『欲』私の為のゲッカビジン 作:ある日そこに居たであろうクマさん
そこは現世。
世にいう三界とよばれる世界の一つ。
その現世にあるとある町
空座町。
その一角を歩くのは...
「ねえ、見て!」
「凄いイケメン!」
(フッやっぱりオレの顔は今日も人を引き寄せてしまったようやなぁ)
平子しん「ストップ!ここからの紹介はオレがするわ。作者さんは黙っとき」
あ、はい。すいません。
「ええねん、ええねん。ほなら、始めよか」
みんな...聞こえるか?オレの名前は平子真子。超絶イケメンの頭脳派高校生や。ただ、オレの正体はただの高校生やない。そう、元死神にして今は本来戦うべきホロウの力を手にしてしもうた悲しき過去を背負うこの作品の主人公や。
ある日オレは流魂街の外れで起きた事件の調査に向かった他の隊長達、その足取りを密かに追ったんや...そしたらそこには自分の部下の筈のクソイケメンのクソ眼鏡がおってな!まあ、イケメン言うてもオレよりは下やで...でやな、話を戻すけど。その時オレは背後から迫るもう一人の影に気づかず体を切られとった!そして目が覚めたら...
体が「そろそろそのトークやめてもらって良いですかクマ」...
まあ、とにかくこれまで色々あってオレはソウルソサエティからこの現世に仲間達と共にやってきていつかあのオレ達を利用した腹黒メガネに反撃する為に準備を進めとる言うわけやな。
という訳で彼は今は現世で仲間達と共に
そして...
「あれ、あそこにえらい人混みが出来とるな?」
彼が前方を見ると大量の人の列が出来ており、そこには...
「キャアアア、凄いイケメン!」
「髪も凄く長いのに綺麗!」
「一体どうやって手入れをしてるんですか?」
「NOoooッッッ君たち、彼は私と『邪魔!』グバアァァッッッ」
一人の人間に...否、
「何で...何であの人がここにおんねん!?」
「ん?」
「いっ!?」
その時、平子は気づいた!
あっ...目があった。と...
ダッ!!
「あら?」
平子は走った!それはもう果てしなくッ!!その必死さは誰から見ても命懸けそのものであり、顔には大量の汗を流し、その上にでホロウの仮面まで露わにして元の拠点に逃げ帰った!
「おい、お前ら大変や!!」
「なんや、真子!今ま...で」
「おい、お前」
「嘘...だろ?」
そこにいたのは彼の仲間の仮面の軍団の面々。そして平子は必死に皆にある事を伝えるのだが...
「お前ら!大変や!せっ殺生院のジジイがこっち来とるで!このままじゃあオレら肉団子にされて「肉団子、人間をですか?」ああ、あいつはやる!あの化け物は必ず、おれ...らを?」
「ほう、化け物...平子さん、貴方...」
ギギギギッそんな擬音と共に平子が自身の背後を振り返るとッ
「せっ殺生院のじい「ほう」ぐゔぇッ」
(((((このドアホ!!)))))
そこには件の人物。四番隊隊長 殺生院 ロンが居た。
尚、平子の頭を鷲掴みにして...
「年上を捕まえて化け物とは...貴方も随分偉くなりましたねぇ」
「いや、違うんですぅ。これはですね「問答無用!!」ギャアアアッッッ!?!?」
そして平子の悲鳴はそこから数十分響渡った!
更にそこから数十分後...
「あら、素敵なお顔になって...」
「どうぼ...ずびばぜん」
そこには顔が膨れに膨れ上がった平子とその近くに集う仮面の軍団。そしてそれに向き合うロンが居た。
「それで...アンタは何の用でこっちに来たんや...ただの旅行ちゃうやろ」
そしてロンに対してその用件を問うたのは仮面の軍団の一人 矢胴丸 リサ。その彼女の問いに対して...
彼は...
「今回は貴方達に仕事の依頼をしに参りました」
『ッ!?』
「頼めますかね?皆さん...」
優しく言葉を紡いだ。
その顔に...
大粒の涙を流して...