オデッサの鬼、オデッサの死神と呼ばれた2人の兵士   作:ナイトメア・ゼロ

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ミッション48 ア・バオア・クー防衛戦③

 ウルフは、有線式5連装メガ粒子砲を伸ばしながらガンダムに突っ込んだ。ヘリオスも大型ビームマシンガンをスナイプモードに切り替える。

 まずは、ウルフを援護する為に隕石のダミーバルーンをばら撒きガンダムを撹乱させようとした。有線式5連装メガ粒子砲は、ダミーバルーンの合間を通りガンダムに向けてビームを撃った。ガンダムは来るのが分かってたのか簡単に躱し頭部バルカンでダミーバルーンを攻撃した。

 

「邪魔なダミーを破壊するつもりか?だけど、僕がそれを読んでないと思ったのかな?」

 

 その瞬間、ダミーバルーンが爆発した。

 

「よし!いくら、パイロットがニュータイプでも殺気のない爆弾は、先読みできなかったみたいだな!ウルフ!」

 

「分かってる!」

 

 ウルフは、有線式5連装メガ粒子砲を戻しそのままガンダムに向けて直射。ヘリオスもガンダムがいる位置を予測して狙撃した。ビームは、爆炎を通り過ぎそのまま十時を描いた。

 

「!?」

 

「なっ!」

 

 しかし、そこにはガンダムはいなかった。

 

「利用された?ウルフ!!後ろ!!」

 

 ガンダムは、ウルフに向けてハイパーバズーカを撃った。

 

「ウルフ!」

 

 ウルフはギリギリでハイパーバズーカを躱し、そのまま、有線式5連装メガ粒子砲を伸ばした。

 

(危なかった。ニュータイプの直感がなかったらウルフはやられてた)

 

 ヘリオスは少しホッとしてそのままガンダムに向けて狙撃するが。

 

「クッ!ダメだ!狙いを合わせた瞬間躱されてる!」

 

 ソロモン宙域の時と同じだった。ガンダムは、狙いを合わせた瞬間、すでに回避しておりビームがあたらなかった。

 ガンダムは、ヘリオスにハイパーバズーカを向けるがそれよりも前にウルフがビームランサーで突っ込んできた。ガンダムはハイパーバズーカをウルフに向け直し2発撃った。しかし、ウルフは止まるつもりがなかった。すると、ウルフの前で2発のミサイルが撃墜された。

 ヘリオスが大型ビームマシンガンからザクマシンガンに持ち替えウルフの前に弾幕を張ったのだ。ミサイルは、ヘリオスが撃墜してくれると信じてたからこそできた戦法だった。

 しかし、ガンダムはハイパーバズーカをウルフに投げつけそしてビームサーベルを抜いた。

 

「目眩しのつもりか!?」

 

 ウルフは左手でハイパーバズーカを払いのけそのままコックピットを貫こうとしたがガンダムはビームサーベルでウルフのビームランサーを受け流した。

 

「ヘリオス!ダミーをばら撒け!」

 

 ウルフにそう言われてヘリオスは、急上昇しながらダミーバルーンをばら撒いた。ダミーバルーンの合間を通りもう一度、ガンダムをビームランサーで貫こうとしたが今度は受け止められ高機動の格闘戦が始まった。

 

「ダミーをあれだけばら撒いてるのになんで爆弾仕掛けのダミーには引っかからないんだよ!仕掛けた僕も正直どれが爆弾仕掛けか分からないのに!」

 

 ヘリオスは愚痴りながらガンダムの頭上をとった。ガンダムとウルフが鍔迫り合いをしてるスキを狙い。

 

「今度こそ!」

 

 ガンダムを狙撃しようとした。

 

「!!ヘリオス危ない!!」

 

 ウルフは、右手の有線式5連装メガ粒子砲を伸ばしそしてヘリオスを押したその瞬間。

 

「!?」

 

 背中から撃たれた。

 

「な、なんだ!?」

 

 ヘリオスは後ろを見るとそこにはウルフに投げつけたハイパーバズーカがあった。

 

「ま、まさか」

 

 信じられなかった。弾切れになったから目眩しの意味を込めてバズーカを投げつけたと思ったのに・・・・・本当の狙いはハイパーバズーカをトラップにした意識外からの攻撃だった。

 ウルフがいなかったら間違いなくヘリオスは死んでいただろう。

 

「これがニュータイプの戦い」

 

 右腕と大型ビームマシンガン、バックパックも損傷してもう殆ど動く事ができない。ヘリオスは左腕でザクマシンガンを持ちウルフを援護しようとした。

 ウルフもそのままガンダムに有線式5連装メガ粒子砲で攻撃しようとしたがガンダムはビームライフルに持ち替えられビームで右手の有線式5連装メガ粒子砲を撃ち抜かれ破壊された。

 

「チッ!」

 

 ウルフはイラついた顔で左手の有線式5連装メガ粒子砲を直射した。ガンダムはビームを躱しそのままビームライフルを向けるがその間に120ミリ弾が飛んできた。ガンダムはシールドでガードしビームライフルをヘリオスに向けると今度はビームでザクマシンガンを破壊された。

 

「!!ヘリオス、逃げろ!」

 

 ウルフは叫んだ。しかし、ガンダムはビームサーベルに持ち替えヘリオスに高機動で近づき両足を斬った。

 

「ぐあっ!!」

 

 そのまま頭を鷲掴みにされ背後からビームサーベルで刺されそうになった。

 

「やらせるか!!」

 

 ウルフはビームランサーを横に振りガンダムを斬ろうとしたがガンダムは、ヘリオスを蹴り飛ばしてビームランサーを躱した。

 

「まだだ!」

 

 伸ばしていた有線式5連装メガ粒子砲をガンダムの背後に送ると。

 

「堕ちろガンダム!」

 

 有線式5連装メガ粒子砲が発射

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

されることはなかった。

 

「!?」

 

 ガンダムはビームライフルに持ち帰るとそのまま頭部はウルフの方を向けたまま背後の有線式5連装メガ粒子砲を撃ち抜いたのだ。ウルフのバックパックはガンダムの頭部バルカンで破壊された。

 

「ウルフ!」

 

 ガンダムはトドメを刺すためにビームライフルを構えた瞬間、ビームがガンダムを襲った。ガンダムに襲いかかったのはニュータイプ専用モビルスーツ【ジオング】だった。

 ガンダムは、ジオングのビームを躱しながらア・バオア・クーに向かうとジオングもガンダムを追撃しに向かい残ったのは大破したモビルスーツ2機だけになった。

 そしてガンダムとの戦闘ですでに限界を超えていたのか2人は気を失ってしまった。

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