『知』いつか未来のナナカマド 作:ある日そこに居たであろうクマさん
場所は冥界〜
その冥界における無人の土地。
その昔にはある上級悪魔が所有権を有していた場所であり、今となっては完全な跡地。広大な森と山岳地帯が広がるだけの広々とした自然そのものとも呼べる場所だった。
...だったのだが.....
「「「「「シネエェェェェッッッ!!!」」」」」
「オオッ!?」
今は違った。
その広大な土地の一部。そこを数百人か、数千人か。一人を除き同一の服装をした者達がその場を駆けていく!この光景はあまりに異常。もし悪魔や堕天使などに見つかれば攻撃待ったなしであろう異常光景。
特にその中でも異常なのは...
「待てえぇぇぇッッッ!!!」
「ヌウッ!もう来よったか!」
別世界の伝説の三忍...
「ええい!面倒な奴等だの!」
対してその彼を襲うのが...
「ガキって言うなアァァァァ!!!」
数時間前より彼女達の追跡を振り切ろうと逃げ続ける自来也。だが、相手は彼の想像以上の怪物揃い。だが、それも仕方なきこと。彼女達は元の世界で他の組織含めてそれぞれが本当の意味での人災そのものだと言われていた存在。そんな存在が一般人、ましてやそこいらの異形などより弱い筈も無く...
「喰らえェ!
「ぐっ!これはッ!?」
喰那は自来也の上から自身の武器であるミートハンマーを振り下ろし彼をそのまま押し潰す!その威力はかつて軽く降っただけで湖を丸ごと吹き飛ばした威力であった。よってそれが必殺技とも呼べる威力で放たれればどうなるか...それは最早分かりきった事だろう。
だが、喰那は失念していた。
いや、彼女達全員が分かっていなかった。
そう、それは...
「オォォォォォッッッ!!!」
「ふぇ!?」
「超大玉...
「嘘ォォォッッ!?」
巨大なミートハンマーを押し除けて出てきたのは自身の技の一つ 螺旋丸をその手に構えた自来也。彼は通常の十倍かそれ以上かもしれぬ大きさの螺旋丸をハンマーにぶつけながら力づくでその場を押し切ろうとしていた!
そう。これこそが彼女達にとっての予想外。
自来也の実力を完全に図り損ねていた事。
彼はかつて、元の世界でも特に優れた存在であり、忍びの世界においては
故にこそこちらも当然相当な実力者...
それこそが
だがそれは...
「アハっアハハッ...
「チッお前さんもか!」
「あっ来たね!」
他の幹部メンバーの過ちではない...
そして飛来するは...
「ココナちゃん!!」
「
「ヌゥゥゥ!やむを得んな!」
「えっちょっと!?」
上空から飛来してくるココナの姿を見た自来也は一気に勢いを上げそのまま喰那を吹き飛ばし、そこから別方向へと飛んでいく!
それはその姿を見たが故か、その声を聞いたが故か、本能的に体が動いたからか...
答えは否。
正解は...
「ッ!」
先程まで自来也が立っていた場所。そこは数秒前とはかけ離れた姿になってしまった。森を抜けてすぐの山岳地帯。その中の半径1kmの全てが消し飛んだ。その上にそれ以外の場所にも被害が及んでおり、森の一部なども範囲内であれば跡形もなく消し飛んでおり更に範囲外であれば吹き飛ばされた木々が山に突き刺さるという現象まで起きている。
そしてそれを成したのが...
「おじさーん!あれ?お爺さんだったかしら?まあ良いわ!とにかく出てきなさーい!今なら命は取らないわ!少なくとも手足の
笑顔の学舎のリーダー。
笑顔の伝道師(ルビ振るたびに可哀想なので今回は無し)と呼ばれ、これまでの数々の問題行動を超えた異常行動から元の世界でも今の世界でも第一級の危険生物とされる存在。(ゼブラかてめえは)
そして先程、その場一帯を吹き飛ばした張本人である。
彼女の狙いは他の団員達などと同じ。自来也である。彼女達笑顔の学舎にとって禁句中の禁句『ガキ』これを口にした自来也を抹っs...捕まえて謝らせようとしており、その謝罪次第では許す気である。(因みにどちらにしてもSwitch2はもらうし、基本的には鬼ごっこにもちゃんと参加している)
そしてそんなおっかない彼女に捜索されている仙人様は...
「アホか、そんなおっかない台詞聞いて出ていく馬鹿が何処に居るかっつうの!」
(全くっガキとか子供とかっていうレベルじゃないのお。そもそもどうやったらあんな奴らが育つんだ?わしにはさっぱり分からん!...じゃが、この自来也様はあんなガキ共に遅れを取るほど落ちぶれちゃいねえのよ)
まだ吹き飛ばされてない森の一部。そこで彼女達の追跡を逃れていた。だが、こればかりは流石と言うべきか。妙木山の仙人であり、伝説の三人の名は伊達ではな「おじさーんこっちにすっごい美女が」「ナニィィィッッ!!?」伊達では...
「あら、どちら様かしら?」
「おお!まさかホントに
伊達ではないって言おうとしたんだけどなぁ〜このエロ仙人はっ!!
自来也が隠れ場所を抜け、その美女を見つけた時。その時には彼女達は全員が周囲に集まっていた。つまりこれは...
「あっあ〜ハッハッハ。いや〜参ったのお。こんな事もあるのか〜いや、ワシも久しく修行でもせねば「おじさん、言いたい事は」な...」
「「「「殺せェェェッッッ!!!!」」」」
「ッ!仕方ないのお!こうなったらっ」
この様な罠に引っ掛かりまたもやピンチに陥る自来也だが、今はただ応戦しながら逃げ続けるのみ。
故に...
未だ抵抗の意思はあり...