凛ちゃん「えっ?貴方が私のサーヴァント!?」カービィ「ぽよぉ!」 作:静かなるモアイ
午後2時。凛ちゃんとカービィは無事に太陽系第三惑星地球に戻り、昼食を食べ終えてからキャスターが居ると思われるお寺に向かっていた。
「いや、本当にカービィ凄いわよ。桜、私…カガーリン超えて惑星間日帰り旅行しちゃった。カービィに匹敵する強さを持つ高校の先生とか、雷属性に関してはカービィを上回る可愛い電気ネズミとか別の星の神様とか、その神様の声が美輪明宏だったわよ」
「ぽよ!」
「姉さん…宇宙は驚きでいっぱいなんですね」
凛ちゃんとカービィはバンダナワドルディ、桜とライダーと共にキャスターが居ると思われる拠点に向かっている。因みにライダーは凛ちゃんチームと合流したあと、ワドルディの皆さん特製の魔眼封じのメガネを着用してもらっている…バイザーからメガネに変わったことで、今では世間に溶け込みやすくなったメガネ美女だ。
「その先生の星、ペガサスが普通に家畜だったんだけど。あれは驚くわ…幻獣種ってなんだっけ」
「それはペガサスの母として気になりますね。私も行ってみたいです」
ライダーは宝具としてペガサスを呼び出し、ペガサスに跨がって移動や攻撃が可能である。伝承に曰く、ペガサスはメドゥーサの血から誕生したので、呼び出すときは首筋に短剣をぶっ指すのだとか。
話がそれるところだった。柳桐寺というお寺にキャスターは滞在しているとのことで、恐らくはまだ動きの1つも見せないアサシンもキャスターと行動を共にしている可能性が高い。駄菓子屋の若旦那ことギルガメッシュが言っていた人類最高峰の魔術師のキャスターなら、サーヴァントを呼び出すくらい造作もないだろう。
「写真撮ったんだけど、見る?こんな感じよ」
凛ちゃんはファイアーエムブレム風花雪月の星、ポケモンの星で撮っておいた写真を、桜とライダー、バンダナワドルディに見せる。
風花雪月での1枚目はカービィを抱っこしたベレト先生と凛ちゃんの写真。2枚目は同世代ということもあり、ベレト先生の教え子であるクロード、エーデルガルト、ディミトリと凛ちゃんの写真…因みにカービィはエーデルガルトの肩によじ登ってる。3枚目は全員でチェス勝負することになった凛ちゃんとディミトリ、エーデルガルトはクロードにフルボッコにされた。4枚目はフードファイティングするベレト先生とカービィ、厨房スタッフは燃え尽きた。
ポケモンの星での1枚目はカービィとピカチュウのツーショット。2枚目は神アルセウス撮影、膝の上にカービィとピカチュウを乗せた凛ちゃんの写真。3枚目は突如…湖から現れた反転世界の神であり、アルセウスの三男ギラティナ、そのギラティナの頭の上に乗せられてビビる凛ちゃん、はしゃぐカービィとピカチュウであった。
「姉さん!!なんですかこれ!?羨ましいです!!カービィちゃん、私も連れてってください!」
「ぽよぉ!」
「後にしなさい、後で!!私だってもう数日ぐらい、ポケモンの星を旅行したかったわよ!!」
「やれやれ、凛。君は桃色玉と愉快な日常を過ごしてるようだね」
と、渋い言峰綺礼の声が聞こえる。声の方を見ると、大きな段ボール箱で三角座りしており、神父服ではなく…ボロボロのどてらを着た愉悦神父が居たのだ。
「あんたなにやってんのよ!!」
「ふっ、あの日から家がなくてね。桃色玉が降臨した日は、冬木市全域から光の柱が空を突き抜けるのが見えて大変だし、初日に高校崩壊からの冬木教会爆心地だ。もう、私の財布と心はボロボロだよ…
全国ネットどころか世界中から爆心地のことは問い合わせがくるし、ガス会社からは10年前から株価が下がりまくることもあって苦情電話が入るし、予算もぱー、爆心地なんてどう足掻いても誤魔化しきれん!!第四次と比べて規模でかすぎるし!!うぅぅ…懐が寒いし、涙が出てきた…てか、本来のランサーとアーチャー強すぎじゃね?地球のサーヴァントで勝てるヤツいるの?」
言峰綺礼さん、中年の泣き言を言う。
「もう冬木もニューヨークとキノコ王国の関係のように、半分神秘オープンでいいじゃん!!そうなったら私の責任ではなくなるじゃん!!ところで凛、もう3日も麻婆を食べれてないのだ…2000円貸して」
