『欲』私の為のゲッカビジン 作:ある日そこに居たであろうクマさん
???side
なあ、お前ら...突然ながら聞くけどよ...
『オシャレ』ってなんだと思う?
「お...ィィ」
巷じゃよくオシャレをただ着飾る事だけのように話す馬鹿がいる。
確かにそれもまたオシャレであり、人の価値。
だがなぁ...違えんだよなぁ。
「ハァァァッッッ!!!」
「ヅアァァァァッッッッ!!!」
オシャレ。それは時に人の美しさを表し...
「おぃぃ、おま...」
オシャレ。それは時にその人物の心を表し...
「喰らいなさいッ五千鼬鼠ッッ!!!」
「無数の鎌鼬かッッ!ならッ」
「ははっやりますねぇ!まさか全てを弾き返すとは...」
オシャレ。それは...
「存在その「この馬鹿ァァッ!!」グボウォッッ!?」
ぐっこのクソ女ァァ...
「アンタ、滅茶苦茶元気じゃねえか!?こんなの治す意味無いでしょ!そもそもその大怪我をなんでオレが治すんだよ!」
「ガタガタ言うな!早く治せよ!オサレ男ォォ!どうせ何の予定もない癖に!」
「うっせぇ!こちとら本当は様子見だけの筈で来てんのに!アンタが馬鹿みたいに突っ込むからこんな大事になったんでしょうが!?」
「ぐっ...」
(何も言い返せねえ...)
たくっこのジャジャ馬は...おっとこの小説を読んでるオシャレの理解者達、自己紹介が遅れたな。オレの名は...
まあ、今は『D』さん...とでも覚えておいてくれ。
ええ?何故本名の方じゃなくて能力の方から頭文字取ったかって?正体も分かってるのに?オイオイ、オタクら全然分かっちゃいねえな。
良いか、まずお前達はオレの正体に気づいてるのは分かってる。無論あのクマもな。だがな、それだけの理由で現時点、この段階での種明かし。それは本当にオシャレたり得るのか?それは否だ。
確かにここ最近の漫画家や小説家の中には「良し!この作品は絶対受けるから今の内に所どころ伏線の様な...謎じみた意味深な言葉を置いておこう!そうすれば後でいくらでも使える!」とか考えてる奴が居る。だかしかしだ。伏線?謎?未来?そんなもんは関係ないね!それ以前にこの場で重要なのは現在という『今』でしかない!この場て全てを打ち明ける事は簡単だ。たがな、それをやったら...
分かるかい?何が言いたいのか。
ならば言おう...
アンタらがオシャレだって言うなら...
テレビ、漫画、小説。その他全方位、全次元のお前らにオレから伝える...
オレ以外の全員...
以上!皆の憧れの星こと『D』さんからお送りしました!
「早よ、治せ...やッ」
「あっ...忘れてた」
一方そのころ...
「はあァァァッッ!!」
「邪アァァァァ!!!」
『D』さんが呑気にオシャレ語りをしている間に未だロンとウリエルは二色の閃光としてぶつかり合っていた!
「大天使長ウリエル...なるほど強いですね。それも最天との関わりありきか、本来のものより強いのでは...」
「あぁ、あの後輩には手を焼かされたからな。それは強くもなるさ」
「はぁ〜お互い苦労いたしますね。ですが...それで手を抜く事などあり得ない!」
「まだ、来るか!」
ウリエルがそう返した直後ッ既にロンは強烈な踏み込みからの懐への侵入を成しており、再び彼女の胴目掛けてその刃を振りかぶる。
が、
ズガッッッ!!!
「甘いッ!」
「チッ!面倒なッ...だが!」
「!?」
その刃をウリエルは自身の二対の愛刀の一本によりまたもや正面から受け切り、更にその刀をを上に弾く様に捌いた!だが、ロンは敢えてその力の流れに身を任せ自身の斬魄刀を上空に放り投げウリエルのもう一本の腕を掴む。
そして...
「この技...あのクマの技を使うのは癪ですが...」
「!これはッ」
「
裏室戸流。それはロン達が未だ良く知らぬ者。オリジナルのロンと対等に話せる『ある人物』が使う流派である。ロン達はそれが誰かはよく知らぬ。ただ、オリジナルはその人物と仲が良く(本人は否定している)偶にアイスなどを一緒に食べる仲でもある。そしてその人物が一度だけ自分達の幾人かと戦った事があった。その時見た者が.....
