今後、このような失敗が起こらないよう、気を付けていきたいと思います。
どうか、これからも拙品をよろしくお願いします。
ジブン達は、職員の人にジブン達がダンジョン内で発見した物を報告していった。
出現したモンスターと、その特徴やドロップアイテム。
アンデットに対してダメージを与えられるらしい、「銀の剣」等の武器アイテムが出てきた宝箱。
それらのような今日の成果に関する事は大体は報告した。
なお、ダンジョンのガチャに関する事は1つも報告しなかった。
報告する義務があった場合は素直にしたが、職員の人曰く報告は個人の自由と言ったのでやらなかった。
もし報告したら情報料としてそれなりの報酬金が出たかもしれないが、しばらくは秘匿しておきたいという独占欲が働いた。
ガチャを使って他の人よりも有利に進めたい!というちょっと狡い考えが。
・・・まぁ、ガチャのことはジブン達以外にも知っている人はいるだろうが。
だって、ジブン達が初日で見つけることができたガチャコインを自衛隊や他国の軍隊が見つけられないわけが無いだろうから。
だから、何らかの理由で秘匿しているのかもしれないし、それを破蛇に突っついて下手な注目をされるのは嫌だから。(言い訳)
そんな感じで、粗方話し終えたジブン達は、報告終了後に換金所へと向かった。
そこで、ジブン達が背負っていたバックの中に仕舞った、今日の成果であるドロップ品うぃ出していくと、換金所にいた職員に驚かれた。
多分、次からはもっと多くなると思うぞ。
今回の成果は、このような結果となった。
Gランク魔石×554 100円 55400円
ホーンラビットの角×36 500円 18000円
ビックラットの歯×42 500円 21000円
ホーンウルフの牙×16 500円 800円
一つ目コウモリの翼×41 500円 20500円
小鬼の角×24 500円 12000円
スライムゼリー×4 500円 2000円
「銀の剣」の効果等の情報料 5000円
合計:136900円
どうやら魔石は、内部にある魔力の純度によってランクが決められているらしい。
これからは、そのダンジョンにいる魔物が落とす魔石のランクを目安としてダンジョンやモンスター自体のランクも決めていくんだとか。
情報料は、情報の精度とか証拠、根拠とかがわかるモノを同時に提示すると高くなるそう。逆に、本当かわからない情報だと安くなったり、情報料が出なかったりするらしい。
そんなこんなで、今日はこの稼ぎとなったが、階層が浅いのに結構な金額を稼げるな、探索者って仕事は。
まぁその内、素材の供給が増えたりで、買取価格は今日のモノよりも下がっていくだろう。
だから、次の階層を狩場として進出していかなければやっていけないだろう。
これから探索者として生きていくなら、現在の階層以上に死と隣り合わせとなる場所へと行かなければならないのだから、思ったよりも楽な仕事ではないのだろうな。
楽して稼げる仕事は無いのだと知って、少しだけ悲しくなった。
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後日、親から話があるとのことで、ビデオ通話で会話した。
話の内容としては、ジブン達に帰って来いとのことだ。
ニュースで死者が出たから、ジブン達を心配したのと、危ない仕事をさせないようにとのことらしい。
だけど、まだ1日しか潜ってないので、それに応じることはできない。
ということで、両親と決めたジブン達が探索者を続けるための条件がこちら。
・無理をせずに、安全でジブン達の実力にあった攻略をする。
・怪我するな。
・知らない人には着いていくな。
・結果はどうあれ、3カ月後には必ず帰る。
大体こんな感じ。
3カ月という期限は、ジブン達の高校の冬休みが終了するまでの期間。
現在、覚醒者となった生徒のための教育環境を整えているため、覚醒者となった生徒は臨時休校している。
なので、3カ月後には学校が再開されるため、それまでに帰って来いというお達しだ。
他の条件は、お察しの通り。
そんなこんなで、ジブン達のダンジョン攻略ライフは続行可能となったのであった。
そして3日後、探索者協会によって一時的に閉鎖されていたダンジョンが、再び民間へと解放された。
それと同時に、7階層で死亡したと思われる人達の死亡原因も発表された。
どうやら、ダンジョンの6階層から出てくるモンスターは、これまでの階層と比べて変化するらしい。
例えば、出現するモンスターの数が多くなったり、新種のモンスターが出てきたりと、危険度が爆上がりするそうだ。
それで、犠牲となった人達は全員がそれなりの実力を持っていた覚醒者らしく、実力があった故にどんどんと先へと進んだ。
7階層まで来ることができたが、連戦による疲労の蓄積や押し寄せるモンスターの波によって、撤退できずにそのまま殺されてしまった。
それが、探索者協会が出した今回の事件の結論らしい。
