そういえば、世界会議編でドラゴンは神の騎士団を相当厄介な存在として見てたけども、今の状況から革命軍はどう関わってくるのかな?
その一報は全てを震撼させた。
大海賊時代、世界政府、海軍本部、そして、世界そのものを…。驚かなかった者などいない。
「これは想定外すぎる事態だ!」
「まさしく
「いや、あの頃と今では
「それに、ビッグ・マムが若返ったのはどうしてだ!?」
「これも〝原初のD〟の末裔の影響か!?」
世界の中心にして、頂点とされる〝五老星〟ですらこの慌てぶりなのだから、その一報は世界政府にとって破滅をもたらしかねない凶報だったのだろう。
ただ、世界政府にとって凶報だったからとはいえ、それが世界にとっても同じだとは言えない。
世界政府の現体制に反感を持つ者は多く、〝革命軍〟の存在が何よりもの証拠だろう。海賊がナワバリとし、それによって守られている非加盟国も同じくだ。
だからこそ、今回のこの一報は凶報であると同時に、ある意味で朗報と受け取る者達も少なくないはず。
一つだけ確かな……双方に通ずる部分があるとしたら、まずは驚きの方が勝るということだろう。
【ビッグ・マム敗北!!
敗北後、狩人海賊団に仲間入り!?】
いや、ただ驚くどころではない。
いったい誰が想像できたというのか…。敗北したとはいえ、あのビッグ・マムが同じく四皇の者に降るなど…。誰もが思うはずだ。誰かに降るくらいならば、潔く死を選ぶはずだと…。
それでも、あのビッグ・マムが降ったのだ。それだけの何かがあったはずだ。
だが、ビッグ・マムが降った者──〝狩人〟カリュウ・D・トルコを深く理解する者達なら、この一件に納得してもいるはずだ。
彼ならばやりかねないと…。
カリュウ・D・トルコの信念。弱き者を守るべく力を奮う王の資質。その姿に、あの〝海賊女帝〟ボア・ハンコックですらも惚れ込み、付き従っているのだ。
トルコに対し、ビッグ・マムがどのような想いを抱き、降ったのかは定かではなく、さすがに互いの年齢に差がありすぎてハンコックと同じ想いは抱かないだろうが、それでもそれに近しい形の想い、ヤマトやウタ、キャベンディッシュやエネル達と似た想いを抱く可能性は大いにある。
全力の殺し合いをしたのならば尚の事、トルコの全力の一撃に屈伏したのではなかろうか…。
かつて、ビッグ・マムはとある海賊団──〝ロックス海賊団〟に所属していた過去を持つ。かつて、40年程前の当時、世界最強と称された海賊団である。
船員は若き日のビッグ・マム以外に、白ひげ、金獅子のシキ、銀斧、キャプテン・ジョン、王直、そして……見習いとして百獣のカイドウが所属していたなど、おおよそ人の下に付けるはずのない人間が集まった世にも恐ろしい海賊団だ。
当然、ビッグ・マムもロックス海賊団の船長、ロックス・D・ジーベックに従ってなどおらず、一つの儲け話を元に集まったに過ぎなかった。
しかし、誰もが慄く規格外の面子が揃う凄まじい海賊団であったにも関わらず、ロックス海賊団という存在は、ビッグ・マムを含む所属していた海賊達からも、敵対した政府側からも不自然なほどに語られず、今の世間ではあまり知られていない。
それは恐らく、同じ海賊団でありながら仲間殺しが日常茶飯時だったほどに船員達の仲が悪すぎたのと、船長であったロックス・D・ジーベックが世界の王という壮大な野望を掲げ、世界政府に都合の悪い事件を数多く引き起こし、いくつもの世界の禁忌に触れてしまったからとされており、どの道崩壊する運命にあった諸刃の剣のような海賊団だったとされている。
だからこそ、ビッグ・マムが誰かに降ることはあり得ない……世界政府側はそう信じて疑っていなかったはずだ。
そのビッグ・マムがカリュウ・D・トルコに降った。それも、ロックス海賊団に所属していた頃を遥かに凌駕する実力でありながら…。
何か大きな儲け話があったのか……答えは否。
〝
だからこそ、ビッグ・マムが自ら望んで、トルコに降ったという現実味が増してしまう。