「行くわよ、カービィ。桜はバンダナくん抱っこして」
「あっ、はい」
しかし、中年親父の泣き言に聞く気がない凛ちゃんはカービィを抱っこして、バンダナワドルディを抱っこした桜と一緒にその場から去っていった。無視された言峰綺礼は涙を流し「泰山でバイトしようか」と嘆きながら立ち上がり、こっそりと凛ちゃん達の後をつける。
だが、言峰綺礼さんの胃袋と精神を更に追い詰める事態が起きてしまう。なにやらゴゴゴやバキバキと地面の下から聞こえてきたのだ。
「ねぇ、なにか聞こえない?」
「聞こえますね?」
「なんだろう…地響きみたい」
「ぽよぉ…ぺぽ!?水道管が破裂した!?」
「この気配は…幻獣!?いや…もっと邪悪な…4人とも逃げますよ!!」
ライダーが叫び、カービィとバンダナワドルディを抱っこした凛ちゃんと桜はその場から逃げるように来た道を引き返すように走り出し、有事の際に4人を護れるようにライダーが最後尾を走る。
「えっ…どうしたのかね?」
突如として走って逃げる凛ちゃん達をみて、首をかしげる言峰綺礼。と、そのときだった。コンクリートを突き破るように、気持ち悪い柱のような生物が真っ昼間とは言え、現れたのだ。その気持ち悪い柱のような生物は全長200メートルを越えており、非常に大きい。気配からして悪魔のように感じてしまい、無数の目玉のようや物がついている。
遠目では白く見えるが、よく見ると…白い老若男女様々な裸の人間が絡み合うように肌になっていたのだ。
「まっぼぉぉぉぉおおお!!今、午後2時なんだけど!!何処のだれぇぇ!?」
全長200メートルなので、ゴジラ(55メートル)より大きく、どう足掻いても誤魔化し出来ない。もう、やめて!!麻婆神父さんの胃は限界よ!!
「なによ、あれぇぇぇ!?」
「ぽよぉぉぉわぁぁ!?」
『我が名は魔神柱 管制塔バルバトス。これより、殲滅を開始する』
「なにやら、間桐の長と同じ声でなにやら自己紹介したのだが!?」
流石の麻婆神父も我が身の可愛さで全力逃走を始める。身体を鍛えていることもあり、あっという間に凛ちゃん達を追い越してしまった。
『殲滅する…ざぐら゛!!桃色玉宇宙人!!殺してやるぅぅぅ!!』
「まさか…虫爺ですか!?」
「いやいや、地球人ってあんなに変わるの!?」
憎しみを込めて叫ぶバルバトスと名乗った怪獣に、ライダーとバンダナワドルディがツッコミを響かせる。
だが、バルバトスに神秘の秘匿とかは関係無いようだ。無数の目玉が輝き、そこからビームが出てきたのだ。あのビームが着弾すれば、爆発も起きるし…大勢の人が亡くなる。
「ぽよぉ!!」
「カービィ!ナイス!!」
だが、着弾の前にカービィが宝石剣を取り出して空間転移を発動させる。これで、近隣住民は安全な所にワープ出来た。
しかし、ビームが着弾すると大規模爆発が発生し、住宅街はあっという間にボロボロになってしまった。
「ああ…経費が…もう誤魔化しきれん…てか、バルバトス呼べるサバいたっけ?」
中年親父の泣き言は無視しておこう。
「ヤバイわよ!!桜、携帯持ってるわよね!?ランサーかアーチャー呼んで!!」
「はい!!…って姉さんは携帯持ってないんですか!?」
「機械音痴だから買ってないのよ!!」
「今時要りますからね!?楽々フォンでも良いから買え!!」
まさに、絶体絶命のピンチ。しかし、カービィとバンダナワドルディは魔神柱バルバトスに立ち向かう。
「カービィ!?」
「バンダナちゃん!?」
「だれかがやらなくちゃ。それと凛ちゃん…」
カービィは宝石剣の力で、滅び行く並行世界からゲイ・ボルク、天帝の剣を取り出して、ゲイ・ボルクをバンダナワドルディに持たせ、天帝の剣を自分で持つ…とはいえ長剣サイズの蛇腹剣はカービィちゃんには大分大きい。
「ぼく、スマブラって戦いのお祭りでベレトせんしぇいを何回もコピーしたことがあるんだ。でも、スマブラはお祭りだから競技じゃ、能力に制限がかかるんだ」
スマブラは戦いのお祭りだ。だからスマブラの競技では公平性が多少保たれるように、潜在能力が強すぎる者は力が制限される。カービィはコピーで必殺技1つしか使えなかったり、ピカチュウも技が4つまでなどだ。
