『知』いつか未来のナナカマド   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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黒き道のその先へ〜 クマさんと『知』られざる物語...

 

 

それは何処かの世界。

 

何処かの国のとある『街』

 

その道端を昼間から歩く影があった。

 

 

ポフっポフっ♪

 

「?おかあさん!なにあれ」

 

「しっ!見てはいけません!」

 

ポフっポフっ♪

 

「でっけえ!」

 

「何だ?あのデカい着ぐるみ?」

 

そこを歩くのは...

 

「おーい!そこの君!」

 

ポフっ...ポフ。

 

「あのねぇ、困るよ。こんな真っ昼間からそんな大きい熊の着ぐるみ(・・・・・・)着て出歩いちゃ。大体商店街の着ぐるみとか何かのイベン「裏室戸流...」えっちょ!」 

 

 

歩いていたのはモフモフで、ケモケモで、フワフワの、みんなから好かれる無敵のアイドル。白黒のパンタ野郎には負ける筈も無い最強の可愛いの体現者!

 

それこそが...

 

 

 

「ムーンライトパワー!!」

 

 

ある日そこを歩いていたクマである!!

 

「何言ってんのこの人ッ!?」

 

そして驚く警察をよそに彼はノリノリでその場で月の光に包まれながら変身を遂げていく!そんな中...

 

 

「突然ながら失礼!」

 

「うおっなんですか貴方は!?」

 

ある日そこに居たであろうクマ...

 

の助手 田中・マーツァル・ドラッキング・レイマ・メサリキ・アフター・李・ニューライド・オープン・ザ・リッキー・アベンジ・アベラスク・オフェリキア・キリサダルク。略して田中・ダルク。

 

更に略して→

助手の田中!!

 

「ここで現場の皆様や小説を読んでいる皆様にクマさんの助手の田中が説明しよう!ある日そこに居たであろうクマさんは150種以上の変身を有し、その状況にあった変身をする事で読者諸君の脳内に絶大な気持ち悪さとインパクトを残す事ができるのだ!」

 

「どゆこと!?」

 

クマさんこと謎の着ぐるみ的物体!彼の助手を名乗る男性。これらの登場と奇行の数々に警官の彼は頭がどうにかなってしまいそうだった!

 

だが、それも束の間。

 

次の瞬間には...

 

「メイクアァァッップ!!...

 

 

 

 

 

 

 

アフタージョイナァァァッッ!!!!!

 

 

 

「えっほ、えっほ!クマさんは無実だって伝えなきゃッえっほえっほ!えっほえっほ!アンパンマンは悪霊だって伝えなきゃ♪えっほえっほ...」

 

「何じゃそりゃあッッッーーーーー!!?」

 

何という事でしょう!クマさんはただでさえ素敵で魅惑的なクマボディを持っていたのにあら不思議♪変身した途端に更なる魅力的な姿。日本とアメリカとイギリスの英雄的ランナー(それを名乗るだけの存在)。アフタージョイナに変身してしまいました!

 

「ここで再び田中が説明しよう!ある日そこに居たであろうクマさんは様々な国の英雄的ランナー(を名乗る存在)アフタージョイナーに変身する事によって逃げ足が約17.5倍にもアップするのだ!それでは私も」

 

そしてクマさんと助手の田中はアフタージョイナーとそのコーチ グレートマスクバリンに変身し邪悪なる()()()を着たおじさんから逃げ出して行った!

 

「コーチ!私はまだっ!」

 

「ジョイナーッ!諦めるな!この先には未だ道が残っておる!そう!このワシと貴様の道がな!」

 

「こっコーチィィィッッ!!私、負けない!負けないんだからッッ!!!」

 

「ちょっ!何言ってんですかアンタら!...ちょっと待て!逃げるな貴様らッ止まれ!止まれっつってんだろ!この変質者共ォォォォッッッ!!!」

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

そしてそこから数分後〜

 

「いや〜助かったクマ〜」

 

「一時はどうなるかと思いましたよ...」

 

「「ふぅ〜」」

 

そこに居たのは先程まで一人の黒いおじさんに追いかけられていたクマとその助手の田中だった。彼等はあの後なんとか先程の警官を撒いてある場所へとやって来ていた。

 

それこそが...

