「できたー!」
「おめでとうございますアイシテルさん!」
「敬称不要!後は付帯文の入力とレベル配分だけだ!
長かったー!
ひとつ作るのにまる一日掛かるとは思わなかった!」
「それでも早い方ですよ
見た目はパンドラズ・アクターと同じで色違いなだけですし
服もギルメンが残してくれたデータの使いまわしですから
なんかどれもお下がりばかりで申し訳ないです」
「いーよいーよ!そこんトコこだわり無いし
いちから作るほうが困ってただろうから」
「ボディラインにはめちゃくちゃ拘ってましたね」
「ダイナマイト不二子ちゃんスタイルは男のロマンだろうが」
「同意はしますけども」
パンドラズ・アクターの嫁
『セラ・クラヴィス』の外装が仕上がった
真白の柔肌の上に純白のミニスカナース服を纏い
パンドラズ・アクターの傍らに楚々と佇んでいる
絶対領域は正義と言わんばかりのニーソを履き
太ももの僅かな食い込みも忘れない。
足元を彩る白いヒールが姿勢をより良く見せていた。
お見事なまでの不二子ちゃんボディを実現している所為で、ひと目見て連想するのはサイレントヒルというホラーゲームに出てくるお色気ナース。
股下ギリギリのミニスカはちょっと屈んだだけで臀部丸出しになりそうだが、そこは無駄に神器級なナース服、驚きの伸縮性を発揮してしっかりお尻を守ってくれる
たわわなお胸はハイネックでしっかりと谷間を隠し、重力を感じさせない奇跡の形を体現しており、全身の触り心地に関しては付帯文で『さらふわの頂点、一度触れると究極に離れがたいほど心地よい肌触り、それは全ての存在を魅了し意識をダメダメにする』などと遊び心満載に入力。
エロナースな見た目に反してしっかり身持ちを固くすべく
パンドラズ・アクター一筋になるよう、それでいて大和撫子のような控えめさを強調してキャラ設定を追加していると
横からそれを見ていたモモンガが物言いたげな様子で
両手指をちょいちょいといじる動作を始めた
「あの……アイシテルさん」
「敬称不要! 何?」
「俺……話しましたっけ?
好きな子のタイプ、とか」
「聞いたことないよ
……え、もしかして……この設定ドンピシャなの」
「不本意ながら、どストライクで……
この……寄り添っているだけで幸せを感じられる、とか
可愛い格好してるのに極力肌を隠してる所とか
…… …… ……」
モモンガの言う通り、ミニスカナースではあるが
ハイネックで胸元はしっかり隠しているし
白い肌が見えているのは足の付根の絶対領域と
二の腕の肘付近のみ、それ以外は袖と手袋
ニーソックスで全て覆われていた。
上の空な様子で呟いたモモンガは立ち上がると
ふらふらとパンドラズ・アクターの元へ向かい
設定を開いてクリスタルをぽこぽこ追加、そして
容量の増した付帯文にぽちぽちと何かを書き込み始めた
新たなNPCの制作過程を見て心の変化でもあったのだろう
パンドラズ・アクターに加えられている変化が
セラに関するものであればいいなと思いながら
更に追加で好き放題入力していく。
(ふふふ、これ見たらモモンガ驚くだろうなぁ)
付帯文だけは職業や種族の枠に囚われない。
だからこそ、実際は効果がなくとも
まるでそれが事実であるかように書き込める。
アイシテルはチラリとモモンガを横目に見ながら
したり顔でその情報を打ち込んだ
『 宝物殿領域守護者パンドラズ・アクターへの
バッドステータスを含め、全てのダメージを肩代わりする。
セラ・クラヴィスが存在する限り如何なる
パンドラズ・アクターを害することはできない 』
つまり「そいつと戦いたくば先ず私から倒せ」というヤツだ。
そして、
『 宝物殿領域守護者パンドラズ・アクターに対してのみ