だから、本当のベレトの力をコピーしたことが一度もないのだ。
「だから、これが本当のはじめてのせんしぇいのコピー…行くよ!!」
カービィは天帝の剣を一気に飲み込んでコピーした。
ここで1つ。ソードのコピーはファイアなどと違って、対象の人物となる場合が多い。第一形態はソード、第二形態は大剣を振るうギガントソード、第三形態はメタナイトの力を使い星の聖剣ギャラクシアを使うメタナイトソード、第四形態は夢見鳥バルフレイナイトの力を得たバルフレイソード。
そしてその上の形態は…
『カービィ!!お主は相変わらず、めんこいの!!妾のこと覚えておるか?』
「はーい!!」
天帝の剣を飲み込んだカービィは精神世界で、十代前半ほどの緑髪の美少女と遭遇した。彼女は神祖ソティス。訳あってベレト先生と共存するものすんごい人物であり、一部の年代ではマクムートと呼ばれる龍神あるいは龍人とも言えるだろう。
『妾はちょっと裏技でお主との思いでは全世界共通にしておる』
カービィはスマブラでベレト先生、或いは並行世界の美人教師のベレス先生を飲み込んでコピーする度にソティス様に出会ってたのだ。
『お主なら、出来る。行ってくるのじゃ!!』
「ぽよい!!」
そしてカービィは精神世界から現実世界に戻り、莫大な神秘を放出して、新たなソードのコピー能力に到達する。
「カービィ!?なに、その姿…」
龍神をイメージした頭飾りをつけ、緑色の神が生えたカービィ。ベレト先生をイメージした黒いマントをはためかせ、右手に天帝の剣(カービィちゃんサイズ)、左手に宝石剣を持って降臨した。
「ぽよい!!」
ソードのコピー能力 第六形態 神祖ソティスソードカービィである!!
『なん…なんなのだ!!貴様!!ありえぬ…ありえぬ…!!その神秘…龍種の最高峰なのか!?我ら魔神の記録に存在しない神秘!!』
その頃、凛ちゃん達が目指していたお寺の山門。そこでメタナイトは1人の侍とお茶を飲んでいた。
「佐々木殿。失礼」
「メタナイト卿?あのあやかしの件ですか?」
「若者2人だけに活躍させるのはアレですので」
メタナイトは瞬時に消えた。
そして
『この化物がぁぁあ!!』
魔神柱バルバトスは神祖ソティスソードカービィのスペックに怯え、地面から触手を出して攻撃する。だが、突如としてその触手が切断され、カービィとバンダナワドルディの前にメタナイトが現れた。
「ぽよぉ!」
「メタナイト卿!」
「「「一頭身が増えた!?」」」
「カービィ。宝石剣でもう1本、ゲイ・ボルクを出すんだ。短くて良い、それをバンダナワドルディに」
「ぽよ!」
カービィはメタナイトのアドバイスに従い、宝石剣で短いゲイ・ボルクを取り出してバンダナワドルディに持たせる。すると、短いゲイ・ボルクが輝き…バンダナワドルディの鎧に変化したのだ。
「よし…貴方はカービィの第三惑星での保護者達の護衛を」
「わかりました…ご武運を」
メタナイトはライダーに凛ちゃんと桜の護衛を頼む。
「ぽよ!!」
「うん!!」
「さあ、行こうか」
伝説の星の戦士カービィ、仮面の騎士メタナイト、最強スカキャラのバンダナワドルディ。プププランドが誇る、一頭身最強トリオがここに集結した。
「お願いですから、お手柔らかにお願いしますね」
物陰に隠れて言峰綺礼はそう言った。
次回、バルバトス…狩られる!!
Fate/stay night編のあと、凛ちゃん3年生編やる?全部ギャグの冬木、プププランド、ニューヨーク(マリオ)、キノコ王国をまたにかけるカニファン
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やるべきだ!
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キャストリアまだ?
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ドラッグマシーンって曲がれないのよ
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マリカーVSハイドラ