 

「ああ。久々クマね。あの子(・・・)のお見舞いに来るのは...」

 

ある病院の前...

 

いや、正確には特別病棟の前と言うべきか。

 

そして...

 

「はい。あの世界の時間や我々の時間はこの世界からズレていますからな。彼女達からすれば何ヶ月ぶりか、それとも一年ほどかと言った具合かと...」

 

二人の前には...

 

「そうクマか...おっと噂をすればクマ」

 

カツッカツッ

 

「お久しぶり...それで、何のご用かしら?」

 

「お久しぶりクマ。その喋り方まだ戻してないんクマ?いい加減に元の喋り方に戻しても良いクマよ」

 

「...今更元の性格やその喋り方には戻れないわよ。そもそももう私には似合わないから...」

 

そこに現れたのはその世界でもトップクラスの大富豪であり、今や自身が新たに立ち上げた幾つものファッションブランドと共に数年前(・・・)より更にその財力を伸ばす事に成功したとある人物。

 

その名を...

 

「久しぶりクマ、こころちゃん(・・・・・・)。今日はロンは来ねえクマよ。代わりにクマさん達が来たクマ」

 

「お久しぶりですな、こころ嬢」

 

弦巻家の令嬢兼この世界が誇るナンバーワンモデル...

 

「久しぶり。クマさん、田中。それと、何故ロンさんは来ないの?」

 

 

弦巻こころ

 

 

「...それについても色々話したいクマ.....」

 

「...そう。分かったわ。なら先に彼女の...

 

 

美咲の所に行きましょうか

 

三人は静かにそこに入っていく...

 

 

『彼女』のいる...

 

その『部屋』へと...

 

 

 

★★★★★

 

 

その後、彼等が歩き続けて一分と少し...

 

訪れた病室に居たのは...

 

「久しぶりクマね...美咲ちゃん」

 

「あっお久しぶりです。クマさん、田中さん」

 

「どうもクマ」

 

「どうも、ご無沙汰しております」

 

 

ハローハッピーワールドのDJ ミッシェル...

 

こと、奥沢 美咲

 

今の彼女はある理由からこのとある人物特注の特別病棟(普通の病院の十倍の大きさと宇宙崩壊レベルの攻撃すら防ぐ頑丈さを誇り、更にあらゆる環境での生存を可能にする結界付き)に暮らしており、現在は身体に不調などは無く、ここを家としながら外で活動しているのだが...

 

「あれから一年から二年くらいクマか?ロンに呼ばれて初めてここに来た時にはびっくりしたクマけど...怪我の方は大丈夫クマ?」

 

「ええ、怪我はあの人(・・・)のお陰で大丈夫です。最近は久しぶりにハロハピとしての活動が再開出来て...」

 

「いや、久しぶりのライブと今のこころちゃんが前のライブ衣装のアレンジ版を着てその体つきを見て興奮して倒れるって...」

 

「ちょっとやめてください!それ私が変態みたいじゃないですか!?」

 

つい最近、数年前から活動を休止していた自身の所属するバンド。ハローハッピーワールド。そのメンバー全員が久々に揃っての約三年ぶりのライブになるのか...

 

その結果何が起こったかというと...

 

「いやだってねえ、実際あれでしょ。今のこころちゃんって身体的にもそうだけど、『あの事件』とかもあって精神的にも変わっちゃってる訳だから...」

(まあ、ロンのアホが色々手を回したお陰で何とかなった見たいクマけど...)

 

「要はアレクマ。美咲ちゃんはこころちゃんの脇パイを久々に眺めたのと、久しぶりのライブに興奮し過ぎて舞台裏に戻った後にぶっ倒れたと...」

 

「ぐっ!それは...」

 

そう、奥沢美咲。何故このクマ達が今回彼女の見舞いに来たかというと、それはこころからくまさんと関わりがある人物 ロンに連絡があり、ロンはこれをある方法で確認しており自身が今はその場に向かえないが為に今回はクマさんや田中にその代理を頼んだのである。

 

そして...

