『平』遠く眩しいルドベキア   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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第九平 天秤は揺れ動く。分かれ道のその先へ〜

 

 

雄英体育祭 騎馬戦。

 

それは特に何事もなく始められようとしていた。

 

そう。あの様な事があったのに...

 

この様な圧倒的でそれでいて余りにも露骨な危険レベルの戦闘行為とも取れる妨害以上の実力行使があったのに...

 

そう。今...

 

()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

「そう。私が居ないのにだ」

 

「だろうな。()()

 

そこは体育祭本番とは明らかに別空間〜

 

世界の何処にも属さぬ全く別の異空間。

 

()()()()が出入りが出来る時間の概念を無視した独自空間。

 

そしてそこで顔を合わせる二人こそ...

 

「やあ、()。久しぶりだね。今回はわざわざあの()()()()()()()ご苦労だったね」

 

下位個体のロンが一角

 

最平等のロン またの名を最天秤のロン

 

上天秤のロン

志村亡菜

 

「この程度の事は構いはしないが...本題は別だろう ()()

 

下天秤のロン

博麗 黒鏡(はくれい こがみ)

 

「ああ。その通りだ。あの力といい、それまでの事といい...一体何が起こった?私は何を知っている?」

 

「ふむ。まずはそれからか。では話そう...あの時何があったのかを...」

 

そして...

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

「なるほど。自由の最果て...聞いた事はあったが、まさか...異世界にまで来たとは...やはり、あの人の...()()()の影響か?」

 

「いや、違うな。何せもう一方の方があの方の手の者だろうからな。それを考えれば、自由の最果ての者達は自分の力。もしくはオリジナルなどの因果関係などでこちらの世界に呼び寄せられたと考えるのが自然だ」

 

数分後、二人はそこで椅子とテーブルを用意し座りながら自信達の情報共有を行う。

 

そして判明したのは...

 

「そうか、確かにそうだな。だが、問題なのは...」

 

「そう。あの時感じた力と世界を覆い尽くした改変能力。あれほどの力も問題だが、それ以上のあの力。あれは『黒』の力だ。確実にオリジナルや魔女に近いものを感じた」

 

「そう。そしてそれを生み出したであろう者達が...」

 

「ああ、()()()()()。ボボボーボ・ボーボボとその相棒首領パッチ。こいつらだな。私は途中からこちらへ報告に向かっていたから何があったかは明確には分からない。だが...」

 

「ああ。こいつらは余りにも危険過ぎる」

 

彼等にとっては珍しい発言。自分達以外の相手を危険と発するその言葉は一体いつ振りのものだろうか...

 

だが、その反応はその者達が生み出した力が自信達よりも上の『あの人』に近い何かである時点で当然のものと言えた。

 

「少なくとも...()()()()()()()したとき以来かもしれんな」

 

「ああ。少なくとも()()()()が...オリジナルとレベルにすらなり得るあの者に比べればまだマシといったところか...」

 

彼等は思う。まだ自分達が元の姿だった時...他の下位個体も含めて全員が訳も分からずその場で地に伏せられ、最上位個体が出ようとした瞬間ッオリジナルが飛び出し、『奴』と戦闘になったのだ。

 

あの様な恐ろしい光景は今でも忘れられる事はないだろう。

 

相当無神経でも無い限り...

 

「それで、今は雄英体育祭なのだろう。そろそろ戻らなくても?」

 

「ああっそうだったな。まあ問題はあるまい。何せもう()()()()()()()()()()

 

「ん?...ああ、そうか。()()()が嫌だったのか。全く、少しは交流でも「断る。私はあまり好き好んで人間と関わりたく無い」相変わらずだな。私は...」

 

「とにかく、君も気をつけたまえよ...」

 

「ああ。それではな。私よ...」

 

そして二人は戻り行く。

 

自信達の...

 

()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は木の葉隠れの里付近〜

 

そこでは...

 

「おーい!()()()()!今日も来たってばよ!」

 

オレンジ色の服を着た金髪の少年がある場所でとある人物を呼んでいた。

 

それこそが...

 

「やれやれ。君は本当に...で?今日はどうかしたのかな...()()()()

 

木の葉の近隣神社 ()()()()

 

その神社の管理人であり、唯一の巫女。

 

名を...

 

「ねえっねえってば、兄ちゃん!聞いてくれよ!オレってば色々あったんだけど、今日から下忍になったんだってばよ!だからぁ...」

 

「ほう。そんな事が...そうか、ならば今日は私が一楽でも奢ってやろう」

 

「よっしゃー!「イルカ先生などの先約が無い限りはな」ギクッもしかして最初から...?」

 

「さて...なんのことやら.....」

 

「ああッッーーー待てってばよ!戻るなってちょっちょっと黒鏡の兄ちゃん!」

 

彼の名は博麗 黒鏡。本来なら存在しない...

 

 

木の葉に隠れる 幻想の巫女(ユメの存在)である。

 

 

この先より...

 

いずれ重なり合うその時まで...

 

 

 

『分かれ道のその先へ』

 

 

 

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