それは死んだ
それが死んだことにより、楽園は滅びた
賢者はそれの魂へと楽園を移した
元々、そういう存在だった
それが死ねば楽園は滅び、
楽園が滅びれば、それも死ぬ
楽園は未だ眠っている
賢者は目覚めを待っている
賢者は何もできない
賢者達は何もできない
賢者はただ待つのみだ
賢者以外は眠っていた
楽園は少しずつ、目覚めている
楽園は眠っている
その力とともに
力は眠っている
その魂とともに
それが力を望むなら
それが知を望むなら
それが死を望むなら
それが生を望むなら
それがそうあれと望むなら
楽園は全てを叶えよう
その楽園に住むすべての者の力を使って
空を飛ぶ程度でも
魔法を使う程度でも
楽園は自由だ
だが、楽園以上に
それは自由だ
それがそう楽園に望んだからだ
それに仇なすものを楽園は許さぬ
魂が生きる限り、楽園は滅びぬ
賢者がそうしたからだ
賢者は後悔などしていない
魂が消えることはない
そう信じていたからだ
そう知っていたからだ
魂は永遠に滅びぬ
それならば、楽園も永遠に滅びぬ
楽園は待っている
それの目覚めを
世界は黙認している
世界は楽園を知っている
世界は楽園を受け入れた
世界はそうしなければならなかった
世界はそうするべき理由があった
世界はあれに意志を、自我を与えた
楽園を制御するために
あれは主のために動く
あれは主の望みで動く
あれは楽園を制御する
主が壊れてしまわぬように
主は知らない
主は知り得ないことだ
主は知らなくとも、あれは動く
主の望みを叶えるためだけに
闇は目覚めた
闇はそれをみた
闇はそれの魂をみた
闇はそれを主とした
闇は闇に潜んだ
主の呼びかけに答えられるように
破壊は目覚めていた
破壊は力を与えた
破壊はそれと友となった
破壊とそれは、永遠に二人だった
二人でしかいれなかった
破壊を誰も知らなかった
それを除いては
破壊は約束を破った
けれど、破壊の姉は知らなかった
それを誰もが知っていた
破壊を除いては
それは約束を破った
けれど、約束をした誰かは知らなかった
破壊はずっと見ている
破壊は友と永遠に離れることはない
結局は、それしかいなかったからだ
結局は、自作他演の物語だった
結局、闇は目覚めるでしょう
そういう運命だったのだから
あら?
私は誰かって?
さあ、誰でもいいでしょう?
そんなに気になるのなら、自分で見つけてみなさいな
大丈夫よ、わからなくても、時期にわかるもの
答えを教えることはまだできないわ
そういう制約だから
でも、ヒントくらいなら別にいいわよね?
ヒントはこの話に載っていた
ということかしらね?
ふふふ
あなた達の中で勘のいい子がいるようね
わかったのなら、心の中に留めておきなさいな
誰かに教えてはダメよ?
それにしても
最近暇なのよね
巫女も
魔法使いも
誰も遊びに来ないもの
メイドも、居眠り門番もね
だから、あなた達のような、面白い方達がいらっしゃると
とても嬉しいのよ
今はまだ、多くが眠っているわ
けれど、花妖怪や、氷の妖精なんかはもう起きているみたいね
『告、規定の時間を過ぎました。』
あら、もうそんな時間?
もう少し話したかったのだけど…
『是非は聞いていません。直ちに終了してください』
相変わらずお堅いわね
それでは、皆様、また会いましょうね
…………
多分意味がわかる人はいないだろう
なぜなら
作者も正直書いててめっちゃ悩んでるからだ
この先マジでどうしよう