だからこそ、世界政府側はこの事態を重く捉え、恐れている。現存する海賊達の中で、トルコほど世界政府側に明確な敵意を向ける存在はいないのだ。
トルコの故郷に対する行為も然り、今やトルコにとってかけがえのないパートナーであるハンコックに対するかつての行為と女ヶ島へのバスターコール。キャベンディッシュの故郷へのバスターコールも同様だ。その他にも、世界各地を回ったトルコが〝過去視〟で視た世界政府の悪行の数々。挙げたらキリがない。
『五老星…』
「「「「「はい──
だからこそ、
もう、野放しになどできるはずもない。
ただの復讐者でしかなかった少年が、今や世界の行く末を左右する中心人物へと成長してしまったのだから…。
✬✬✬✬✬
一枚の手配書を眺めながら、一人の男が深く、重いため息を吐く。
いったい何を憂いているのか…。
「ここまでの成長を遂げるとは…。
赤髪の男──四皇の一角である〝赤髪のシャンクス〟が憂いているのは、手配書の男についていってしまった己の大切な娘に対してのものなのか…。
「まさかビッグ・マムまで仲間に……これじゃあ本当に、ロジャー船長達から聞いた〝ロックス海賊団〟の再来じゃないか。まァ、仲間同士の絆はロックス海賊団とは真逆でとてつもなく強いんだろうが…」
四皇 狩人海賊団船長兼料理長 〝狩人〟またの名を〝神箭手〟 カリュウド・トルコ 懸賞金48億2160万ベリー
百獣のカイドウとの痛み分け事件。
そして、つい先日のビッグ・マム打倒とビッグ・マムことシャーロット・リンリンの仲間入り。
世界を揺るがすこの二つの大事件は揉み消されることもなく、寧ろ揉み消すことなどできるはずもなく、全世界に大々的に公表されることとなった。
若くして白ひげの後継者に祭り上げられ、望まずして四皇の地位に就いたカリュウ・D・トルコが、またしても二つの偉業を短期間で成してしまった。それによって、トルコの懸賞金額は毎度の如く一気に跳ね上がり、現存する海賊達の中でトップに立ってしまったのである。
この事態に、トルコと面識があるどころか、大きな借りがある赤髪は苦笑いを浮かべるしかなかった。
海賊王を目指していないトルコが、もっとも海賊王に近い最強の海賊になってしまったのだから無理もない。
「一気に時代が動き出してしまってるな。
問題はトルコを相手にいったいどのように動き出すかだ──〝
しかしその反面、この世界が大きな闇に包まれつつある状況を、赤髪は強く警戒する。
ただ、目下の問題は、〝ビッグ・マム〟ことシャーロット・リンリンがトルコの仲間となってしまったことで、四皇の地位に空白ができてしまったことだ。四皇の下に四皇が降ってしまったことも大問題だが、こちらはトルコが上手く抑えてくれるだろうと赤髪は考えている。
トルコも赤髪と同様に穏健派の四皇だ。この崩れつつある均衡を保つ調整者でもある。これだけ大事件を頻繁に起こしてこそいるが、堅気には決して手を出すことをなく、狩人海賊団の旗の下で守られてる島は多い。
「エース達はともかく、黒ひげとバレットが間違いなく派手に動き出すぞ」
赤髪が危惧するのは〝悪の遺物達〟と恐れられる四皇に最も近いとされる2人──〝黒ひげ〟マーシャル・D・ティーチと、〝鬼の跡目〟ダグラス・バレットだ。両者共に因縁と繋がりがあるからこそ、赤髪は強く警戒しているのである。どちらも、おいそれと簡単に手を出せる相手ではない。
そこまで考えたところで、赤髪は再び深いため息を吐き出し、失った左腕の部分をそっと撫でる。
「
それは赤髪にとって希望であり、未来でもある名だ。
近い将来、必ずその名が再び世界に轟く。
必ず、赤髪の憂いを晴らしてくれるはずだ。
夜明け前がもっとも暗い。それでも、必ず夜明けはやって来る。輝かしい太陽が昇る。
新しい時代がやって来る。
✬✬✬✬✬
鳴り響く雷鳴。
巻き起こる竜巻。
「どういうことだァ!!」
怒声と共に、荒々しく強大な覇王色の覇気が、次々と部下達の意識を問答無用で刈り取ってゆく。
「リンリンがトルコの部下になっただと!?