華の六手 否側刃流。これは両腕で相手の腕を掴みそのまま自身の下半身を持ち上げ一気に体重を掛け、更にそこに掴んだ腕から超高速で振動を与える。それを一秒にすら満たない時間内で連続で与えるのだ。更にその下半身のバランスと振動の与え方、掴んだ腕の位置によって相手の内部に発生する衝撃と負荷。そしてそれによる骨と関節などのダメージの与え方も調整できる。
つまりこの技が決まれば相手の腕の骨を折り、更にはそのダメージの与え方によっては折れた骨に修復不可能レベルのダメージを与える事すら可能と言う技である。
「ぐっ離せッ!!」
「まだその様な力が...ですが、腕の一本は貰いましたよ」
「そう言えば、貴女は使わないのですか?
未だ手札を残しているだけはある。
「なるほど。やはりそれも知っているか」
「無論です。そもそもそれを使えばまだ私相手でも対抗出来「馬鹿を言うな。
いや、勝つ事は出来ない。
故にだ。
「そろそろ、私も帰りたいのだがな...」
「させるとでも?」
「ああ!無理そうだ!」
(普通ならな...だが!)
今度はウリエルの背後で無数の剣が生成されそれがロン目掛けて襲い来るッだが、その程度の事は彼にとっては恐るるに足らない!
「?何故今になってその様な血迷いましたか...」
彼はそれに対し不審に思いながらも自身の手を前へと向ける。
そのまま...
「破道の九十一 」
飛び交う無数の剣に対し追撃に向かうのはロンが生み出した無数の光線。それらはそれぞれが激しく衝突しお互いにその存在を削り合って行く。
だが、疑問に残るのは...
「あの様な小細工で私に勝てるとでも?」
「・ ・ ・」
剣と光線。それそれが未だ無数にぶつかり合いその場で爆発によって生じた爆煙。それによりロンにはウリエルの姿は見えず。そして少し離れた場所に居るウラビエルの姿もまた見えず。
だが...
(
殺生院ロン。彼は他のロン達に対して感知能力に関しては一歩劣る。それは自身でも自覚済み。しかし、しかしだ!それでもそれ以外の...ロン以外となると話は別だ。他の者であればその系統の能力に長けた者でも無ければその感知能力を超える事は出来ない。
故にこそ...
もし逃れることが出来たなら...
それは別の何らかの能力で彼の五感から第六感。それら全てを誤魔化し、その上で彼の転移から逃れる事が出来る能力。そんな都合の良い能力でも無い限り彼から逃れる事は不可能。
普通ならそんな能力がそんな好都合で存在する筈も無く。ましてや彼は未だ力を押さえていてこれなのだ。故にこそこの場からの逃走は不可能。
そう...
「ん?」
(何かがおかしい。何故ここまでのぶつかり合いが続いている?そもそも何故奴はあの場から出てこない?...まさかッ!)
ふと何かに気づいた様に彼は反応を見せ、そのまま自身のある能力を使いその場でその『可能性』を確かめる。
そして...
「やはりですか...」
それは確信へと変わった。
彼が
「誰も居ない...やられましたね。あの爆発直後からでしょうか?あの一瞬で私が立っていた座標と別の空間のそれに該当する座標。それらを入れ替えた...と」
文字通り、何も無かった。
輪廻穿孔道。同じ場所に違い無し。だが、そこには先程までの戦いの跡も、ましてや彼女達も誰も居ない。だが、それは夢などの筈も無く...
「この香り...爆発の痕はちゃんと残ってますね」
たとえ姿形が消えてもそこには『それまで』を証明するものが幾つか残っていた。
だが、今は...
「本当なら追いかけたい所ですが...」
(今は時間が無い。故に尸魂界に戻りますか)
一度戦いが終わった以上ここに用は無い。
それに...
「もし
かの者と共にあるなら...
いずれ再戦は果たせる。
それまでは...
大人しくしておきましょう。
補足前〜補足前〜補足前体操〜
補足一 Dさんの頭文字が何故能力名の方から取っているか?
それは違う人物の協力者になろうと『陛下』への忠誠心だけは変わらないからである。
補足二 裏室戸流について。
これは作者、ある日そこに居たであろうクマ。正確にはその本人が
因みに元ネタは○た○り○○ポタッグバトルという完全にr-18ものの作品があり作者はその作品のなによりも技名などがお気に入りである。良い子のみんなはちゃんと18歳になってから読もうね。クマさんとのお約束クマ☆
補足三 Dさんはどうやって傷を治そうとしたのか?これは自分の能力ではなく予め持たされていた道具がありそれを使えば麗女を直せた。
尚、本人はその後もウラビエルが突っ込むと不味いので傷を治さずに放置していたとの事...
補足四 ウリエル達はどうやってロンから逃げ延びたのか?
実はウリエル、ウラビエル、Dさん。この三名以外にも他の仲間がこちらに来ており爆発と同時に彼を『魔術』で予め用意された座標と景色自体は全く変わらない空間へと転移させていた。これにより本人達はロンが戻って来ない内にトンネルから脱出して行った。