所在地とバイタルサインを常時詳細に把握することができる。
魔法を介さない特殊な意思伝達も常時有効で
互いの合意であれば互いの位置を瞬時に交換することもできる。
これらの有効範囲に制限はない 』
パンドラズ・アクターを決して孤独にしない
二重三重のセキュリティだ
他のゲームではカップル特典としてお約束の機能でもある
それらに加えて更に複雑な設定を盛り込み
一通り入力し終えたオッサンは
次に、手付かずだったビルド画面を開いて唸った
初期種族はとりあえず二重の影で確定だが
振り分けや職業は何を目指せばいいのやら。
とりあえず付帯文の設定に沿って魔防と物防
そしてあらゆるバッドステータスに対する無効化ができるビルドにすればいいかと決めて、初期から設定できる種族特性一覧と職業特性一覧を見比べた
「ぬーん……」
どれもパッとしない
もっと一石三鳥ぐらい得できるビルド構成はないものか。
比較対象を得るために自分のステータスを開き
【トータル・ジェノサイド】の欄を眺めるが、ワールドエネミーの規格外な強さを再確認して大きく肩を落とした
そもそもなんでいちプレイヤーである己がワールドエネミーに進化させられてしまったのか、一体いつの間に行われたのか、サ終する運営の暴走によるものなのか
(……)
もう幾日もない今、問い合わせするのも時間の無駄のような気がしたので
画面で見られるだけの情報を前に深くため息を吐く
運営があえてPKを禁止した理由に察しがついたからだ。
つまり結局の所、サービス終了するのだからと今回の実装に関してまともなデバッグ作業がされていないのだろう。
プレイヤーにワールドエネミーの種族を実装するなどという暴挙にバグが生じない訳が無い
これらの危険性をあえて見逃した上でのサイレント実装。
オッサンがギルドに加入した事も実は物凄くハイリスクな行動だったのだと気がついて、とんでもない爆弾を持たされたものだと今更に血の気が引く
幸いにもモモンガに迷惑はかかっていないようだし
恩恵とやらも正常に稼働しているようで一安心ではあるのだが……
宝の持ち腐れ状態のオッサンは憎らし気に
画面の種族欄を見つめ、指先で突ついた
「最終日だけでもPK解禁してくれないかな……お?」
ツンツンしてた種族項目が指先にくっつくように浮いた
まるでドラック&ドロップするような動作に嫌な汗を掻いたオッサンは、その指をおそるおそるNPCの種族項目に移動させ、指を離してみる
「も…… も、も、モモンガ!
モモンガモモンガもモモンガ!!!」
「聞こえてます聞こえてます
人の名前でリズム刻むの止めてくださいよ
なんですか?」
「これっ!ここここっこっこれぇ!!!」
「すごい動揺ぶりですけど…… え?」
「コピペできちゃった!やべぇ!コピペできちゃったよ!」
「ちょっちょちょちょ、ワールドエネミーの種族名って
取得できるんですか?!マジで?!いやウソでしょ?!
ただでさえバランスブレイカーなのにそんなの実装できちゃダメでしょ!そんなの罷り通ったら最強のNPC都市が出来上がっちゃいますよ!!っていうかなんですかこのアホみたいなクリスタル消費量!
明らかに10万円分ぐらい消えてますけど!」
「消す?!消す??!消したほうがいい??!!!」
「いやいやもう消費しちゃってるんで消したら勿体ないですよ!そのまま育てましょう!そのまま!!」
「ドッペル項目消えたけど?!
他の初期種族弾かれるんですけど?!
っていうか俺の種族名消せない!!
呪い?!一度装備したら外せない系の呪い?!
種族変わったのに見た目真っ白埴輪で変化ないね?!」
「落ち着けオッサン!
