『知』いつか未来のナナカマド 作:ある日そこに居たであろうクマさん
それは
とても大事な日々だったんだ〜
最初は一番最初の管轄世界の家族で、尚且つ自分の人格モデルの一人。
それだけだったのに...
「ねえ...」
「な〜に?姉さん」
「楽しいの?」
「は?」
「だって...お前、ちっとも楽しくなさそうだし」
「ッ!!」
それはどれほどの衝撃だったのか...
本当にびっくりしたよ。
まさか当時十に満たない歳の少女にそんな指摘をされたなんて
まあ、でも当時は
ほら、子供だったから...
「フッそれはそうだよ。こんなつまらない人と一緒だと...余計楽しく無いからね」
「...あ?今、なんつった?...凡夫」
「...は?今、聞こえなかった...もう一度言ってよ...ブス」
「「調子に乗るなアァァァッッッ!!!」」
めっちゃ仲悪かったんだよねー
「なんなのさッなんなのさこの凡人の癖に!?」
「はあ?意味分かりません〜ごめんねーお姉ちゃんより天才のお兄ちゃんが居て〜ご・め・ん・あ・そ・ば・せ〜」
「キィィィィッッッ五月蝿いんだよッこの馬鹿!」
「なっ!?ふざけるな!何が馬鹿だ!そもそも馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ、ばーか!!」
「なっお前だって馬鹿って言ったじゃん!?それ考えたらお前だって馬鹿だし、そもそも束さんは馬鹿じゃ無いけどね〜」
「はぁ?こんなちんちくりんのどこが馬鹿じゃ無いって言うの〜お兄ちゃんは良く分かりませんねぇ」
「「ぐぬぬぬぬ〜」」
あははっ今思い出すとあれも懐かしい思い出だよ。
本当にくだらない事で二人で喧嘩してさ〜
もう一人の妹ちゃんやとある二人...家族もドン引きしてたしね。
でもね...今となっては、なんだかんだ言ってもお互いに認め合ってたんだろうな〜って思うんだ。
何故かって?それはね〜
「ふふっ」
「...ふふん」
「だからさ...あの人から...
「まっ待ってくれぇたったの『ズバッ!』....」
「え?ごめん...醜い虫ケラの言葉は
そこに広がる赤の海...満面に香るは...血の香り...
「さあて...久々にこっちに来たけど...そろそろ戻ろっかなぁ。そろそろあっちは四月...セラちゃんに頼まれてる教師生活も始めなきゃいけないし」
彼はその海の中静かに言葉を紡ぐ。
「姉さん...またいつか戻ってくるから...そして、オリジナルの計画が始まる前に姉さんを連れてオリジナルの所に行くんだ。そしたらまた...」
「今度は...
そして別世界〜
春 駒王町 駒王学園 二年教室
「ええ、今日は皆さんに始業式では会えなかった。この教室にやって来る新しい教員の方を紹介します」
「「「「「ええッッッーーーーー!?」」」」」
そしてその教室内では...
「はい、皆さんお静かに...」
「先生!」
「兵藤くん...だか「その人は美人ですか!?」...まあ、美人ですね」
(中身と服装さえ気にしなければ...)
本来の始業式の場に居なかった教師。その人物が急遽、それもこのクラスにやって来る。尚且つ美人という言葉を聞きクラスは...特にこのクラスの名物こと変態三人組は盛り上がった。それはもう目に見えて...
「お前ら...」
「「おう...」
「「「美人教師キターーー!!!」」」
「かと言ってアンタらに春が来たわけじゃ無いけどね〜」
「「「なっ何をッッッーーー!!!」」」
そして生徒同士それぞれがそんな会話をする中...
「はい!とにかくですね。もうその方は教室の前まで来てらっしゃいます。皆さん、失礼が無いように!それでは...篠ノ之先生ー入ってください!」
そして皆が注目する中...
しーん
「あれ...だれ『ドオォォォンッッッッ』は?...」
突如...教室の前の黒板が周辺の壁ごと吹き飛んだ!
「「「「「ハアァァァァッッッ!?」」」」」
皆が突然の事に驚く中、入ってきたのは...
コツッ コツッ
「ふっふっふ〜♪と、言うわけで〜もすもすひねもすー♪ハァイ!みんなのアイドル〜♡全知全能の不可能ブレイカー☆篠ノ之ロンとは.....お兄さんの事だよ〜!みんな〜よろしくね♪」
黒のエプロンドレスのような服に身を包み、頭の上にウサ耳か何かを生やした...
そして...
「それじゃあ席に座ってね〜これから...」
「授業を始めます♪」
それが彼等と
彼等にとって未だかつてない...
『できるかあァァァッッッ!!!』
「ん?何故にwhy?」
とんでもない『未来』を予期させる物であった。
今ここに...
彼は...
全てを『知』る者は動き出した...
未だ知らぬ...
『未知』を求めて...