ジブン達は、初日だからという理由で5階層から先には行ってないのでわからないが、現段階で10匹くらいのモンスターが群れで襲って来るし、ジブン達にはどうってことないが、他の人からしたら脅威であると思われる。
その証拠に、ダンジョンへと潜った探索者の死傷率は、全体の6割に及んだそうだ。
ちなみに、その中の9割が覚醒者ではない人達だとニュースで言ってた。
また世間では、今回の件で探索者の選定基準の制定をやり直すかも?とか言われていたが、特にそのようなモノはなかった。
行政側は今回の事件で死傷者が出たにも拘らず、何の対策も予防策も出さずに、引き続きダンジョンの攻略を進めるべきだに潜るべきだ、と言っている。
その事に疑問視したり、批判する人もいるそうだが、ネット上で「件の「推定神性存在の声」が、政治の重鎮達にダンジョン攻略を進めるように促している」のではないかという、そんな噂が流れていた。
対して探索者協会側は、探索者が自身の実力以上の階層へと潜ることを規制するために、「探索階層の事前申請制度の実施」及び、「探索者のランク制度」を実施した。
探索階層の事前申請の内容はそのままの意味だが、ランク制度とは、探索者の挑戦可能な階層に制限をかけるというものだ。
挑戦可能な階層は5階層ごとに定められ、その先の階層へ挑戦するには上のランクの昇格する必要がある。
昇格条件はランクによって変わるらしいが、基本的に「一定数のモンスターの討伐」や「対象モンスターの討伐」というものらしい。
ちなみに、先日6階層へと挑戦する条件が発表されたのだが、その内容が「1~5階層で出現するモンスターを1人につき300体を討伐する」というものだった。
キツすぎる。
何を考えてこんな条件にしたんだ、と言いたくなるような内容である。
もちろん、もっと簡単にしろ、やりすぎだ、とかいう声も上がったが、探索者協会は変更する気は無いらしい。
そんなこんなで、ジブン達はダンジョンへと再び挑めるようになった。
探索内容は、前回の探索とあまり変化はなく、順調に進めることができた。
前回と違う点を挙げるならば、それは探索時間だろう。
前回は武器等の調達でスタートダッシュが遅れて、午前の9時くらいから探索を開始したが、今回は前日に準備をすべて終えているので、すぐにダンジョンへと向かった。
そして、途中途中に休憩を挟みながらも、ジブン達は夜の18時まで潜っていた
その結果・・・
「「お願いします」」
「こ、これは・・・!」
目の前には、100を優に超える数の魔石に、数個のリュックサックにパンパンに入ったドロップアイテム。
そして、銀色に輝く何本もの武器や未知の魔法薬。
それが、どうやって持ってきたんだ?と思えるほどに溢れかえっている。
それらを提出された職員の人は、案の定、驚愕の表情を浮かべていた。
「・・・申し訳ありませんが、これらの査定には時間がかかります。なので、少々お時間を頂きますがよろしいでしょうか?」
「「大丈夫です」」
「お手数おかけします。では、査定が完了次第お呼びするので、待合室にてお待ちください」
その15分後、今日の成果である30万円弱を受け取ると同時に、ジブン達に6階層~10階層までの探索許可が出された。
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「「Fランク、ってある」」
ジブン達の手には、ジブン達の額に刻まれたモノに似た、「F」という文字が刻まれたカードがある。
しかも、カードの材質は木のようだけど、木製とは思えない程に頑丈だ。
プラスチックよりも頑丈そうだし、一体どんな木が使われているんだろう?
・・・まぁ、そんなことを考えてもしょうがないか。
現在、ジブン達は6階層に続く階段前にいる。
今朝、ダンジョンへと潜る際に、職員の人にFランクの証たる木製カードを見せると、随分と驚かれた。
だけど、すぐさま我に返って業務を再開していたことに、仕事ができる人という感じがして尊敬を覚える。
そんなこんなで、ジブン達は早くも6階層へと挑むことができるようになったのである。
ジブン達に残された期間は、もう3カ月もない。
そのため、できるだけ早く攻略しよう。
こうして、ジブン達の6階層の攻略が開始された。
探索者ランク制度の基準
「Gランク」・・・ダンジョンへの侵入、及び1~5階層の攻略が許可される。
「Fランク」・・・6~10階層の攻略が許可される。
昇格条件:1~5階層の出現モンスターを1人につき300体の討伐
「Eランク」・・・11~15階層の攻略が許可される。
昇格条件:10階層の〇〇の討伐
「Dランク」・・・16~20階層の攻略が許可される。
昇格条件:11~15階層の出現モンスターを1人につき350体の討伐
注:討伐証明は、対象モンスターのドロップアイテム、及び魔石の提出。
もちろん提出した物品の買取は可能。