぐっ………! (あの武器………どこで手に入れたのか知らないけど厄介ね………)」

 

ポイズはメルヘンボウを目にし、その厄介さを感じていた。メイデンはメルヘンボウによるエネルギーの矢を連続で放つが、ポイズは動き回る形でこれをかわしつつ、同時にゆっくりとメイデンへ接近していた。

 

「くっ………!」

 

メイデンはポイズが接近戦を狙っている事に気付き、思わず声を漏らした。そして、ポイズが一定の距離へ接近すると、素早い動きでメイデンへ接近すると同時に、鋭いパンチでメイデンの手にあるメルヘンボウを吹き飛ばした。

 

「やはりそう来たわね………!」

 

だが、メイデンはこれも織り込み済みであり、刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵を取り出し、ベルト右部にセットし、そのまま回した。

 

『キー、オン』

 

これにより、エレトリックブレードがメイデンの手に生成され、メイデンは素早い剣さばきでポイズに連続で攻撃を与えた。

 

「今度は接近戦か………けれど甘いわね………!!」

 

だが、ポイズは軽くよろめいただけですぐに姿勢を立て直し、同時にベルトにセットされたゼンマイを回す。そして、そのまま右拳にエネルギーを集束させる。

 

『シラユキヒメメルヘンエンド!!』

 

ポイズの鋭いパンチがメイデンの手にあるエレトリックブレードへ直撃。エレトリックブレードは粉々に粉砕され、その余波でメイデンも吹き飛ばされてしまった。

 

「うわあああっ!!」

 

メイデンは地面を転がる。ポイズは嘲笑う声を漏らしたが、メイデンは身体を起こし………

 

「私は負けない………絶対に………!!」

 

ポイズ撃破の為に闘志を燃やしていた。そしてその直後、彼女が所持していた御守りが突如として輝き始め、メイデンがこれを手元に持ってくると、御守り袋が突如として破裂。その中から黄金のゼンマイが出現し、メイデンの手元に落下する。

 

「ゼンマイ………!? そんなバカな………!!」

 

これにはポイズも驚いていた。メイデンはゼンマイに驚いていたが、フッと笑いを零すと、ベルト左部のゼンマイをセットした。

 

『ライトニングアリス!』

 

ベルトからこれまでとは異なる待機音が鳴る中、メイデンはゼンマイを回す。するとベルト内部に装備されたプロペラ型のモーターが光りながら回転。それにより、ベルトから黄金のトランプ型のエネルギーが放出され、メイデンの身体に直撃する。その直後に黄金のアリスを模した鎧が生成され、その前に纏われていた鎧を弾き飛ばす形で装着された。

 

『ミラクルレジェンド! ライトニングアリスヒストリー!!』

 

メイデンの新たな姿を、怪人の対応をしていたミリィが目にし………

 

「………! メイデンちゃんの………新しい力………!!」

 

メイデンの進化を感じとったのか、嬉しそうな声を漏らした。ポイズが驚きの声を漏らす中、メイデンは近くに落ちていたメルヘンボウを拾い上げると………

 

「………覚悟なさい、ポイズ。これが私の新たな力………いえ、私の成長の証と言うべきかしらね………!!」

 

そう言って、自身の新たな力についてそう呟くのであった………

 

 

 

ポイズ相手に相変わらず苦戦させられながらも、揺れないメイデンに応えるかのように力を発揮するUから譲渡されたゼンマイ。果たして、最強の力を得たメイデンは戦況を変える事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
進化したメイデンの姿は、ポイズを完全に圧倒する力を持っていた。劣勢に立たされたポイズは次第に余裕を無くし始めるのであった………
次回「想いを背負う少女」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。