……先に外装設定しといて良かったって事でしょうね
ワールドエネミーの種族だとそれ以外は設定できないって事ですよ
現にアイシテルさん「敬称不要!」の種族も
【トータル・ジェノサイド】だけになってますし」
「お、おぅ……そういえばそうだったわ……
レイスの項目全部消えてたわ……」
「うわーソレの詳細、改めて見てもやっぱりエグいですね
デバフ耐性が軒並み無効扱いになってます、まぁ
ボス戦では逃走できない仕様も多いですし
状態異常が効かないのもボスエネミーなら当然ですからね
ワールドエネミーのデフォルト設定と思えば自然な事です……が
まさかボス特性をいちNPCが獲得できてしまうとは……
しかもプレイヤーキルに特化したレベル100の暗殺ビルド……
控えめに言ってもヤバい
有効打がプレイヤー側の時間対策しかないってコレ
遅延だけでどう攻略しろと?無理ゲーだろフザけんな」
よほど深刻な事態らしく
オッサンのステータス画面を睨みつけながら考え込んだモモンガが
ふ、と ある部分に気づいて指さした
「これ、レベル表示なくないですか?」
「ああ、うん、ないね
職業レベルは変化ないけど」
「そうじゃなくて、これです
ここ」
と、モモンガが指し示した部分を注視する
ステータス画面の上部に振り分けられていないレベルの余剰分を示すスペースがあるのだが、不思議な事に、とうに振り分けてゼロになっていたはずの種族レベル分がまるっと余剰として表示されており……
「「……」」
それはつまり、種族レベルを上げる必要がない分、100レベル全てを職業レベルに全振りできてしまうという意味であり……
「卑っっっ怯でしょうコレ!!
もしかしなくてもワールドエネミー全部この仕様か?!
レベル全部スキルに振れるのか!
だからあんなにクソ強いのか!!わぁぁぁあ納得ーーー!」
「種族特性だけで殆どの耐性無効ができるから
職業でもかなり絞って振れるっていう」
「クソ運営が!!!」
「お陰で俺も新しいスキルに振り放題だなぁ
テーブルゲーム無双だけじゃなくて調理も伸ばそうかな」
「待って下さいなんでそんな無駄な使い方しようとしてんですか
初志貫徹で隠密暗殺に全振りしてくださいよ」
「それがね?【トータル・ジェノサイド】自体が隠密暗殺に特化してて種族特性だけで全部カバーできてるしなんなら強化されてるから
今以上伸ばしようがないというね?」
「夢見放題じゃないですか、羨ましすぎる……
っていうかセラちゃん強くなりすぎですね
装備なしだったら守護者の中で
多分一番強くなっちゃって……あ、そうでもない?
素のステータス全然振ってないじゃないですか
どうするんです?」
「とりあえず速さと火力捨てて
魔防と物防と体力に均等に全振りしようかなって思ってる
種族特性に上位物理無効と上位魔法無効があるから
数値上げても殆ど意味ないかもだけど」
「あえてタンクにするんですか?
何かこだわりでも?」
「あっ勝手に設定見たらアカン!」
「……」
「あ〜も〜モモンガ〜〜〜〜ノンデリでりでり〜」
既に入力し終えたセラの付帯文をわざわざギルド武器を用いて覗き見する様子にデリカシーがないと非難するオッサン
しかしモモンガは意に介さず読み進める
「この設定、実現できてたら
パンドラズ・アクター絶対死なないやつじゃないですか
テーブルゲームの内容も魅力的ですね
チェス、囲碁、将棋が趣味っていうのも格好いい、最高です
なんとか連動させられないかな……ヘロヘロさんが居てくれたらある程度プログラミングが……いや、流石にNPC同士の連動とか無理か」
「へろへろさん」
「ギルメンの一人です
今でもたまにインしてくれてるのでサ終までに会えたら紹介しますね
あっ この、所在地とかバイタルの内容も凄くいいですね
まるっとコピーしちゃっていいですか?」
「よきにはからえ〜」
「ありがとうございます
パンドラズ・アクターにも同文で盛り込んでおきたいので……
あと、ちょっと俺が追加した設定内容も
いくつかセラちゃんに追記しときますね
お互いの内容に齟齬が生じても困りますから」
「うん、そっちの良いようにしてくれたらいいんだけど
…さらっと受け入れちゃう感じ?
