『知』いつか未来のナナカマド   作:ある日そこに居たであろうクマさん

3 / 16
第二知 笑顔と天災は紙一重。

 

 

ロンが駒王学園にやってきてから数瞬間後...

 

駒王町のとあるアパート。

 

そこには...

 

「それで...一体何の用があってきた?生憎オレは今それどころじゃあ...っておい!何人のベットの下に潜ってやがる!?」

 

「いや、エロ本あるかなって」

 

「ねえよ!?」

 

「あっタイムマシン見つけたッ!」

 

「逆にびっくりするわ!?」

 

そんなやり取りをするのは謎の変態型新任教師 篠ノ之ロン。そして彼と対面するのは神の子を見張る者の長 堕天使 アザゼル。因みに今現在の状態はアザワラレールと化しているものだから酷いものである。

 

「そもそも、お前。自分がどう言う身分なのか分かってんのか?オレと下手に接触すれば」

 

「別に良いよ〜どうせ誰が何と言おうと私の行動にケチをつけれるのはオリジナルただ一人だもん!」

 

「前にも言ってたな。そのオリジナルがどうこうとか...」

 

そして話を続けて行く二人だが、いよいよ本題に入る。

 

その内容とは...

 

「それで例の組織はどうだった?」

 

「それはお前さんが一番分かってんだろ。半壊したそうだぜ。例の奴等にやられてな(・・・・・・・・・・)

 

「へぇ...」

 

そう、それこそがロンが求めていた情報。

 

数ヶ月前に突如として現れ、各神話勢力や表舞台ですら大暴れしているある集団の事だった。

 

それこそが...

 

「名を笑顔の学舎、スマイルハウスと読むらしいな。構成メンバーは確認出来ただけでも一万を超える(・・・・・)。そんな奴等が何をするのかと思えば各神話の神々や人ならざる者、ましてや人間にまで手を出したってんだから笑えねえよ」

 

「スマイルハウスだけに?」

 

「違えよ!?良いか、そもそも問題なのはこいつらが一体別のが混ざってるがそれを除いた全員が人間で構成されてるって事だ!つまりこいつらは人の身でありながら各神話の化け物達相手に生き残り、更に相手によっては殺してもいる。どっちが化け物か分かんねえような話だぜ、全く!」

 

笑顔の学舎。

 

彼等は突如この世界に現れ、突如として活動を開始した。

分かっているだけでもメンバーは一万を超え、更に強さは並の天使や悪魔では歯が立たない程の強さを誇る。その上にそのメンバーの殆どが人間であるという事実。

 

これが一体何を意味するのか...

 

分からない者はいなかった。

 

まあ最も...

 

「まあ、少なくともこいつらのせいで勢力図なんかには大きく影響が出るだろうな。特に悪魔には...っておい!ヤロウ、漁るもんだけ漁って逃げやがったな!!」

 

アザゼルの部屋を漁って勝手に出て行った兎以外はの話だが...

 

「それにしても笑顔の学舎ねぇ...一体何者なのやら」

 

その言葉は宙に溶け...

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冥界...

 

とある場所では...

 

「はっくちゅん!」

 

「あれ、ココナっち風邪?」

 

「あわわわっごめんねぇ、僕が不甲斐ないばっかりに」

 

「いや、そんな事は無い。君が不甲斐ないなら俺達全員が不甲斐ない。決してその罪は君だけのものじゃあないんだ」

 

『.....』

 

そこにいたのは五人の人物。全員が全員、光輝く金色の服に身を包み、その中でも特に美しいと称されるのが...

 

「大丈夫よ!だってこころさんやシスターだって風邪なんかじゃビクともしないしワタシに関しては一回も風邪引いた事無いもの」

 

『.....』

(それ、自慢にならないし胸は張れないし、ましてやあの二人と比べるのはアウトなのでは...)

 

「それよりみんな、準備は良い!早速次の目的地へ急ぐわよ!」

 

「「「了解!」」」

 

『リョウ...カイ』

 

彼女の名は有永(おりなが) ココナ。笑顔の学舎のリーダーにして...

 

「行くわよッッッーーーー!!!」

 

「次はエッフェル塔をロケット花火にして打ち上げるわよ!」

 

世界一の問題児。またの異名を...

 

笑顔の伝道師(イカレオンナ代表)

 

最早ただの悪口としか言えぬこの異名だが、彼女は気にしない。

 

何故なら...

 

「誰かがワタシに新しい名前をくれたわ!お祝いに隕石を粉砕しなきゃ♪」

 

彼女の代表的な特徴こそがこのイかれた精神性である。これこそが彼女がぶっ飛んでいる理由そのもの。要は彼女には何の悪気も無く、ましてやそれを行えば人が笑顔になれると信じて止まない為に今までの事件は起こっているのであった。

 

そして...彼女達は知らない。

 

自分達が襲った場所が...

 

「ぐぞっなんなんだ...あいつら」

 

禍の団と呼ばれる組織の拠点の一つであった事を...

 

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほう、あれが奴の言っておった集団か...おっかないのう。まあ、何とか接触してみようかの...」

 

自分達とは別の狂気が自分達の活動を覗き見していた事を...

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。