『知』いつか未来のナナカマド 作:ある日そこに居たであろうクマさん
フンフフンフフ〜ン♪
今日のお夜食はパンケーキだクマ♪
もう深夜のカロリーなんて気にしてられねぜぇ〜♪
(●° 0 °●)... 時間です。記憶が消えます。
シュインシュインシュインシュインッッッ
「
始まるよ♪
事の発端は合宿初日の夜。
「ええっと特別訓練ですか?」
「その通り!!アーシアちゃんだってみんなの役に立ちたいでしょ!」
「それは...そうですけど、私は一体何をすれば...?」
キャンプから少し離れた地点でアーシアとロン。二人は彼が張った防音効果のある結界内で今後のアーシアのとある特訓の事について話していた。
「大丈夫!アーシアちゃんに今回やってもらうのは精神修行だから!」
「精神修行?それをすると一誠さんやリアス様の役に立てるんでしょうか?」
「もっチモチのロンさんだよ!
「!本当ですか!?私、やります!皆さんへのご恩を返せるならなんだって!」
こうして、アーシアは少しでも一誠やリアス達の役に立ちたいが為にロンの提案に乗り、彼の用意した
時は戻り...
「フフッ何という香ばしさ、何という熱さ!正しくこれこそが今の私に作れる最高の傑作だ!!」
「で?どうやって作ったんですか?」
「ごっごめんって!?でもアレはもう治らないから!」
「はあ!?アンタウチの天使をあんなデビ○マンに変えといて直せないなんてどういう事ですか!?とんでもねえ悪行だよ!」
「そもそもアーシアはどういう訓練を受けてああなったの!?訳がわからないわ!」
修行から五日目の終わり頃。
ロンが共に帰ってきた一誠達全員からお叱りを受ける羽目になったのだが...
「でっでも結果的に色々と成長して進化出来たし...ね♪」
「ね♪...じゃねえんだよ!?」
「こっちは何で
「間違え た!」
「め組の人みたいな事言ってんじゃねえよ!アンタの場合は恵むなの人だろうがッ!いらねえ付属品ばっかつけやがって、悪徳セールスも怯むレベルの事やってんじゃねえよ!」
「しっ仕方ないじゃん!じゃあこうしよう!一誠君とアーシアちゃん!二人が戦って一誠君が勝ったらアーシアちゃんを元に戻すよ!でも一誠君が負けたら君の事は今後"イっくん,,って呼ぶからね!」
「イッくん!?...ええいっ!わかりましたよ!その代わり勝ったらちゃんとアーシアを元に戻してくださいよ!」
そうして事態は急変。突如として
再び場所は移り。
「よーし!また少し離れてきたけど、ここら辺で良いかな?」
「ふふっ...構わんよ」
「いつでも良いぜ!」
(アーシア、待ってろよ!俺の新技のお披露目も兼ねてすぐに元に戻してやるからな...!!)
(一誠君...もしかして、戻す事になったらお兄さんが戻す事、忘れてない?)
少し離れた森の中。そこで皆が見守る中、一誠とアーシア?の異色のバトルが幕を上げたのである。
「行くぞ、アーシア!」
「どうぞ、ご自由に」
「なら遠慮なく行かせてもらうぜ!」
『Boost!』
先ずは一誠が
(っまるで動く気配がねえ!さっきの話からしてそこまでやばい事は...してそうではあるけど、それはともかく普段のアーシアとは違って何ががヤバイ事だけは確か。それにアーシアを殴るのは俺には難しいっ)
「だからこそ!」
「来るか、少年」
「先ずはッ!」
ドオォォォォォッッッ!!!!
瞬間、一誠がその場から跳躍。そして彼の拳はアーシアの隣。その足元の近くへと直撃し、そのまま大量の土煙を上げさせ彼女の視界を潰す事に成功した!
『Boost!』
「ほう、やるな少年。私の視界を奪い、そのまま一気に王手を取ろうと...そう言う腹づもりかね?」
「ッ!」
「だが...甘いな」
飛び交う砂達に紛れ込みながらその場を走り回る一誠に対しアーシアが取った行動は単純な踏み込み。だが、
「しまっ!?」
「先制は許したが先制点まで許した覚えは無い」
「うおォォォォッッッ!?」
アーシアが一歩踏み込むだけで大地は揺らぎ、木々は騒ぎ、その周辺の全てが泣いた。そしてその影響か近くに舞っていた砂もいつのまにか吹き飛ばされており、彼女は近くに居た一誠の足が止まると同時に一瞬の内に彼との距離を詰め、そのまま彼の腕と胸ぐらを掴むとそのまま十メートル離れた地点の木に向かい彼を投げ飛ばしていた。
「凄いわね、普段のアーシアからしたら考えられない戦闘能力よ...!!」
「驚きましたね。篠ノ之先生、本当におかしな実験はしてないんですよね?」
「だっだから何もしてないって!正確には昔実験で作ったある物がアーシアちゃんに100%適合する事が判明したんだよ!だからそれをアーシアちゃんに上げるにあたって、少しでも身体能力なんかを上げようと...」
「で、その結果が...あんな姿にしてしまったと...」
「ねえ、お願いだからみんなそのゴミを見る様な目を辞めてくんない?先生泣くよ〜泣いちゃうよー」
『すいません黙ってて下さい』
「ガチで言うのはやめよう?」
離れた彼等の話が続きながらもその間に一誠とアーシア。二人の戦いは続く。吹き飛ばされながらもすぐさま受け身を取り、多少のダメージを負いつつも一誠はアーシアに向かいもう一度突撃した!
だが...
「ッ!ここだ!」
「ん?」
それは現状、彼の脳内での自身の思い描く理想の技であり、それを自身の魔力の応用で完成させた
その名も...
「
「!?これはッ!」
「ふむ?何かしたかね?」
「えっ?」
様な事にはならなかった。何故なら一誠の予想とは違い、彼女に対して洋服破壊が
「っんなアホ「アホは君だ」あっごめんなさいッ!ちょっとタイムゥゥゥぅ!?」
そして彼女は一誠の身体を
「何をしようとしたかは察したが、それはそれとして油断大敵。君のその腐り切った最早取り返しのつかない変態根性を認め、主の代わりとして私が裁きを下してやろう!」
「いや、それ褒めてんの!怒ってんの!貶してんの!?」
「どれも正解だ」
その後、起こるのは悲劇か喜劇か。最早リアス達からしたら豆粒程度の距離感の上空にて二人は流星が如き姿で落下していく。その結果、彼の脳内に広がったのは...
「あっダメだこりゃグガァァァッ!?」
「喜べ女性諸君、君達の願いはようやく叶う」
『諦め』の一言だったという...
「イッセッッッーーーーー!?」
「一誠くん!しっかり!」
「変態が変態的な落ち方で変態しました!?」
「あらあら、これは凄い。100点満点を差し上げます」
「じゃあ、お兄さんは1億点上げるよ〜」
「貴方達は点数を上げなくていいから早く手伝って!イッセー!大丈夫!?」
尚、一誠は大地に落ちた...否、落とされた後、すぐに掘り起こされ救助されたという。
そしてアーシアは当分そのままの性格で過ごす事になったとさ...
ライザーとのレーティングゲームまで後五日。
彼等は果たしてライザー達に勝つ事が出来るのだろうか?
そしてその数日後...
「最知、なんかウチの山がボコボコなんだけど...何かした?」
「いや、知らないですね」