『愛』貴方の為のエーデルワイス   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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第二愛 過去からの再会

 

 

キヴォトス。

 

常日頃から銃弾飛び交うこの世界。

 

外の世界から物騒極まるこの巨大な学園都市の世界にも実は地域によって様々な恩恵や特徴、人種。そして危険度(・・・)が存在する。

 

まず有名な名前から挙げていくならばトリニティ、ゲヘナ、ミレニアムなどが挙げられる。

 

それぞれがキヴォトスにおいて三大学園と呼ばれる程の勢力であり、その総合的な力は学園都市と呼ばれるこのキヴォトスでは絶大なものである。

 

まず最初にトリニティ総合学園。ここは正しくお嬢様学校そのものであり、礼拝堂や図書館。その他にも数々の施設を有する他、生徒達もその殆どが気品に満ち溢れており、更に学園内には他校に負けず劣らずの様々な部活や委員会などもありその上で学園創立からの歴史なども存在している。ただ、その学園の性質上、生徒達の人間性に関してはここが一番厄介かもしれない。特にミカという名前の生徒には気をつけたまえよ。先生。

 

続いて二つ目にゲヘナ学園。ここはキヴォトスの中でも要注意の場所の一つだ。まず最初に言えるのはこの学園は本当に世紀末をやっている事。それはもう汚物は消毒だと言わんばかりに...それと私はこの学園のある人物と一悶着あってね。まあ、気にする事は無いと思うが...とにかくだ。一番厄介なのは美食研究会と温泉開発部という部活でね。どちらも突然現れてテロ行為をしていく存在だから出会ったら即刻逃げるかシッテムの箱などで我々に連絡したまえ、それともう一つ。ゲヘナで一番有名なのは風紀委員会でね彼女達の中で最も強くキヴォトスの中でもトップクラスで強いのがゲヘナ風紀委員長 空崎 ヒナだ。敵とすれば面倒だろうが、味方とすればとても頼もしい存在だ。もし何かあったら頼ってみると良い。

 

そして最後に三番目。ミレニアムサイエンススクール。

 

ここは治安は良いがその分また厄介な部分もあってね。何せこの学園の始まりはキヴォトスの研究者達がこぞって千年難題という今の技術力では到底解けない問題を解決する為に集まった結果らしい。私はそんな事は知らないんだがね...ああ、ごめんよ先生...話が脱線していたね。何が問題かと言うとだ...まずここで面倒なのは一つがある意味変わり者が多い点、即ち研究者や科学者などの気質の者が多いが為に話しにくい者が多いんだよ。まあ、君が合っている早瀬ユウカは太ももを除けばまともな分類だ。二つ目の要因はcleaning&cleaning。通称 C&Cと呼ばれるエージェント集団で中でも美甘ネルと呼ばれる生徒はミレニアムでもトップクラスの戦闘力と短気さを併せ持つ存在だ。因みに他のメンバーも中々の強者or曲者揃いだ。そしてメンバー内で01などと呼ばれているアッシュグレーの長髪を持つ生徒が居たら私に連絡するんじゃあない...彼女はどうも何処ぞの馬鹿兎に似ているところがあって苦手なんだ。

 

と、まあこんな所かな。キヴォトスにおいて一番覚えておいてほしい勢力なのはこの三つの学園。まあ他にも百鬼夜行やレッドウィンター。それに山海径高級中学校と今は無き存在だがアリウス分校という学園も昔存在していたらしい.....とりあえずこれらの話はまた今度だ。

 

そして肝心な話に戻るが問題なのは今回我々が訪れる区域だ。

 

毎年砂漠化が進んで来ておりその度に住人達は減っていく。特にそこに存在ある学園。元々はキヴォトスでもトップクラスの生徒数や歴史を持ち更に全盛期では今の三大高を超えかねない富と力を持っていたと呼ばれる学園でね。私の知り合いもそこに居るんだ...と言っても途中で私は去ってしまったから彼女は物凄くお怒りだろうけど...

 

それこそが今回の目的地。アビトス区域。

 

そしてアビトス高等学校だ。

 

ここまでの説明どうだっただろうか...

 

私としては十分過ぎると思うんだが...

 

だからね、先生。私は思うんだ。

 

こんなに長く説明をさせて...

 

 

 

 

 

「何故逸れるんだい?」

 

悲報 二虚 ロン。護衛対象を見失う。

 

 

そしてそのロンを差し置いて先生はと言うと...

 

「はあ、はあ、ここは何処?」

 

絶賛砂漠で迷子をしていた。

 

そうして先生が水分不足で倒れふしたその時だった。

 

意識が朦朧とする彼に聞こえたのは...

 

「ん...あっ生きてた」

 

これこそがシャーレの先生と砂狼 シロコの出会いであった。

 

 

そして数十分後...

 

「ぷはぁ...ありがとう。お陰で助かったよ」

 

「しっシロコちゃん隣の方は一体!?」

 

「まさか犯罪に手を染めてッ」

 

「みんな落ち着いて!とにかく問題が発覚する前に何とか揉み消す用意を」

 

「ん、心外そのもの。私はこの人が内の学校の敷地内で倒れていたのを救助してきただけ。それとこの人、この学校に用があるんだって」

 

シロコの案内で何とか無事に本来の目的地のアビトス高等学校に到着した先生。そしてその場の生徒達と自己紹介を済ませ次は学園内を回ろうとした先生だったが...

 

ガラララッッッ!!!

 

彼が部屋を出ようとしたその時...

 

「ひ〜さ〜し〜ぶ〜り〜」

 

「えっ...」

 

そこには小鳥遊ホシノ(見知らぬピンクの悪魔)が立っていた。

 

「ッまずい!避けてッ!!」

 

そしてシロコがその銃口を見て先生を押し倒し、そのまま床に伏せさせる。するとそこから一秒後...

 

先程まで先生が立っていた方向にあった部屋の壁が丸ごと吹き飛んでいた。因みにこれを見た生徒の一人 奥空 アヤネは一人涙ながらに考えていた。修理費はどうしよう、と。

 

そんな中...

 

「ちょっとホシノ先輩!今日は本当にどうし「セリカちゃん」ヒィッ...」

 

黒見 セリカ。暴走する先輩にストップをかけるもそれは止まることを知らず...哀れ、セリカ。いつから自分の先輩がのほほんとしてるだけだと錯覚していた。速水ボイスで泣かすぞ!

 

そうしてセリカの言葉を無視してホシノが視線を移した先には...

 

「あぁ、えっと?」

 

「...ロンじゃ、無い?」

 

「えっロン!?もしかして彼と知り合いなの!」

 

「えっどう言うこと...」

 

突如部屋を破壊して襲ってきたホシノ。そして彼女が呟いたロンという名前。更に先生もその名を聞いて驚愕し、部屋が混沌に包まれる中...

 

その混沌を終わらせたのは...

 

「ん。とりあえずどいてほしい」

 

「えっ...ああ!ごめん!」

 

以前として先生と抱き合うような形で床に転がっていたシロコだった。

 

そしてこの後、ホシノとロン。

 

二人の過去について落ち着いたホシノ本人からある事が語られた。

 

そしてその話の本人はというと...

 

「おや、君達は肉鉢巻アル君とその御一行じゃないか」

 

「なっなななっ...」

 

 

 

 

 

 

 

「何ですってえぇぇぇッッッ!?」

 

 

 

 

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