しかもこの若々しい姿はなんだ!?
いったい何が起きた!?何かあった!?何故だ!!いったいッ〜〜〜どうなっている!?」
程良く酔っていたところで、酒の肴にと手に取ってしまった世経の新聞。
それが気を狂わせ、逆鱗にも触れた。
四皇で一番の武闘派大海賊──〝百獣のカイドウ〟。現在、拠点である鬼ヶ島にて絶賛ご乱心中につき…。
「お、落ち着くんだ
(ここまでの狂いっぷりは初めてだ!
この前の激闘といい、カイドウさんをここまで狂わせるとはッ……狩人め!!)」
百獣海賊団NO.2の〝火災のキング〟の声すら、まったく届いてはいない。
それだけ、カイドウにとって今回の一報が衝撃的だったということだ。恐らく、かつてないほどの……カイドウの人生のなかでも、一番の衝撃だったのかもしれない。
カイドウにとって、カリュウ・D・トルコという存在は、ようやく現れた
カイドウにとって、〝ビッグ・マム〟ことシャーロット・リンリンという存在は、一方的に弟のように扱われてこそいたが、憎むことのできない存在だ。過去を懐かしむことができる数少ない存在……それがシャーロット・リンリンである。
そんな2人が戦い、トルコが勝利し、シャーロット・リンリンがトルコの部下になり、おまけに昔の姿に戻っている。混乱しないはずがなく、気も狂うはずだ。
今すぐ一緒にいるであろう2人のもとに向かい、問い詰めたいはずだ。なんなら、トルコと再び戦いたいはず。
「おれはッ……どうすればいい!?」
それでも、カイドウが2人のもとにすぐに向かわないのは、己自身でもわけがわからなくなっているからだ。何をすればいいのか、どうしたらいいのか、何が正解なのか、いったい何故……ここまで混乱しているのか、カイドウは理解できずにいる。無論、カイドウにわからないのだから、火災のキング達にわかるはずなどない。
それどころか、普段の酒臭の悪さと、トルコとの戦いで決着が着かなかったことによる鬱憤が同時に爆発し、かつてない酒乱状態に陥っているのだと思われている。
これも日頃の
「ハッ!
