転生したらフランドールだった件   作:秋月静音

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?の目覚め

ここは…ああ、???か

 

ここも随分と変わったわね

 

人の気配がほとんどしないなんて…

 

いや、眠っているだけね

 

ああ、それにしても

 

主は大丈夫かしら

 

封印も解けているし

 

自由に動けるけれど

 

自由に動いたら賢者がうるさそうだし

 

どうしようかしら

 

まあ、主がいない限りはどうしようもないか

 

でも、本当にどうしようかしら

 

暇ね〜

 

桜でも見に行きましょうか

 

きっと、あそこの桜は咲いているわよね

 

姫君は目覚めているのかしら

 

姫君が目覚めていれば少しは面白いのだけど…

 

目覚めてないわよね〜

 

元はと言えば、ただの人間だし

 

花見酒とでも洒落込もうかしら

 

でも、花見酒なら花妖怪のところでもいいかしら

 

怒られちゃうかしら

 

まあいいわ

 

本当に暇ね〜

 

餌もいないし

 

お腹も空いた

 

賢者は何をしているのかしら

 

適当に人間を連れてくればいいのに

 

それとも私をどうにかしようとしているのかしら

 

ふふ

 

そうだったら面白いわね

 

賢者程度が私のことをどうにかできるはずないのに

 

昔の巫女には負けたけど

 

今の平和ボケした巫女には勝てるのよ?

 

…誰にしゃべっているのかしら

 

まあどうでもいいことね

 

こんなに暇だとは思わなかったわ

 

氷妖精は目覚めているのかしら

 

きっと目覚めているわよね

 

あんなのでも昔から生きてきた妖精だもの

 

きっと強いわよね

 

昔の記憶がないだけで

 

遊び相手にはなるはずだもの

 

力を蓄えなければならないわね

 

能力は…

 

問題なく使えるようね

 

ほんと、恐ろしいほど相性が良いわね

 

そうだ!

 

賢者にちょっかいをかけに行きましょう!

 

それで一緒に遊べたら良いのだけど…

 

〜10分後〜

 

………追い出された

 

賢者のところに遊びに行ったら追い出されたし

 

なんか式神いたし

 

思い出したらちょっとイライラしてきた

 

でも勝手なことしたら怒られちゃうし

 

我慢しなくちゃ

 

何かすることないかな〜

 

まあ、特にないか

 

んん?

 

なんか見られてる?

 

気のせいかな〜

 

まあなんでも良いや

 

小さかった暗闇が

 

また少し

 

大きくなって

 

綺麗な色が

 

少しずつ

 

黒に

 

底なしの黒に

 

馴染んでいく

 

綺麗な緋色の記憶は

 

少しずつ消えていった

 

 

私の好きな赤に

 

染まっていって

 

私の頬には

 

返り血か

 

歓喜の涙なのかはわからない

 

何かがべっとりとついていた

 

ああ

 

私は

 

いつまでも

 

いつまでも

 

ずっと

 

こうして生きていきたい

 

主が私の目の前からいなくなって

 

何もやる気がなくなった

 

でも

 

私は生きている

 

主はきっと

 

私のことを

 

また

 

呼んでくれるから

 

ほら

 

よく耳を澄まして

 

聞いてみて

 

ほら

 

私の主の声が

 

すぐ目の前から聞こえてきて

 

私はふっと目を開けて

 

そうすれば

 

私の大事な

 

主が

 

私に微笑みかけてくれるから

 

 

 

 

 

なんて

 

そんな日常は

 

もう戻ってこないなんて

 

私が一番よくわかっていたはずなのにね

 

 

 

 

 

 




これもうちょい後に出したほうが良かったかも
こうゆうの慣れてなくてめっちゃ悩んだ
結果
めっちゃ短い

次回から日記に戻ります
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