GPS設定、引くか驚くかと思ったのに」
「あー、はい、うん、そういう守り守られな設定は
引くどころか、かなり刺さりました……嬉しいです
男としては嫁に守られるなんて情けないかもですけど」
「……モモンガ」
「やっぱり女性は強いってイメージがあって
あ、俺の個人的な印象というか憧れも強い所為かもですけど
家庭や子供を守るために凄い力を引き出せる存在と言うか」
「モモンガ」
「そういう印象から嫁って聞くと……って
なんですか?」
「職業振り分けようとしたんだけど……
最上位以外受け付けなくなってるぅぅ」
「えええ?!ちょっ……それズルくないですか?!
うわーホントに基礎職が選択できなくなってる!
ワールドエネミーの存在自体が
プレイヤーの完全上位互換ってことか!
束にならないと勝てないワケですよ!!!
レベルも限界突破できるんじゃないでしょうね?!」
「……でき、そう っていうか
レベル欄に手動振り分けのシークバー生えてて
ちょっと隙間できてる、レベル100突破できる」
「ちょっっっとアイシテルさん「敬称不要!」
パンドラズ・アクターに種族コピペしてもらえます?」
「それは流石にマズいでしょ?!
そっちは俺のと違って組んでるの初期種族だけじゃないし!
俺のはまだ何も組んでない状態でやったんだよ?!
色々組んだ後じゃ元のデータぶっ飛ぶかもしんないのに!」
「それは、まぁ……確かに」
食い気味に身を乗り出していたモモンガの圧に慄いたオッサンは、相手が幾分か冷静になった事で安堵の息をつく
まっさらな状態で種族項目をコピペしたセラ・クラヴィスと比べるとパンドラズ・アクターはガッチガチにレベル分配を済ませている状態なのだ。
種族欄が【トータル・ジェノサイド】以外全て消滅するという変化が生じた以上、下手なことをすると特性が失われる可能性がある
隠密特化ならば良かったかもしれないが
パンドラズ・アクターは生産にも秀でた汎用万能型だ
細やかな調整も為されており
単独でナザリックを運用できる仕様になっている。
故に、種族を絞っただけでも失うものの方が多い
それに気づいたモモンガは悔しそうに唸った
オッサンは悔しがるモモンガを宥めるように肩を叩く
「とりあえずはこれから創るコルとソルで色々実験してみるよ
コイツらは愛玩ペット用だし、レベルもいらないっしょ」
「そうですね……
さっきはレベル100の状態でコピペしたから
とんでもない金額が飛んでましたけど
レベル1ならそう痛くない額……」
そもそもの種族特性からして既に破格なので
レベル1でも高額の可能性はあると思い直し言い留まる
それを察したオッサンも強く頷いた
「ンン、それは兎も角
猫と犬の外装どうしよ」
「手頃なスキンがあったと思いますから探してみますね
餡ころもっちもちさんがエクレア作った時に試行錯誤してたのがあるから、その辺参考にすれば俺達だけでも作れるかも」
「あんころもっちもちさん」
「ギルメンの一人です、動物好きだったんですよ」
「エクレアはペットじゃなくてお菓子では」
「ああ、エクレアっていう名前の
ペンギンのNPCがいるんです
見た目は結構かわいいですよ」
「へぇ、見てみたい」
「果たしてナザリックの全NPCを紹介して
全区画を案内する時間が残されてるかどうか……」
宝物殿の拡張済み区画をチラ見するモモンガ。
その仕草には黄金の大海原の発掘を優先させたい、という
意思がありありと見て取れる
物欲も所有欲も薄いオッサンは苦笑いした
「いいよいいよ、モモンガはやりたい事優先させて
俺は俺で空いた時間で勝手にナザリック散歩しに行くから
正規のメンバーならトラップも発動しないだろうし」
「はい、正式なメンバーなので多分
種族よりメンバーであることが優先される……筈です」
「そりゃま、曖昧よね」
「なにぶん初めて尽くしなもので……
散歩する時は一緒に行きますから声かけて下さい」
「いーってば、黄金の海を発掘したいんでしょ」
「それはそうですけど、貴方はこれまで忍び込むばっかりで
ちゃんと見て回ったことないじゃないですか
折角ですから案内しながらの俺の思い出語りにも付き合って下さいよ
そっちのワガママを聞いてあげるんですから」
「……そう言われると、頷かざるを得ない」
「でしょう?とくに、弐式炎雷さんの事で
話したいことも多いですし」
「にしきえんらいさんってのもギルメンか」
「ええ……彼のことは流石に知ってると思ってたんですけど
認知すらしてないとかマジか……
うちで一番貴方のキル被害に遭ったメンバーなのに……
貴方にめちゃくちゃ敵対心燃やしてたギルメンですよ
似たようなビルド組んでたんです」
「へぇ〜 ステルスメイン?」
「いえ、隠密はサブでメインは火力特化でした」
「あ、ちょっと違うんだ
俺の場合はステルス特化だから」
「ホントですか?!てっきり火力特化かと……
じゃあ、どうやってタンク系一撃キルしてたんですか?