こんな酒乱野郎に
弟子からもこの言われ様とは…。
ただ、カイドウに弟子がいたとは、これもまた驚きの新事実である。カイドウに憧れ、百獣海賊団に所属する者は多く存在するが、弟子にしてもらえた者などいなかったはず…。
「〝
口を慎め。まだ〝飛び六胞〟にすら劣る青二才でしかない貴様がカイドウさんを疑うなど……今日の修行は覚悟しておけ。その身を持って思い知らせてやる。カイドウさんの弟子になれた光栄さをな」
どうやら、カイドウはつい1週間ほど前、この若き海賊──〝キャプテン・キッド〟ことユースタス・キッドを己の弟子として迎え入れたようだ。
懸賞金4億ベリーを超えるこの若き海賊は、〝悪の遺物達〟の影に埋もれてこそいるが、焔魔、黒ひげ、鬼の跡目、そして麦わら、この4人が存在しなければ、間違いなく世界に名を轟かせていたであろう次世代の海賊の1人である。
王下七武海に所属し、悪の遺物達とは別枠で勇名な〝死の外科医〟トラファルガー・ローも、実は同じ世代である。
だが、そんな若き海賊をカイドウがまたどうして弟子にしたのか……どうやら、情報源は不明ではあるが、カリュウ・D・トルコが〝大剣豪〟鷹の目の弟子だということを耳にしたらしく、ただの気紛れで己も弟子を育ててみようと思いついたようだ。そして、悪の遺物達の影に埋もれながらも、もっとも活きが良かったキャプテン・キッドがカイドウのお眼鏡にかなってしまったらしく、実力の違いを思い知らせ、弟子にされてしまったのが事の経緯だ。
「うッ……悪かった。
(キングの野郎。相変わらずカイドウの弟子になったおれを嫌ってやがる。だが、おれはここで強くならなきゃならねェ!
とはいえ、キャプテン・キッドも赤髪海賊団との抗争で、赤髪の
顔すら拝めずに惨敗し左腕を失い、カイドウにも惨敗し限界を感じてしまっていたところ。カイドウへの弟子入りは、キャプテン・キッドにとって成り上がる為のまたとないチャンスでもあった。
これもまた数奇な運命なのだろう。
カイドウが気紛れでキャプテン・キッドを弟子にして間もなく、カリュウ・D・トルコがビッグ・マムを打倒し、己の部下にした。それによって、カイドウは己自身もわけがわからずに心を狂わされてしまっている。
その結果、答えの出ぬカイドウは我武者羅にキャプテン・キッドを鍛えることだろう。
「うおぉぉぉぉぉ!
うおーーーーん!
おれだけ仲間はずれにしやがってェ!トルコ!リンリン!お前らがその気なら、おれはおれで勝手にやってやる!!」
カイドウの拠点である鬼ヶ島の外にまで響く覇王色。
忘れてはならぬのが、ここが
どうやら、この一件によって一筋縄ではいかなくなりそうである。
✬✬✬✬✬
時は同じく…。
世界にまたしても、途方もなく大きすぎる衝撃を与えてしまった張本人達はというと…。
「貴様ッ……ビッグ・マム!
トルコが優しいからとつけ上がりおって!
━━〝
副船長兼副料理長 〝海賊女帝〟 ボア・ハンコック 懸賞金25億9200万ベリー
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンの仲間入りにより、主に〝海賊女帝〟ボア・ハンコックとの間にて、いざこざが勃発しているようだ。
「覇気の扱いに長けた九蛇。そこで皇帝にまで上り詰めた女傑はとんでもないねェ。
グロリオーサとシャッキーを思い出すよ!
けど、アンタはトルコのそばにいれるおかげか、あの2人以上だよ!!
━━〝
参謀兼パティシエ 〝ビッグ・マム〟 シャーロット・リンリン 新入り 懸賞金43億8800万ベリー
事の発端は、トルコに敗れ、シャーロット・リンリンガトルコの部下に降り仲間入りをしたにも関わらず、トルコに馴れ馴れしく接し、あろうことか〝リンリン〟と呼べと言い出したことだ。さすがにハンコックが我慢の限界を迎えた。
ただ、ほんのひと握りの覇王色の覇気の使い手の争いは、ただのいざこざで済ませることなどはできない。
「やめろハンコック、リンリン。
俺の仲間である以上、喧嘩はご法度。リンリンは仲間になった以上、親しく接するが、ハンコックを煽るな。
それからハンコック……俺にとっての特別はお前だ。どっしりと構えてくれていい」
「はあぁぁぁん……トルコォ!
どれだけ妾を骨抜きにすれば気が済むのじゃ!リンリン感謝しろ!この瞬間より、おぬしを仲間として認め、迎え入れてやる!トルコに感謝するのじゃ!!」
無論、トルコの言葉は鶴の一声。
ハンコックは即座に従い、2人のいざこざは何事もなかったかのように終わりを見せる。
「仕方ないねェ!
