不滅の龍と悪魔。   作:アメル

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あらすじ


アーデルたちが辿り着いた所は普通の部屋だった。
その部屋に入ると同時に襲ってきた激痛に耐えきれずに、アーデルが意識を落とした。
そのあと、目覚めると・・・。


第三話

第三話 朝(気絶して、起きたら朝に・・・何でやねん)

 

 

 

 

 

鳥の囀りが聞こえ、カーテンの隙間から朝日が射し込みアーデルが気絶した所を照らす。

 

「んん。いつの間に寝てたんだ俺?」

 

ボリボリと頭を掻く銀髪の男。

それにと付け足すように言う。

 

「それに変な夢も見たな。何だったんだ?あの夢、ゲームのやり過ぎだなこりゃ」

 

と小型で細長い機械に目が行くが直ぐにある場所に目がいく。

 

「って、ヤバイぞ。もうこんな時間かよ」

 

焦り出す男は身に付けていた服を脱ぎ捨て、掛けてある服に手を伸ばす。

 

「早くしねぇと遅刻しちまう」

 

手慣れた手つきで服を羽織る男はその服を着て机に置かれた鞄を持ち部屋のなノブに手を伸ばそうとした時。

 

『・・・デル』

 

「え?」

 

突然の声に振り替える男。だが、振り替えると誰もいなく空耳だろうと思い。

部屋をでって階段を下り靴箱に置かれた写真立てを見つめる。

 

「行ってくるよ。親父、お袋」

 

それは優しく、そして、何だか悲しそうな声で言いながらでっていく男はある所に向かった。

その向かった場所は・・・駒王学園。

 

数年前まで女子高校だったのだが、共学になったそうだ。

 

しかも、この男はそこの学生で二年生でもある。

ただ、男はあることに悩んでいた。

それは・・・。

 

「あっ!隼人じゃん。おはようさん!」

 

と言いながら男の背中をバシバシと叩く男。

 

「痛いって、賢二」

 

その男の名は斎藤賢二でこの男の友人でもある。

そして、この男の名は。

 

「いいじゃあないか。そんなこと言うなよ。隼人くん」

 

「キモい。それとその言いかった・・何か頼み事か?」

 

「そうなのよ。跡部隼人くん。今日、合コンが重なって一つお前に言って貰いたくて。頼む」

 

賢二の言葉にため息を吐きながら言う。

 

「はぁ~、わかったよ。で、時間は?」

 

「おっ!分かるね!隼人くん。実は時間はまだ決まってないの」

 

「そっか・・そぉ~い」

 

「グフッ」

 

隼人はアッパーをする勢いで賢二の腹部に喰らわす。

 

「な、何すんの?ハヤトキュン??」

 

余りの痛さなのか、膝を付きながら片言にしゃべる賢二。

 

「喧しい。お前が悪い。じゃあな、俺こっちだから」

 

「あっ・・って、あれ?」

 

賢二は一瞬隼人の後ろ姿に何だか違和感を感じる。

 

「って、気のせい気のせい・・だよな」

 

賢二は隼人の後ろ姿を黙って見ていることしかできなった。

ただ思ったのは。

 

「お前が変わっても、俺はお前の友達だからな。隼人」

 

その声は、隼人には届かず。隼人とは、別の道に歩き出す。

 

そして、数十分後。

 

教室に着いた隼人はある人物に相談を受けていた。

 

「なぁ、跡部。俺にデートの仕方を教えてくれ!」

 

「え?何で」

 

その相手は学園でも有名な問題児の一人、兵藤一誠である。

だが、その事に興味すらなかった隼人は彼らをクラスメイトとしか見ていない。

 

「何でって、聞ける奴がお前だけだから」

 

と言う兵藤に隼人は。

 

「それはお前がその子と行って楽しい事をすれば言いと俺は思う」

 

「そっか、俺が夕麻ちゃんと行って楽しい事をすればいいのか」

 

「ああ。それがデートじゃないのか?」

 

と言いながら笑う隼人。

そんな隼人に兵藤は。

 

「ああ。わかったよ。あんがとな隼人」

 

兵藤はそう言い残すと自分の席に向かう。

それを見送って、机の中から小説を読み出す隼人。

そんな隼人の邪魔をするように突然の睡魔が襲いかかる。

 

「あ、あれ?何だか眠く・・グゥ~」

 

隼人はそのまま気を失ったように眠りに着いた。

 

「はぁ!寝ちまったって、何処だここ?」

 

そこは、隼人がいた教室ではなく。

真っ暗い空間に立っていた・・否。

浮いていた方が正しいかもしれない。

 

「気味が悪いな」

 

すると、後ろに存在感を感じ振り返る隼人。

 

「誰だ・・って、うわああああああッ」

 

それはRPGに出てくるドラゴンに腰を抜かす隼人。

 

『あの影響で記憶をなくしたか?アーデル』

 

「あ、アーデル?」

 

そのドラゴンが人間の言葉をしゃべるとかそのドラゴンの色が自分の髪の色と同じとか、そんなことよりもそのドラゴンが悲しそうな顔をするのが心なしか痛かった。

 

「な、なぁ?アンタが誰なのか俺は知らない・・でも、俺。アンタにそんな顔されたら俺・・だから、思い出すよ。頑張って」

 

だからと着けたし言う隼人。

 

「だから、そんな顔するな。絶対にアンタを思い出す!」

 

『・・・』

 

黙り混むドラゴンに隼人はやってしまったと思た。

次の瞬間。

 

『アハハハハハハハ』

 

笑い出すドラゴンに隼人はキレだす。

 

 

「わ、笑うなよ!」

 

『すまん。だが、やっぱりお前はお前だな』

 

「え?」

 

『では、またなアーデル。嫌、今は跡部隼人だったな』

 

何かを言おうとする隼人の周りを光が包む。

 

「待ってくれ!アンタの名前何って言うんだ!」

 

『我か。お前が我を思い出した時に行ってくれではな』

 

「クソ、クソ、クソ。全然ダメだぜ!」

 

光に包まれそうになった瞬間光を殴り隙間を作り両手でこじ開ける光景に愕然とするドラゴン。

 

『!』

 

「待ってろよ!アンタの名前を絶対に聞き出すからな!!待ってろよクソドラゴン」

 

そして、光に包まれそこには誰も居なくなっていた。

 

『フン。お前はお前のまんまだな・・・アーデル』

 

笑いながら今までいた男の名を呼んでいた。

そのあと、目が覚めた隼人は時計を見て進んでいた時間が一分も過ぎていない事に驚き授業に集中できず、放課後になっていた。

 

「はぁ~。変な夢見るし、しかも何であんな事言ったんだ俺」

 

はぁ~ともう一回ため息を吐き隼人は下校する事にした。

 

すると、何故か校舎にしかも、旧校舎に何らかの違和感を感じ不気味になり走り去る。

だが、この時の隼人は知らなかった。

悪魔、堕天使、天使。

そして・・・ドラゴンがこの世の中に居る事に。

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