何年も前にうちのタンク組を一撃でキルしてましたよね?」
「ふっふっふっ……
俺の前では体力も防御も等しく無意味なのだよ
なんつって、高レベル相手の愛用武器は
『これ』使ってたんだわ」
と言って持ち出された武器は、掌に収まる程度の細長い『針』
鉄針という飛び道具もあるので
ぱっと見珍しいものではなかったが
その性能が大問題だった
詳細に目を走らせたモモンガの額に汗が流れる
「……これ、ワールドアイテムじゃないですか」
「『ロンギヌスの”針”』!
刺した対象を確実にキルできるというスグレモノよ!」
「ロンギヌスなら使用者もBANされるはずじゃ」
「槍よりはデメリット軽いよ
だからこれ使う時は身代わりアイテム必須ね
廃課金から根こそぎ失敬したヤツ使ってんの」
「アンタ鬼だ!!」
「残念
あ、レイス全部消滅したんだったわ……
ワールドエネミーだ!どやぁ!」
「たっちさん……!これで殺られたのか……!」
「ワールドチャンピオンつっても
ワールド系対抗スキルがパッシブじゃなかったからね
普段通りのアンブッシュで楽勝でした〜☆
相手によってはこれ一本じゃないけどね」
「それでも実質タイマン無双じゃないですか
ワールドエネミー昇格も頷けますよ……」
「でもさ、時々は憧れるんだよね
ド派手な超位魔法ブッパして広範囲殲滅するの」
「そっち方面まで食指伸ばされたら
それこそユグドラシル最強になるじゃないですか
勘弁してくださいよホント」
「そういう理由でウルベルトくんの存在は把握してる」
「わぁ、結構本気で貴方の強さを目指してた弐式さんが
認識すらしてもらえてないのすごく可哀想なんですけど」
「魔法って夢の塊だよなぁ」
「実の所、うちのギルド
ドリームビルド組んでる人の方が多かったんですよ
かく云う俺もその一人ですし」
「へぇ、その上でガチで強かったウルベルトさんて凄いよね
自作詠唱とかめちゃ凝ってたし」
「アレ聞いたことあるんだ……魔法大好きでしたからね
ウルベルトさんが作ったNPC見に行きます?
すごく作り込まれてるので参考がてら紹介しますよ」
「んん、そだね
セラのステとレベルの振り分け終わったら小休止挟もうかな
エクレアっての見てからコルとソルも作りたいし」
「ではそうしましょう
丸一日ここに籠もるなんて本当に何年ぶりだろう
今日はすごく楽しかったです
ありがとうございましたアイシテルさん」
「敬称不要、こちらこそ
ちゃんと寝なきゃアカンよ、モモンガ」
「そっちこそ、ちゃんとログアウトして下さいね
インしたまま寝落ちすると健康に良くないですよ」
そう言ってログアウトするモモンガを見送ったオッサンは
ひとり宝物殿に座ったまま眠るように動かなくなった
▼ モモンガとアイシテルのQ&Aコーナー ▼
Q:サ終までフレンドリストに載ってたモモンガへの印象は?
A:「奇特な変人宇宙人、そういう意味ではすっごく特別だな」