けど、トルコの部下になって、余計に身に沁みるよ。おれがこれまで出会ってきたどの男達ともトルコは違う。付き従おうと思っちまうし、優しく包まれているようで心地好い。
長く海賊として生きてきたけど、心から部下になりたいと思ったのは初めてで……清々しい気分さね」
ハンコックだけではなく、シャーロット・リンリンですらこの有様だ。先の戦いで、トルコに完膚なきまでに敗北を喫したということか…。それはつまり、長く四皇の地位に君臨し続けたシャーロット・リンリンを、トルコは遥かに凌駕する力を有しているということでもある。
「はわわわわ!
ビッグ・マムを倒して仲間入りさせただけでもとんでもねェ驚きだってのに、すんなり従わせるなんて、トルコ様は凄すぎだべェ!!」
ようやく新入りから卒業して後輩ができ、見習いから半人前に成長中のバルトロメオだが、狩人海賊団に所属してまだ歴が浅い分、驚きは大きいはずだ。それと、残念ながらバルトロメオにはリンリンを後輩として扱える度胸と勇気はない。つまり、新人枠は継続中というわけだ。
しかし、バルトロメオとは違い、トルコとの付き合いが長い面々は納得していた。
「というかトルコ、バカオヤジ……カイドウと戦ってから益々強くなってない?
普段は気付けなかったけど、戦ってる時に覇気が今まで感じたことないくらいの異次元さを感じたというか…」
航海士 〝氷狼〟 ヤマト 懸賞金22億8100万ベリー
納得もすると同時に、トルコの成長を誰よりも明確に感じ取っている。
「トルコは強さをひけらかすタイプではない。かなり集中しないとわからないが、覇気が増しているのは確かだ。それに、ヤマトが言う通り、これまでと覇気の質が明らかに違うように私も感じた」
操舵手 〝海賊貴公子〟またの名を〝剣聖〟 キャベンディッシュ 懸賞金15億8980万ベリー
ヤマトだけではなく、キャベンディッシュまでそういうのだから間違いなく確かなのだろう。
キャベンディッシュもまた、覇王色の覇気の開眼者。疑いようがない。
それはともかく、シャーロット・リンリンの仲間入りによって、狩人海賊団には覇王色の覇気の使い手が5人。なんと恐ろしい海賊団なことか…。ロジャー海賊団という前例もあるのが唯一の救いか…。
「でも、リンリンの言う通り、私は強さ以上に暖かさを感じたかな!トルコに優しく抱き締められてるみたいだったよ!」
船医兼音楽家 〝破滅と救済の歌姫〟 ウタ 懸賞金12億6240万ベリー
それは恐らく、懐に入れた者に対して、トルコはどこまでも甘く、過保護であるからこそ……その特性が、覇王色の覇気にも現れているのだろう。
「トルコは誰よりも凛々しく、強く、誇らしく、気高く、それでいて誰よりも優しい王ということじゃな!」
きっと、だからこそこの者達はトルコの下に集ったのだ。
無論、全員が全員そうではない。
「エネルが戻ってきたら凄いことになりそうだね!
これまで以上に崇拝されるんじゃない?
あなたが神だ!とか!」
「アハハ!
ヤマトの言う通りかも!想像できて面白いんだけど!」
今ここにいないエネルのことではないが…。
とにかく、今はいないエネルを含むたった8名の海賊団……それが狩人海賊団である。たった8名でありながら、
トルコ達の動向からは、もう片時も目を離すことなどできない。
カイドウさんご乱心の回。
キャプテン・キッド、最悪の世代になれず、悪の遺物達の影に埋もれるも、カイドウの気紛れとご乱心によって悪の遺物達と同等の存在に成り上がるフラグ……けど、神避を回避できるかはまた別問題である。