 

「美咲...私は良いのよ。美咲が見たいって言うなら好きなだけ見てもっ」

 

「こっこころ!?ちょっとそんなっ」

 

その間にも話はまたややこしい事になっており、美咲とクマさんの会話を聞いて、こころはその場で着ていた服...正確にはそこ上に羽織っていたコートを脱ぎ捨て、そのまま下に来ていた白いタートルネックを手で下から持ち上げる様に脱ぎ捨て様とした所...

 

「あの〜我々も居るのですが...」

 

「「あっ...」」

 

そう、忘れてはいけない。この場にはまだ自分達以外に...後二人の人物。いや一頭と一人が居ることを...

 

そして...

 

「青春クマね〜」

 

「「「喧しいわッ!!」」」

 

「何故に怒られたックマ!?」

 

どんな展開が来ようとギャグ堕ちするクマがいるということを...

 

忘れてはいけない...

 

そしてそこから更に数分後〜

 

「ふぅ〜落ち着いた」

 

「ええ、全く...何処かのクマのせいで...」

 

「ボス、ご無事で?」

 

その後、何があったかというと...

 

そこには...

 

 

「腑に落ちねえクマ」

 

顔面をボコボコにされ、二つの最早人間の力とは思えない威力で叩かれたと言わんばかりの紅葉マークをつけた...いや、つけられたクマの姿があった。

 

「ひでぇクマッ!これは酷すぎクマ!獣医と弁護士を呼べクマ!傷が治り次第訴えてやるクマ!!」

 

「でも、ボス。もし裁判沙汰になっても相手が弦巻こころ故に勝てませんよ」

 

「クマ!?」

 

「それにボスは一応クマなんですから裁判になる前に撃ち殺されて終わりですし」

 

「グマアァァァッッッ!!!仲間がいねえぇよぉぉぉぉ!!!!!」

 

ああ!なんて可哀想なクマさん!その泣き叫ぶ姿はまさに悲惨!晒す姿は間n...コホンッ哀れそのもの!一体誰がこんな酷いことをッ!海軍元帥 サカズキ!なんて極悪非道で最低最厄な、人災野郎なんでしょう!全く許せるものではありません!

 

だが、諸君に突然ながら教えよう。

 

クマさんはギャグが好きだ。

 

どうしようもなく、それが好きだ!

 

だが、それが現実であれ、空想であれ...

 

人はいつも...

 

『絶望』の中を生きる存在であると...

 

人はいつも...

 

どん底から喜びを見つけ、掴み取る存在であると...

 

故にだ。故にこそ...

 

時には...

 

 

 

「それで...クマさん。今日はロンさんは...」

 

「!.....それは...」

 

「?...もしかしてあの人に何かあったんですか!?それともッ「美咲」...こころ?」

 

時にはそれが...

 

「ロンは.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、何処にも居ないのよ」

 

 

「は?.....」

 

 

 

黒薔薇 黒薔薇 黒薔薇。

 

其方は何を宿し、何を目指した。

 

その意思、未だ霧が如し...

 

されど彼方に挑みし星達は...

 

いずれ貴方を知るだろう。

 

選ばれしは白き流星。

 

彼方の果てより舞い降りて、闇の果てを打ち砕かん...

 

黒き者よ、貴方はその日...

 

初めて.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当の喜びを知れるだろう(笑顔を咲かせているだろう)

 

 

 

 

 

出典〜???

 

登場人物〜

 

ある日そこに居たであろうクマさん

 

助手の田中

 

弦巻こころ オルタナティブ

 

奥沢美咲 if

 

警察官のお兄さん〜

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ。逃げられたか...あのクマ頭、ロン(・・)の友を名乗るだけのことはある。是非とも研究材料にしたいが...今はやめておこう」

 

何もない黒き空間。そこで何者かは一人呟く。

 

そう。この人物こそクマさんと田中を追いかけていた人物。

 

彼は何者か、それは未だ分からない...

 

ただ、今分かることは...

 

「今はただ、あの領域を完成させるのみ(・・・・・・・・・・・・)

 

この先に待つのは...

 

「では始めるとするか。異界の儀式.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「聖杯戦争とやらを...」

 

 

悪意と狂気に満ち溢れた『黒』のみだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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